テーラーメイド」カテゴリーアーカイブ

テーラーメイド グローレF2ドライバー(2016)

このインプレッションは、マーク金井有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」2016年11月5日に配信されたものです

 

先週は社員旅行で九州へ。しかし昨日PRGRのRSカップの決勝が大洗ゴルフ倶楽部であったので、エースのクラブは東京に置いておきたかった為、最近はほとんど出番のなかった初代グローレを九州に送った。久々打ってみると、おどろくほどよかった。初代グローレの魅力は何と言っても、重心位置のバランスがいいこどだろう。特に低重心ではないので、適度なスピンが入り、現場で安定的に飛ばせること。そして捕まりの良さも魅力だ。最近僕は、すっかりフェード系になったのだが、この捕まりの良さは、非常に安心感につながり、気持ちよくドローが打てる点を再評価した。

 

テーラーメイドの、アスリートラインと言える。Mシリーズや以前のRシリーズは、尖ったことをやろうとして、重心アングルが極端に少なかったり、重心深度が浅かったりと、インからあおっても左のミスが出にくいが、シャフトを軸にヘッドをスムースにターンさせにくい。M2だと、フェードになるスイングイメージで打つと、初代グローレだと軽いドローになる。

 

初代グローレがあまりによかったので、九州から戻って、つるやゴルフ神田駅前店で、グローレF2ドライバーを購入。いつもはコースで試す僕だが、流石に試合となるとそうは行かない。スタジオで2,3球打って感じをつかんでおいた。そしていきなり試合で投入したが、一番ホールからきれいなドローボールが打ててすっかり気に入ってしまった。

 

グローレF2は、Fと比較するとボールの捕まりはいい。歴代グローレも、特性には紆余曲折がある。初代グローレは、そもそもXXIOの対抗モデルとして開発されたので、ボールの捕まりがかなりいいモデル。しかし女子プロや、シニアプロ、そして、アスリート志向のアマチュアが使い始め予想外に幅広く人気が出たクラブ。XXIOを使う層にはいいが、シニアプロやアスリートが使うと、少し捕まりすぎるという声があった。その声を受けて作られたのが「グローレF」少し捕まりを抑えたグローレFだったが、もう少し捕まって欲しいという声があり、初代に近くなったのが今回のグローレF2というわけだ。

 

グローレF2の良い点は、調整機能が無い点。僕は基本性能が高いか低いか、自分にあっているかあっていないかで判断したいので、微調整が出来る調整機能は特に必要としていない。もっと言えば、カチャカチャも不要(笑)初代グローレから、調整機能が歴代無い点も好きなポイント。

 
グローレは歴代高価格帯のドライバーだが、プレミアムアスリート向けとかよくわからない呼び方をされる点が僕には気になる。僕の大好きなカメラには、高価格帯の商品を「ハイアマチュア」などと呼ぶが、よくわからないカテゴリーをつくるよりも、価格にリンクするようなネーミングをすれば良いと思う

 

ハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドとアメリカのドライバーのカテゴリーは3つにきれいに分かれているが、日本はハイエンドとミドルレンジしかなくなって、ローエンドは中古品やマークダウン品という構図となっている。テーラーメイドでもいちばん高価格帯だから、最高級品でもいい(笑)

 

さてグローレF2だが、僕的には初代グローレの正常進化系と感じた。低スピンではなく、適度にスピンが入るので、ぶっ飛び弾道はでないが、キャリーが稼げて、平均飛距離が上がるタイプ。インからあおると、左に行きやすいが、スライサーには逆に安心感がある。市販のドライバーの中でも、一、二を争うニュートラルなドライバーだと思う。

テーラーメイドM2ドライバー(2016)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ、「マーク金井の書かずにいられない」で2016年2月2日に配信されたものです

 

先週 アメリカのフロリダ州オーランドで、PGAショウ(PGAマーチャンダイズショウ)が開催された。僕も以前は精力的に参加していたが、今回は見送り。オーランドまで日本から直行便が無く、半日以上かかってしまう。飛行機が苦手の僕にはかなりハードルが高い(笑)

 

 

日本でも話題だが、PGAショウでも話題だったのが、テーラーメイドの新製品であるM2ドライバーだ。僕もすでに雑誌の取材で2回試打している。メーカー側の公式アナウンスによると、エアロバーナーのリプレースモデルとしての位置づけだそうだ。ここ数年テーラーメイドの製品ラインナップは、ヒット作があまりなかったせいか、モデルチェンジするたびに代わる印象で、名前が落ち着かない。

