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2021年04月19日超私的な考察  アマチュアゴルファーが練習してもスイングが良くならない本当の理由とは!?

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コロナ禍がいまだ収束する気配がありませんが、ゴルフは三密にならないということもあって活況です。マスターズ松山英樹選手が優勝したことも拍車をかけ、週末ともなればゴルフ練習場は多くのゴルファーで賑わっています。

 

 

 

練習場でボールを打っているアマチュアゴルファーを観察すると、どの人も例外なく真面目に練習しています。わざとミスショットを打つ人はまず見たことがなく、ナイスショットを打つことを目的に練習されています。別言すれば、良いスイングをして、ナイスショットを打つことが練習の目的(ゴール)になっている人ばかりです。

 

 

しかしながら現実はどうでしょう。ナイスショットを打ってはいるけれど「ナイスショット=良いスイング」になっているとは限りません。「良いスイングでナイスショット」を打つ人よりも「悪いスイングでナイスショット」を打っている人の方が多いような気がします。逆に言うと「良いスイングでミスショット」を打っている人は非常に少ないです。

 

 

 

その結果、多くのアマチュアゴルファーは

 

 

 

 ナイスショット=良いスイング
 ミスショット=悪いスイング

 

 

 

 

という風になり、ボールをたくさん打ってナイスショットを増やせば、スイングも良くなっていると脳は認識します。そして、ミスショットをした時は悪いスイングをしたとも認識します。

 

 

 

察しのいい人はもうお分かりだと思います。ナイスショットを打とうとすることが目的になれば、スイングの善し悪しよりもナイスショットを打つことが目的になり、その結果、

 

 

 

癖が身体に染み込みます。例えば、アウトサイドインで球を捕まえることを覚えれば、アウトサイドインに振ることが心地よくなり、アーリーリリースでナイスショットを打ててしまうと、アーリーリリースの癖が身体に染み込みます。

 

 

 

 ナイスショットを打つと気分が良くなりますが、好ましくないフォームでナイスショットを打つと、好ましくないフォームを固める事につながるのです。

 

 

 

良いスイングをしたからスコアが良くなるほどゴルフは単純ではありませんが、悪いスイングをしてナイスショットを打つをしてしまうと、良いスイングから遠ざかることはあっても近づくことはできません。また、身体に染みついた癖を抜くこはかなりの時間を要することになります。

 

 

 

松山選手の真似をして練習時間を増やすアマチュアゴルファーが増えてくるかと思いますが、ゴルフスイングを正しく理解していないアマチュアゴルファーたくさんボールを打つことは、かなりの危険を伴います。誤解を恐れずに言えば、スイングの善し悪しをジャッジしないでボールを打つことは、下手を固めることになりかねないのです。

 

 

 

ゴルフ上達には練習は必要不可欠ですが、ボールをたくさん打つことは練習になるとは限りません。自分がどんなスイングしているのか客観的にチェックしないでボールを打つことは、下手を固める、好ましくない癖をつけるための練習になっている可能性が非常に大きいのです。

 

 

 

ゴルフスイングは自分のイメージと実際の動きにギャップが大きく生じと言われてますが、本当にその通りです。その証拠と言っては何ですが、練習場で一生懸命、真面目にボールを沢山打っているアマチュアゴルファーのスイングを観察してみて下さい。プロのような理に叶ったフォームで打っている人はそれほど多くいません。

 

 

 

多くのアマチュアゴルファーは、自分のイメージとは似ても似つかぬ「個性的なフォーム」をしているはずです。

 

 

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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