マーク金井blog

2016年11月10日超私的な提案、インパクトゾーンで手を振らない感覚を養えるドリルとは!?

昨日、関東地方は今年一番の冷え込みとなり、真冬のような寒さでした。北海道、東北エリアは結構な量の積雪となっています。昨年に比べると、降雪のタイミングも1ヶ月ほど早い感じで、秋を通り越して一気冬がやってきた感じがします。

2016-11-09-12-41-58

en-logo

寒くなるとスノボに行きたくてウズウズしていますが、今日は、富士山の麓、太平洋御殿場でVISA太平洋マスターズを取材しています。最近は一丁前に300mmの望遠レンズを装着し、選手のプレー、先週の表情、そして選手の練習風景を超私的に撮影しています。

14937479_10206213682900910_756653275896499863_n

最近のカメラはオートフォーカスの精度が非常に高いのでピントを合せに苦労することはなくなりましたが、気をつけなくてはならないのは手ぶれ。一眼レフ(ミラー機)の場合、ミラーが跳ね上がるショックでカメラが動きます。このミラーの跳ね上がりがくせもので、シャッタースピードが遅めだと手ぶれが原因で不鮮明な画像になってしまうのです。

 

さて、今回のエントリーは昨日の続きです。カメラでツアープロのスイングを撮影すると、効率良くヘッドスピードを上げて飛ばしているプロは、インパクト直後に頭がグイッと後ろに下がっています。時計の文字盤に例えると、インパクト直後は、

14947895_10206189903426438_8620617417592197227_n

頭が1時で、クラブヘッドが7時。
頭とクラブヘッドが互いに綱引きしている状態になっています。

 

我々アマチュアゴルファーも、インパクト直後に頭がグイッと後ろに下がっている方が、
ヘッドスピードを効率良く上げていけますし、ヘッドスピードが上がれば飛距離も伸びてきます。

 

では、どこをどう意識してスイングすれば、頭とクラブヘッドが互いに綱引きした感じになって、頭が後ろにグイッと下がるのか?

 

 

ポイントとなるのは下半身と体幹の使い方です。そしてインパクトゾーンでは作用と反作用を意識しながら、手をできるだけ動かさないクラブを動かすことです。

 

手をできるだけ動かさないでクラブを動かす。

 

クラブを動かすためには手を動かす必要があると思っている人が少なからずいますが、実は、作用と反作用の動きを取り入れると、手をほとんど動かさなくてもクラブを動かせるようになります。

 

そこでお勧めしたいがの、以下のドリル。やり方は簡単、アドレスしたら、そこから4つのポジションを意識して作るだけです。

まずはアドレス。

ポジション1(テークバック)では、腰(股関節)を右にズラしながら右足に体重を乗せます。この時、手はフォローの形を作って下さい。グリップエンドが飛球線後方を指し、シャフトは地面とほぼ平行になるようにします。そして、グリップは右腰よりも少し後ろに位置するように心がけて下さい。

テイクバックで右の腰に乗る

ポジション2(切り返し)では、ポジション1の姿勢の状態から腰(股関節)を左にズラします。腰(股関節)は回さないで平行移動させます。左腰の上に体重をしっかりかけていきます。このポジション2では、グリップの位置は右腰よりも少し後ろのままです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

そして左股関節に乗る

 

ポジション3(インパクト直後)では、ポジション2の姿勢の状態から、体幹(背骨)を右にグイッと傾けましょう。この体幹(背骨)を右に傾けた動作が作用、この動きの反作用で手、腕、クラブをフォローの位置までもっていくのです。体幹(背骨)を傾けると手と腕、クラブがフォロー方向に動く。この感じがつかめると手をほとんど動かさなくてもフォローの形が作れますし、インパクト直後で頭がグイッと後ろに残ってしまうのも体感できます。ポジション2~3への動きが、インパクトゾーンでのスイングの肝(キモ)になるのです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ポジション4(フィニッシュ)。ポジション3からは体を回転させていきフィニッシュへと導いていきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ダウンスイングからインパクトにかけてはコンマ5秒にも満たないですが、ポジションを確認しながらゆっくりとドリルを繰り返すと、手を振らないでクラブを動かす感覚、そしてインパクト直後に頭が残ってしまう感覚を養えます。

 

実際のスイングでも動きは同じです。ダウンスイング後半からフォローにかけて手が動き過ぎてしまうと、頭を後ろに残すことは非常に難しくなります。反対に、下半身と体幹を使ってスイングできるようになると、頭を後ろに残そうと思わなくても、勝手に頭はグイッと後ろに残るようになってくるのです~。

 

 

(▼▼)b

11月のセミナースケジュール確定しました

seminar-top

 

11月20日(日)11月26日(土)マーク金井のインパクト解析セミナー11時開始 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月20日(日)11月26日(土)シャフトセミナー 13時開始時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

11月27日
(日)
オンプレーンセミナー11時開始〜時間は一時間半 /料金3000円/ 募集人数:6名
スイングプレーンをどうやってオンプレーンにするか?マーク金井があなたの疑問に答えます。(一回目なのでどんな内容になるかやってみるまでわからない(汗)
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月27日
(日)
リピーターセミナー13時開始〜時間は一時間半 /料金3000円/ 募集人数:6名

アナライズのセミナーは一度しか受けれませんが、疑問がある場合このセミナーを受けてマーク金井に相談して下さい。
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

12月4日
(日)
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから

コメントは受け付けていません。