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2018年06月17日超私的な考察 難易度が高いコースと難易度が低いコース、アマチュアはどちらでプレーした方がゴルフが上手くなるのか!?

マーク金井も大忙しです。

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来週月曜日に21時から話題はもちろん全米オープンでしょ!!!


今週はゴルフは全米オープンが開催され、サッカーはワールドカップがいよいよ始まりました。金曜日、土曜日と5時間近くテレビを見続けています。ウトウトしながらも、クリスチャーノ・ロナウドのハットトリック、イランの粘り勝ち、タイガーマキロイスピースの予選落ち、そして、そして2日目を終えてトップに立っているダスティン・ジョンソン(DJ)の快進撃、、、、。

ほとんどの選手が難コース「シネコックヒルズ」に手を焼いているのにもかかわらず、DJは予選ラウンドを終えて4アンダーで首位。予選通過スコアが8オーバー、最下位選手のスコアが27オーバー。2日間通して、もっとも悪いスコアは92でした。厳しい予選を勝ち抜いて出場した選手が90以上叩くことを考えると、想像もつかないほど難しいセッティングであることが窺い知れます。

世界の一流どころがスコアメイクに四苦八苦しているのを見た直後、このブログがアップされる前に「千葉市民ゴルフ場」で早朝プレーしてきました。千葉市民は神田からも近く、いつの時間帯でもサクッと9ホールプレーできます。加えて、9ホールだけのコースということもあって、週末でも予約が比較的取りやすいからです。

 

 

千葉市民のコース難易度はシネコックヒルズの真逆です。スキー場に例えるならば、初心者ゲレンデのようなコース。アップダウンがまったくなくて、OBゾーンはコースの外周だけ。もちろん、深いラフもありませんし、花道も広く設定されています。隣のホールに曲がっても2打目でグリーンを狙うことができます。もちろん、随所にバンカーや池も配されていますが、ハザードを避ける攻略ルートがちゃんとありますし、ナイスショットを打たなくてもパープレーできるレイアウトになっています。

 

 

では、シネッコックヒルズとまではいかないけれど、難易度が高いコースと難易度が低いコースとでは、どちらでプレーした方がアマチュアは上達できるのか?

 

賛否両論あると思いますが、超私的なことを言わせてもらうと、多くのアマチュアは難易度が低いコースでプレーした方が上達が早いと思います。難易度が高いコースに行くのは、難易度が低いコースでいいスコアを出した後の方がいい思います。

 

 

難易度が低いコースの特徴は、、、

 視覚的ななハザードが少ない
 フェアウェイ、花道が広くミスに対する許容範囲が広い
 難易度が高いショットに遭遇する機会が少ない
 結果オーライが出やすい
 いいスコアが出やすい

対して、難易度が高いコースの特徴は、、、、

 視覚的なハザードが多い
 フェアウェイが狭い、花道が狭くミスに対する許容範囲が狭い
 難易度が高いショットに遭遇する機会が多い
 結果オーライが出づらい
 いいスコアが出づらい

100を切れない人、90を切れない人ならば、迷わずやさしいコースに出て100を切り、90を切って下さい。ゴルフは自然との闘いと言われてますが、実際は自分との闘い、数字(スコア)との闘いです。ゴルファーは今まで出したことないスコアが出そうになると、自分で自分にプレッシャーをかけて自滅するパターンが実に多いのです。この自滅パターンを抜け出さないことにはレベルアップは図れませんが、難易度が低いコースならばこの自滅パターンを回避しやすいからです。

 

加えて、やさしいコースは視覚的なプレッシャーが減ります。ゴルフにはミスショットがつきものですが、やさしい場所からミスをするのと、難しい場所からミスをするのとでは大違い。やさしいコースに出れば、やさしい場所からのミスをどれぐらいしているのかが、可視化できます。ゴルフはミスのゲームですが、やさしい場所からミスする回数を減らすことが、実は、スコアメイクの近道なんです。

 

例えば、180ヤードのパー3と100ヤードのパー3があったとしましょう。どちらもグリーンを外したらミスショットとなりますが、180ヤードを外すのと100ヤードを外すのとではショットクオリティは大違い。100ヤードがちゃんと乗らない人が、難易度の高いコースに出るというのは、スキーに例えるならば初心者が上級者コースに行って転びまくって痛い目に合うのと同じです。

 

 

ハーフ50を切れない人ならば、やさしいコースでハーフ45切りを目指して下さい。シングルになりたい人ならば、やさしいコースでパープレーを目指して下さい。やさしいコースならば、途中まではいいスコアが出ます。そして、いいスコアが続くと上がり3ホールぐらいから息苦しくなってくることも体感できます。

 

 

プレー中、いいスコアが続いた時の息苦しさを経験し、この息苦しさを乗り越えることこそが真のスコアアップ(レベルアップ)につながるのです。もちろん時には難しいコースで痛い目にあう経験もありです。コースに年間12回プレーするならば、9回はやさしいコース、3回は難しいコースという配分がちょうどいいでしょう~。

 

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