マーク金井blog

2017年04月23日超私的な試打インプレ、オノフ「FAIRWAY ARMS KURO」 3W

今週の国内男子ツアー「パナソニックオープン選手権」は、千葉カントリー梅郷コースで開催されています。千葉県のコースですが、限りなく埼玉県に近い場所にあって、千葉県人よりおも埼玉県人の方がアクセスが良く、石川遼プロの自宅からもっとも近いゴルフ場です。

 

埼玉県人のマーク金井は金曜日に現地取材してきましたが、今回はギャラリーサービスとして、選手との撮影エリアが設けられています。加えて、16番パー3のグリーン後方には特設スタンドが設置。グリーンのすぐ後ろにスタンドがあるため、手が届くような距離で選手のプレーを観ることができます。加えて、放送ブースもあってアナウンサーの薬師寺さん、タケ小山プロが選手のプレー振りを大いにあおってくれています。

さて、金曜日はパナソニックオープン選手権観戦の前に、兄弟コースである千葉カントリー川間コースでプレーしてきました。ゴルフ業界の阪神ファンの集まりである芝虎会のコンペです。クラブセッティングは、、、

 

ドライバー
キャロウェイ GBBエピックスター9.5度(ツアーAD TP5s
グローブライド オノフKURO10度アッタスパンチ5s
FW
グローブライド オノフFAIRWAY ARMS KURO(アッタスパンチ5s
UT
アナライズ マジックマリガンUT 18度 21度 24度(UT70
アイアン
ピン G25 7~PW(フジクラMCI80
ウエッジ
アナライズ MMウエッジ(50度、58度)
パター
ピン シグマG(TYNE)

 

オノフのドライバーと3W、そしてピンのシグマGは、ホットリスト2017の試打ですごく気に入ったので手に入れました。オノフKUROアッタスパンチを組み合わせたのは、片山晋呉プロと同じセッティングです。ホットリストでは純正シャフトでの試打だったので、この千葉カンで打つのが初めてです。そこで今回は、オノフFAIRWAY ARMS KUROの超私的な試打インプレをエントリーします。

 

アッタスパンチにリシャフトする前に、ヘッド計測してみると、、、

ヘッド重量  約206g
重心距離   33.5mm
重心高さ   19mm
重心深度   35mm
フェース厚  36mm
有効打点距離 17mm

 

今回のオノフKUROは片山晋呉プロが前面的にプロデュースしてますが、中でもFAIRWAY ARMS KUROは、「ボクのこれまでのゴルフ人生のなかで、最高の飛びを実感したモデル。こんなに良いスプーンに巡り会ったことはないと断言できますね」と。実際、昨年の日本オープンではドライバーを抜いて、この3Wでティショットを打ってましたし、マイナビチャンピオンシップで優勝した時も、この3Wでティショットを打つシーンが多かったです。片山プロとの共著「SHINGO IZM」の表紙も、この3Wが使われてます。

このオノフFAIRWAY ARMS KUROはボディがチタンで、ソールがタングステン合金が採用されてます。比重が大きくことなる異素材を組み合わせることで、低重心でありながらも深めの重心深度になっています。ホットリスト2017の試打でも飛び性能は図抜けて高かったです。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

ティショットで8回使いましたが、まさにぶっ飛びスプーンです。フェアウェイウッドなのにドライバーと同じぐらいフェースの弾き感が強く、かつ低スピン弾道がオートマチックに打てます。ティアップして打つと、

 

スピン量は2400~2700回転。飛んでる球だけ観ているとドライバーの弾道とまったく同じです。ブッシュネルで飛んだ距離を計測してみたら、平均で250ヤードを超えてます。ドライバーとの飛距離差は10ヤードぐらいかも知れません。

 

ここまで飛ぶと安定感に欠けそうな感じがしますが、実際はコントロール性能が非常に高いです。個人差はあると思いますが、オノフFAIRWAY ARMS KUROアッタスパンチの相性がすこぶる良くて、インパクトの再現性が非常に高いのです。アッタスパンチは手元のしなり感が適度にあり、これがタイミングの取りやすさにつながっています。

 

球筋的には極めてニュートラル。3wにしてはやや重心距離が長めなので直進性が高い弾道が打ちやすくなってますし、それでいて、ドロー、フェードの打ち分けもしやすい。
やさしさを求めつつも、操作性も高めです。もっともこれは当たり前なことで、3Wよりもドライバーの方がヘッドが小ぶりだからです。

 

そして、ここからは超私的な印象ですが、この3Wはヘッド形状が少しユニークです。
クラウンのトウ側が少し下がっているために、実際のライ角よりも、構えるとライ角がややフラットに見えます。このためアドレスした時には引っかかりづらいイメージを与えつつも、実際は右にスッポ抜けづらい。低重心に作ると球が捕まりづらくなる(球が滑りやすくなる)のですが、このオノフFAIRWAY ARMS KUROは、ライ角をややアップライトにすることで、そのミスが出づらくしているのです。

 

 

狭いフェアウェイを狙い打ちしつつ、しっかりと飛距離も稼ぎたい。オノフFAIRWAY ARMS KUROは、こんなワガママな要求に見事に応えてくれる3Wです~。

 

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