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2022年04月06日超私的な考察  カーボンフェースのドライバーはこれからの主流になるのか!?

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地味ですが大切なことだと思います↑


毎週火曜日は週刊ゴルフダイジェストの発売日。今週開幕ということもあってマスターズ絡みの記事が多いですが、マーク金井が目に止まったのはこのコラム記事です。

 

 

 ゼロからイチへ大きな一歩
 日本ゴルフ初物語第83回
 1992年1月1日(ゴルフ規則改正)
 カーボンフェースが各社から続々登場

 

 

1992年と言えば今からちょうど30年前。ドライバーのヘッドはパーシモンからメタルに変わりつつある時期で、チタンドライバーはほとんど普及していません。メタルドライバーが全盛の頃に、マルマン、ダイワ精工(現オノフ)をはじめ、国内メーカー各社が、ドライバーやアイアンにカーボンフェースを登場させていたのです。

 

 

 

その後、カーボンフェースは主流とはならず、チタンドライバーの普及とともにカーボンフェースはフェードアウト。1990年代後半からはセイコーのSヤードT301、キャロウェイのグレートビッグバーサ、ダンロップのゼクシオなどのフルチタンドライバーが市場を席巻していきました。

 

 

 

 

ここ数年はカーボン素材をクラウンやソールに配したモデルが主流になりつつありますが、フェースに関してはカーボンを採用しているのはテーラーメイドだけです。ステルスシリーズのドライバーはすべてカーボンフェースを採用し、発売されるや売上げを大幅に伸ばしています。

 

 

 

 

さて、このカーボンフェース。

 

 

 

30年ぶりの復活となったわけですが(正確には2013年にグローレリザーブでカーボンフェースを採用)、果たして、カーボンフェースを追従するメーカーは出てくるのでしょうか?

 

 

 

 

超私的にはカーボンのノウハウを持っているヨネックスプロギアあたりからの登場を期待したいのですが、今年は恐らく様子見な感じがします。テーラーメイドのステルスが現時点では売れているとはいえ、ゴルファーが本当にカーボンフェースを受け入れているかどうかを見極めるにはある程度の時間が必要だからです。

 

 

 

これまでのゴルフクラブの歴史を振り返ると、ヘッドやフェースの素材を変えるというのはイノベーションを感じさせ、ゴルファーの注目を浴びます。カーボンフェースというのはまったく新しい素材ではありませんが、昔のカーボンフェースと今のカーボンフェースはかなり違います。打感も違和感がなくなってますし、ルール上限のフェースの反発もあります。

 

 

 

カーボンのデメリットをしいて上げるならば耐久性。金属(チタンフェース)に比べるとカーボンフェースは砂粒等が当たると衝撃で傷がつきやすい。この点だけが気がかりなので、テーラーメイド以外のメーカーは様子を見るのではないかと思います。

 

 

 

 

テーラーメイドはカーボンフェースはチタンに変わる新世代のフェースであるとアピールしています。フェース重量をチタンよりも軽くできることはチタンにはないメリットで、これにより設計の自由度が大幅に増してきます。

 

 

 

カーボンフェースが新たなドライバーのスタンダードになるかどうかは未知数ですが、超私的にはカーボンフェースだけでなく、キャロウェイのC4以来のフルカーボンのドライバーの登場を大いに期待したいですし、使ってみたいです。

 

 

 

 

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