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2018年03月18日超私的な考察 真面目に練習場に通ってもスコアアップしない理由とは!?

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一昨日の金曜日、2週間ぶりに早朝スノボに行ってきました。シーズン中は週2ペースで滑っているので久しぶりという感じでした。雪なのか雨なのかよく分らない天気だったこともあり、30分滑っては40分休憩というまったりしたペースで滑走。スキー場にも関わらず、休憩時間はずっとゴルフ談義してました(笑)。

 

 

昨日土曜日は、快晴。ガーラ湯沢もいいお天気みたいでしたし、アナライズがある神田も快晴。絶好のスノボ日和り、絶好のゴルフ日和の中、神田のスタジオではアナライズセミナーを実施しました。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、1時間の休憩を挟んだ後半は「シャフトセミナー、アイアン編」。おかげさまでどちらも満員御礼です。

 

セミナーの受講料は3000円。都心の練習場でがっつりボールを打った時とほぼ同じぐらいだと思います。セミナー中、受講者がボールを打つ数は10球ほどなことを考えると、1球あたりの単価は練習場の方が断然安いです。ボールを打つことが練習だと思っている人にとっては、アナライズセミナーは相当割高で、練習場よりもコスパがかなり悪いことになります。

 

 では、真面目に練習場に通ってボールを打つと本当に上手くなれるのか?

 

マーク金井は冬の間、頻繁にスノボに行きますがフリーで滑ることは皆無です。ガーラ湯沢で滑る時も、北海道で滑る時もスノボのコーチに教わりながら滑ります。教わらないで滑ると変な癖が付くリスクがあるのと、コーチと一緒に滑って方が怪我やリスク回避につながるからです。

 

ゴルフもしかりです。

 

練習場に頻繁に通ってボールを打つと、ボールを打つ事に慣れてきます。しかし、スノボがそうであるように、ゴルフの場合も未熟な人の場合、教わらないでボールを打つと我流になるリスクが高まります。教わりながらボールを打てば、練習場に通うほどに上達できますが、そうでなければ練習場にしょっちゅう行っても右肩上がりで上達できるとは限らないのです。

 

 

それだけではありません。実は、練習場に頻繁に通っているゴルファーには、もうひとつ落とし穴が待ち受けているのです。

それは、、、、

 

 ナイスショットの呪縛です!!!!

 

 

コースと違って練習場は何発でも続けて打ちます。コースでプレーする時のように歩いては打つということはしません。打ってボールがネットに当たったり、着地したら、すぐに次のボールを打てます。打ち放題ならば、打っては次のボール、打っては次のボールを打つ人もめずらしくありません。そして、練習場でボールを打っている人の大半は、ナイスショットの数を増やそうとしがち。ナイスショットがたくさん出れば「調子が良く」、ナイスショットの数が少ない時は「調子が悪い」という判断を下してます。

 

 練習場ではナイスショットを打つことが練習の目的になりがちなのです。そして、ナイスショットを打った時というのは「気持が良い」わけですから、練習場では、無意識の内にナイスショットの「気持ち良さ」を増やしたくなるのです。

 

その結果、コースに出た時も、練習場と同じく「ナイスショットを打ちたい」「ナイスショットを打って気持ち良くなりたい」という風になり、、、、

 

ナイスショット=良いスコア

 

という図式が、無意識の内に脳内プログラミングされてしまうのです。

 

ナイスショットを打てば、もちろんいいスコアを出す上でアドバンテージになります。しかしながら、コースでは「ナイスショット=良いスコア」になるとは限りません。ドライバーが今日イチの当たりでフェアウェイキープしても、セカンドを引っかけてグリーンを外せばボギーやダボが簡単に出てしまうからです。

 

ゴルフはミスのゲームです。

 

 

プロでもスタートホールから最終ホールまでナイスショットを打ち続けることはめったにできません。プロや上級者が良いスコアを出せるのは、ナイスショットが多いからではなく、いいスコアが出やすいミスショットを打っている回数が多いからなんです。

 

 

ナイスショットは打つと気持ちいいですが、ゴルフでいいスコアを出す極意は気持ち良さを求めるのではなく、スコアに響かない(悪いスコアにならない)、レベルの高いミスショットの数を増やすことなんです。超私的なことを言わせてもらうと、ミスショットでいいスコアを出すコツが分ってくれば、いいスコアが出るミスショットを打つ練習をすれば、9割以上のアマチュアゴルファーは、練習すればするほど右肩上がりでスコアが良くなってくるのです。

 

 ゴルフは確率のゲームです。

 

練習場を本当に上手く活用するには、ナイスショットを増やすことよりも、良いスコアを出せるミスショットを打てるようになること。ナイスショットよりもミスショットにこだわって練習できるようにならば、ゴルファーの努力は必ず報われるのです~。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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