マーク金井blog

2014年01月06日グリーンも凍る真冬のゴルフを10倍楽しめるクラブ選び!!

前回のエントリーでは真冬のゴルフの楽しみ方について書きました。冬はグリーンが凍っているから面白くない。地面が凍っているからティが刺さらない。
寒さでボールが飛ばないし、寒くて厚着してて体が思うよう動かせない‥‥

等々、冬のデメリットを数え上げたがるゴルファーが少なからずいますが、冬には冬ならではのメリットもあります。地面が凍っているとダフり気味に打ってもダフりません。距離がちゃんと出ます。地面が凍っているとランもたくさんでますし、手前からゴロゴロ転がって結果オーライも出やすくなります。冬は70台のスコアを出すのは難しいですが、ボギーペースで回るのが目標の人には、ベストスコアを出しやすい時期なんです(具体的な方法は1月4日のブログ参照して下さい)

さて、この真冬のゴルフ。

夏場と違って、ひとつだけやっかいなのがグリーン上でのパッティングです。

凍ったグリーンや霜が降りたグリーンは表面がかなり凸凹しています。このため、夏場に比べると転がりが悪くなります。夏場のグリーンが綺麗に舗装された道路だとすえば、冬場のグリーンは砂利道のような感じです。このため1メートルぐらいのパットでも油断できません。上手く打ってもボールがスムーズに転がらないために、カップインしないことが少なからずあるからです。

では、どんなパターを使えば凸凹グリーンに対応できるのか?

凸凹したグリーンで一番相性が良いのロフトが多めのパターです。どんな形状でも構いません、ロフトが5度以上のパターが真冬のゴルフに最適なパターです。ロフトが多ければ打ち出し直後にボールが少し浮いてくれ(キャリーが出てくれ)、打ち出し直後に地面の凸凹の影響を受けません。結果、真冬の凍ったグリーンでも直進性のいい転がりを得られます。逆に言うと、ロフトが3度以下のパターだと、真冬のグリーンには適しません。ロフトが少ないとキャリーが出ません。打ち出し直後にグリーン表面の凸凹の影響を受け、真っ直ぐ転がりづらくなるからです。しゃくるような打ち方でロフトを増やすということも可能ですが、そんなことをしたら今度は距離感が悪くなりますし、フェース面をスクエアに保つことが難しくなります。

マーク金井はロフトが7度もあるナチュラルパターを設計しましたが、これはハンドファーストに打ってもロフトが減り過ぎないように工夫されてあります。そして、ロフトが多めの設定なのでキャリーが少し出ます。打ち出し直後にボールが少しだけ浮くので、真冬のグリーンでもスムーズな転がりを得られます。

pt00001-300x300

次にアプローチですが、真冬のゴルフは転がしが上手くなることがスコアメイクの早道。7番とか9番アイアンで転がすのが苦手ならば、ソールが幅広に作られているチッパー形状のウエッジを1本追加ことをお勧めします。チッパー形状のクラブは通常のアイアンに比べるとソールが広く作られているだけでなく、クラブが短くてライ角度がアップライト。パターのように過構えられ、パター感覚で打てます。7番や9番を短くもって転がすよりもはるかに簡単です。具体的なモデルとしては、プロギアのR35とかクリーブランドのニブリックがお勧め。アナライズでもMS48(ロフト48度)がありますが、これもチッパー感覚でピッチエンドランがやさしく打てます。

wg00006-300x300

そしてオプションとしてお勧めしたいのが、ユーティリティを使ってのアプローチ。ロフト22~28度ぐらいのユーティリティを短くもったら、パターを打つような感じでランニングアプローチしてみて下さい。アイアンに比べるとユーティリティはソールが幅広で簡単。フェアウェイはもとよりラフからでもやさしく使いこなせます。もちろん距離感は練習しないと身に付きません。まずは練習グリーンのラフからユーティリティで打って転がしてみて下さい。慣れてくれば、距離感も出てきます。

アプローチ同様、ロングショットもしかり。冬場はボールを上げるよりもランを多用した方がミスが出づらいし、距離もガッツリ稼げます。風が強く吹いても低い弾道を打った方が距離のロスを減らせますし、方向性も安定します。そういう意味では、真冬はFWよりもユーティリティクラブの方が力強い武器になります。ユーティリティはFWよりも重心が浅いので低い弾道が打ちやすく、、ランが出ます。ちなみに、マーク金井は冬場はFWを使いません。16度、19度、21.5度のユーティリティでプレーします(担いで回る時は19度のみ)。

1530357_10200518353241228_911386707_n

青木功プロの言葉ではありませんが、「ゴルフはゴロフ」が基本であり鉄則。
真冬はボールが上がりやすいクラブで低い球を打つのもいいですが、ボールが上がりづらいクラブを上手く使った方が合理的だし、確実にスコアアップできるでしょう~。

(▼▼)b

冬の高速グリーンはコレ!、パター用シャフトスタビライザーはグリップ交換より簡単に、カウンターウエイトに出来ます!! ←クリック

こちらも毎日更新しております。アナライズのストアブログ(T島ブログ)

こちらもよろしくお願いします

store_blog_header
アナライズT島ブログ写真をクリック!


カテゴリー クラブセッティング, コースマネジメント、ラウンドにて思う

コメントは受け付けていません。