マーク金井blog

2018年11月15日超私的な考察 スコアアップに本当に必要なことは狙った場所にボールを「止める」ことにある。

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マーク金井 打たずにいられない 最新動画が配信されました


毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフの発売日。加えて、GDOの試打インプレッションの更新日。今週はヤマハの新作ドライバー、インプレスUD+2ドライバーです。UD+2はアイアンで人気を博したクラブですが、ドライバーもオリジナリティがあり、フェースプログレッションを小さくすることと、重心アングルを大きくすることで大型ヘッドでも捕まりの良さを実現してます。

 

 

アドレスするとグースネックな感じがしますが、これがスライサーへのお助け要素になっており、ドローが打ちやすくなっています。フッカーには捕まり過ぎる怖さがあるものの、右へのミスをクラブで軽減できるように仕上がっています。

 

 

さて、週刊ゴルフダイジェストで真っ先に読んでいるのが連載で、ひとつは注目クラブを丸はだかにする「ギアログ」。ここではクラブの計測データが出ているので、物理的にどんな性能かを知ることができます。もうひとつは、かわざき健さんが原作を書いているゴルフ漫画、「オーイ! とんぼ」。プロゴルファーを目指していたかわさきさんならでのストーリーは、ゴルフの奥深さ、そしてゴルフで本当に必要なスキル(技術)についてこれでもかってぐらい具体的に表現されています。

 

現在、日本女子アマチュア選手権が舞台になっていますが、今週の名言は、、、

 

 ゴルフは、どこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
 どこに球を止めるかというゲームだ。

週刊ゴルフダイジェスト11月27日 オーイ、とんぼ!より引用)

 

 

前回のブログも書きましたが、パターにおいてはカップの向こう側1mにボールを止める距離感で打つ。これがパット数を減らすこと、1パットを増やす確率を上げることにつながります。

 

 

では、パット以外ではボールをどこに止めればいいのか?

 

 

ゴルフの腕前によっても変りますが、パープレー(ハーフ36)を目指すのに必要なことを上げると、、、

 

 

 ・ティショットにおいては最低飛距離をクリアしつつフェアウェイにボールを止める
 ・グリーンを狙うショットにおいてはグリーン中央にボールを止める
 ・グリーンを狙えない場合は、フェアウェイで次打が打ちやすい場所にボールを止める

 

 

これを心底を思ってプレーできるかどうかで、スコアは大きく変ってきます。しかしながらアマチュアゴルファー、特に100を切れない、90を切れないゴルファーのプレーを見ていると、ボールを止めることよりもボールを飛ばすことを意識している人の方が圧倒的に多いです。

 

 

・例えば、ティショットが飛び過ぎてラフまで到達する
・例えば、グリーンを狙うショットでボール飛び過ぎてグリーンを外す
・例えば、アプローチでトップしてグリーンオーバー
・例えば、林からフェアウェイにレイアップする時にラフまで飛ばしてしまう

 

 

スコアメイクが上手くいかない人に共通しているのは、ボールをどこに止めるかよりも、

 

 

 ・ナイスショットを打ちたい(気持ち良いショットを打ちたい)
 ・芯を喰った当たりを打ちたい
 ・狙った距離よりもボールが飛びすぎてもミスショットだと思わない

 

ボールを飛ばすことに喜びを感じている人が圧倒的に多いような気がします。ボールを止めることが大事なのはなんとなく分っていても、いざショットを打とうする時は、ボールを飛ばす(それも気持ちよく打って)ことが優先順位の一番になっているような気がします。

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

ゴルフはどこに球を飛ばすかというゲームじゃない。
どこに球を止めるかというゲームだ。

 

 

これを遵守してプレーするにはナイスショットに対する概念をガラリと変えることが求められます。加えて、クラブの選び方もガラッと変ってくるでしょう。マーク金井はミスに強くてやさしいウエッジ、mmウエッジを作る上で一番こだわったのは、多少ダフっても、多少ミスショットしても同じ場所にボールが止まる。ミスがミスにならないということの本当の意味は、上手く打てた時でも、あまり上手く打てなかった時でも同じ場所にボールを止めやすいということなんです~。

 

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カテゴリー コースマネジメント、ラウンドにて思う, 超私的な考察

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