 

 

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特にセカンドブランドは、バーナーからロケットボール、SLDR-S、エアロバーナーそしてM2と迷走しているイメージだが、今回ようやく一本化してきた。イメージからすると捕まるロケットボールシリーズ。ヘッド形状はM1よりも投影面積が大きいが、エアロバーナーよりも小さめに見える

 

 

メルマガ読者なら知ってる人も多いだろうが、僕はM1を2本手に入れているが、2本とも、Tトラックと呼ばれるウエイトシステムはノーマルのまま。そのままの重心位置で全然OKだった、全く動かさないのだがらTトラックの必要性を感じていない。M2だが一発打ってすぐ予約注文したくなった。M2の方が、投影面積が大きい分、重心距離が長くなっていると感じた。ヘッド重量も、M1の204gに対して、M2は200g弱、46インチから46.5インチぐらいで使いたい僕にとってほぼベストのヘッド重量と。M2のほうが僕にとって魅力的だ

 

 

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ヘッドの挙動も安定していて、重心距離が長めで、深度も深くなっているのではないかと推測する。シャットフェースの僕には、重心距離が長い方が使い勝手がいい。カチャカチャが無いので、販売価格もM1よりも安いのもいいだろう。アメリカの価格はM1が499ドルに対して、M2が399ドルと高め。エアロバーナーは299ドルだったのにワンランク上の位置づけとなっている。

 

 

僕の予想では、M2の下のモデル299ドルで売れる、カチャカチャじゃないモデルM3が用意されているのでは?!勘ぐってみている。今までのテーラーのやりかただと、たぶん日本では売られないのではないだろうか?!

 

 

カチャカチャじゃないカーボンコンポジットヘッドのM3 僕にとってはとても魅力的なのだが、できれば販売してくれないだろうか・・僕はかなり期待している

テーラーメイド M1ドライバー(2015)

このインプレッションは、マーク金井の有料メルマガ「マーク金井の書かずにいられない」で2015年10月27日に書かれたものです

 

ゼクシオ9が発表となると、ほぼ同時期にテーラーメイドの新しいドライバーM1が発表された。新製品発表会とか無く、メールでの情報公開だったが、すでにM1ドライバーは、米ツアーや、プレジデントカップなどで、ジェイソン・デイや、ダスティン・ジョンソンが使って注目を浴びている。発表と同時に契約プロが殆ど使用を開始、注目を浴びているが、日本の発売は12月予定と、まだまだ先。アメリカではすでに発売されていて、T島が購入していたので、僕も負けじと購入した。499ドルと高価だが、早く打ってみたくて購入した。

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テーラーメイドだが、日本ではゼクシオ9の対抗モデルとして、グローレを発売し、最新作グローレGも売れていると聞く。日本ではプレミアム価格帯が売れているが、アメリカでは499ドルと、他メーカーと横並びの価格で販売されている。親会社であるアディダスが、売却を検討していると発表するほど、苦戦しているテーラーメイド本社にとって、期待の新作であるM1は大胆にもヘッドをカーボンコンポジットにしてきた。

テーラーメイドは積極的にカーボンコンポジットのヘッドを作っていた。グローレリザーブ、二代目グローレは大胆にカーボンコンポジットを取り入れていたことは、昔からのメルマガ読者なら覚えていると思うが、僕の危惧通り売れなかったと聞く。売れなかった原因はフェースにカーボン素材を使ったことにより、打球音に爽快感がなかったこと、そしてフェースの反発を確保するためか、超ディープフェースにすること。その2つが原因ではないかと僕は推測している

今回のM1ドライバーは、フェースがチタンで、クラウンがカーボンのツートンカラーで斬新。発想としては、大ヒットしたPRGRのDUOと同じだろう。クラウン部分がたわみ、低重心化も図れる。加えてヘッドの重量も落とせ、フリーウエイトも増やせる。フェースの上部3センチは、チタンで、カップフェース構造化に対応したのだろう。インパクトの時、フェースから15mmぐらいまで、かなり衝撃を受けるからというのもあるだろう。そのおかげもあるだろう、カーボンコンポジットのヘッドとして、僕が打った中で一番いい出来だ。

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調整機能が満載のM1だが、シンプルにクラブとしてとてもいい。重心位置を計測してみたが、非常にニュートラルで驚いた。

