マーク金井blog

2013年11月17日ひざ立ち打ちはゴルフ上達の究極練習法!!!!

昨日のエントリーでひざ立ち打ちについて書きました。これはマーク金井の専売特許な練習法ではありません。雑巾王子こと武市悦宏プロはホリエモンにこのドリルを教えていますし、アルバの連載では宮里藍プロの父上、宮里優さんも漫画でひざ立ち打ちをレッスンしています。ちなみに、マーク金井は今からさかのぼること40年前、高校生の頃に指導を受けていたプロにひざ立ち打ちを教わりました。これができれば一人前だと言われたのを今でもハッキリと覚えています。

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しかし、しかし高校生の頃はこれがまったくできませんでした。何度打っても手前をダフります。空振りもしょっちゅう。ちゃんと打とうと心がければ心がけるほどダフりました。当時は、ビデオやスマホなんて便利なモノがありません。自分がどんなスイングになっているか分からないし、指導を受けていたプロもほとんどアドバイスをくれません。レッスン中に手前をダフると‥‥

すくい打つからダフるんだ。
もっと打ち込め!!!!

言われたのはこれだけでした(笑)。ヒザ立ち打ちで上手く打つには、とにかく打ち込むことだと教わりました。ヒザ立ちが打ちがちゃんと打てるようになったのは、大学生に入ってからのことです。

さて、このヒザ立ち打ち。

偶然ですが、武市プロも宮里パパも「最大のコツは思い切りリストターンすること」だとレッスンしています。YouTubeで武市プロがホリエモンをレッスンしている時も、「もっとリストターンを積極的に」とアドバイスしていました。確かに、リストターンを意識するとインパクトゾーンで「右手が左手の上に位置」します。これでシャフトが寝なくなって、ヒザ立ちでも上手くボールを捕らえることができます。

では、マーク金井はどこを意識しながらヒザ立ち打ちしているのか?

意識しているのは、クラブの振り出す方向と左手と右手の運動方向です。ダウンスイングが始まったら、クラブを体の前に振り出すことを意識します。クラブが背中側に位置する時間が長いほどシャフトが寝やすくなります。クラブを体の正面側に振り出すと、右手が左手の上に位置し,シャフトが寝づらくなります。

もうひとつのポイントは右手と左手の運動方向。左手は体に引きつけるように使い、右手はボールの方向に振り出していく。動きがピンとこない人はクルマのハンドルさばきをイメージするのもいいでしょう。

9時15分の位置でハンドルを握ったら、その状態でハンドルを左に切る動きをイメージして下さい。ハンドルを上手く左に切るためには、左手は下に(体に近づけ)、右手は上に(体から遠ざけ)るようします。左手は引きつけ、右手は押し出すはずです。ゴルフスイングも同じ。左手は体に引きつけ、右手はボールの方向に振り出す。この動きがちゃんとできると、ダウンスイングでシャフトは寝ません。プレーンに沿って下ろせるので、ヒザ立ちでも上手くボールと捕らえることができます。

左右の手の使い方については、こんな風に両手を離して素振りをするのもお勧め。両手を離すと、両手の位置関係をつかめますし、左右の手の運動方向も直感的に分かってきます。マーク金井はゴルフの竪琴を使って練習してますが、これはヒザ立ち打ちをマスターするのに役立つ練習器具。アンダー星人の人もこれで練習すると、プレーンに沿ってクラブを正しく下ろす感覚を養うことができます。

昨日、VISA太平洋マスターズをテレビ観戦してたら、優勝争いしている石川遼君もドライバーは46インチにしているとのこと。遼クンも46インチの長尺で飛距離アップを狙っています。彼のパワーで米ツアーで戦うには、クラブで飛距離アップを狙うのはクレバーな選択です。ゴルフは道具の依存度が非常に高い競技です。道具を味方に付ければ欧米人のパワーに対抗できます。

そして道具(クラブ)を生かすも殺すもスイングです。長尺ドライバーを魔法の杖にしたいと本気で思っているならば、とにもかくにもヒザ立ち打ちをマスターすることが必要不可欠です。

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法

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