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2021年01月13日超私的な考察  スイングが良いのにミスが出やすいゴルファーの共通点とは!?

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日曜日は神田のスタジオアナライズセミナーを実施しました。3密を避け、なおかつ消毒、検温をしっかり行った上、第一部は「懐(ふところ)セミナー」、1時間の休憩を挟んだ第二部では打ち損じを解消するための「当て感セミナー」を開催。

 

 

 

当て感というのはボクシングや格闘技で使われる用語ですが、ゴルフではボールを上く捕らえる感覚、インパクトの精度の善し悪しを総じて「当て感」と言ってます。例えば、

 

 

 

スイングがいい感じに見えるのに芯で捕らえるのが下手な人は当て感がない(悪い)。 

スイングは良く見えないのに芯で捕らえるのが上手は人は当て感がある(良い)。

 

 

 また、練習場ではいい感じで打てるのにコースに出るとミスを連発する人も「当て感がない」、と言えるでしょう。

 

 

 

さて、この当て感。

 

 

 

 

手先で小器用にボールを打つのが上手いという意味ではなく、狙った場所(ボールがある場所)にヘッドを上手く戻せる人が「当て感がある」ということです。そして、ゴルフの場合は、野球やテニスと違って、当て感というのがかなり求められる競技です。

 

 

 

 何故かと言うと、ゴルフクラブはアドレスとインパクトで形が変わるからです。

 

 

 

ゴルフクラブはシャフトの軸線上に重心がありません。偏重心になっています。加えて、シャフトはしなります。このため、クラブを振った時、インパクトではシャフトは横方向だけでなく、縦方向にもしなります。結果、構えた位置にグリップを戻しても、構えた位置にヘッドは戻ってきません。スイングロボットのように構えた位置にグリップが戻るスイングをしたとしても、ヘッドは構えた位置に戻らないのです。

 

 

 

シャフトがしなることによって、ゴルファーはクラブ(シャフト)が変形した状態でインパクトを迎えます。それも、シャフトの硬さ、長さ、しなり、ヘッドスピード、そしてスイングの仕方によってもクラブ(シャフト)の変形の度合いは変わります。意識するしないに関わらず、ゴルファーはこのクラブ(シャフト)の変形を考慮してボールを捕らえているわけですから、意識するしないに関わらず「当て感」がないと、芯で捕らえることが非常に難しくなるのです。

 

 

 

 では、どうすれば「当て感」を磨くことができるのか?

 

 

 

スイング中、シャフトの挙動を目で確認することは、、、、まずできません。シャフトを見ながらスイングするのは困難ですし、インパクトゾーンでクラブ(シャフト)が動く速度は時速100キロを軽く上回るからです。

 

 

 

では、どこでシャフトの挙動を感じているのかというと、、、、

 

 

 

右打ちゴルファーの場合は右手ではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

スイング中にシャフトの変形を右手で感じ、右手で感じたことにたいして体の各部が対応し、クラブヘッドの軌道を作っているような気がしています。右手のセンサーが「このクラブ(シャフト)はこういう風に振れば、ヘッドは狙った場所(構えた位置)戻る」と感じ、それに対して体の各部が対応していると思います。

 

 

 

もちろん、ゴルファーによっては右手だけでなく左手がセンサーになっている場合もあるかと思いますが、いずれにしてもゴルファーとクラブをつなぐ唯一の接点は手だけ。手から伝わる情報をよりどころにして、ゴルファーはクラブ(シャフト)の変形を鑑みてスイングし、ボールを上手く捕らえようとしていると思います。

 

 

 

当て感を磨くために必要なことはボールをじっくり見るとか、頭を動かさないことよりも、、、、大事なことは手のセンサーの精度を高めること。右打ちならば、右手のセンサーの精度を上げることが、当て感を磨くことにつながるのです。

 

 

 

野球と違ってゴルフの場合、多くの人が利き手ではない方しかグローブをしません。右打ちの場合、左手はグローブをしますが、右手にグローブをする人は非常に少ないです。寒さが厳しくなっても右手を素手にしておくのは、素手にしておきたいと思うのは、右手のセンサーが鈍るのが嫌だからではないかと超私的に思っています。

 

 

 

ちなみにヘッドスピードを上げて飛ばすのが目的だけならば、ゴルフの場合も野球と同じく両手にグローブをした方が有利です。ゴルフグローブを作っている大手国内メーカーが実験してみたら、実際、両手グローブの時の方が飛距離が出たそうです。

 

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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