重心距離38mm
重心深度38mm

フェースのセンターと重心位置が合っている点がいい。僕にはフェードとドローに調整できる、横へのスライド機能は使う必要が無い。フェースセンターに重心位置があるクラブは、非常に扱いやすいので、僕の評価がグッと上がる。非常にニュートラルで、調整がほとんど必要ないM1ドライバー、非常に高く評価して僕のエースになる可能性が高い。実際打ってみると低スピンで強い球が打てた、あまりに良いのでいきなり大洗GCである試合に投入することにした。

このドライバーは、重心位置が浅くもない。ロフトアップも必要ない。ロフトのバリエーション9.5度、10.5度、12度とある。この3年テーラーメイドが打ち出してきたこと。R1では、最適ロフトで飛距離アップと言って、ロフトが一種類のヘッドを発売。その後ローフォワードCGと浅くて、低い重心のSLDRを発売。SLDRが売れないと、ロフトアップを打ち出す。何か思いつくまま訴求したが、いつのまにか何事もなかったかのように戻っている。
戻るのはいいが、ゴルフ界を引っ掻き回したことを、ゴルファーは覚えていることを忘れないほうがいいだろう

テーラーメイドSLDR-Cドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガで2015年10月6日に配信されたものです

 

先週はヤマハRMXの新製品記者発表、昨日はダンロップゼクシオ9の新製品記者発表、クラブが売れない時代だが、売れるクラブを作ろうと開発し、この時期一気に発表となる。毎年性能をあげなければ、新製品とはいえないから、小さな差も大きくアピールすることとなる。

 
僕が引っかかるのは、魅力的な製品を作ったとアピールするが、価格が魅力的ではない。ゼクシオの大ヒットは、8万円定価のクラブも売れると証明してしまった。各社同じ価格帯で勝負するので、ゴルフクラブ=高価と言うイメージはいつまで経っても払拭できないのだ。7万、8万あたりまえ・・地クラブに人気シャフトを組み合わせると十数万になることも、日本人ゴルファーの思考は、
「高い方が飛ぶ」なのか、日本のメーカーは高級クラブに一極集中している。もちろんマーケティングの結果なのだろうが、ゴルファーもいろんな人がいるはず。これからゴルフを始める若い人だって、飛ばしたいに決まっている

 

日本のメーカーは、高価なブランドしかラインナップしていない。セカンドブランドも姿を消した。たとえばダンロップはゼクシオブランド、スリクソンブランドの2つになってしまったが、以前はハイブリッドという、低価格ブランドがあった。その後スリクソン-Gというセカンドブランドを作ったが、こちらも姿を消した。

 
アメリカは、セカンドブランドだけでなく、更にリーズナブルなブランドもある。米国テーラーメイドだと、TOPブランドはR15シリーズ、セカンドブランドはエアロバーナー、そして今回紹介するのは SLDR-Cというドライバーだ

 

テーラーメイドから出るM1というドライバーの情報収集していたら、フェアウェイゴルフのWEBサイトで見つかったSLDR-Cというドライバー。もちろん日本では発売されていない。SLDRと言う名前が付いているのだが、ウエイト移動や、可変スリーブなど、一切付いていない。シンプルで割り切りったクラブづくりと円安でも2万円ぐらいで買える価格の安さに惚れて衝動買い

 
イマドキの宅配便は凄いもので、1週間もかからずアメリカから届いた。早速計測していみると、ヘッド重量が198g、重心距離40mm、重心深度36mm、重心高35mm、リアルロフト10.0度で、フェース角が-1.5度と完璧なスペックだった。このスペックだと、全く可変する必要がないから、イマドキのカチャカチャが一切なくても、何の問題もない。このドライバーを打つと、調整機能は飛距離
性能に影響ないことがよくわかる。接着ネックらしい、しっかりとした打感が魅力だ。調整機能があると、そこにウエイトが取られて、ヘッドの基本設計の自由度が減ると言うデメリットをもっと知る必要があるだろう。

 

日本のメーカーは足し算で、なんでも付ければ高く売れるが、ゴルフもゴルフクラブも減点法で作れば、無駄をそぎ落とし安価でいいものが作れるはず。アメリカのメーカーはセカンドブランドや、こういう廉価版を作るのがとても上手だ。200ドルで良いドライバーを作るという、その強い気持ちでいいものを作ってしまう。

 
ゴルファーを増やそうと本気で思うなら、マークダウン品に頼らずしっかりとしたエントリーモデルを、日本のメーカーも作って欲しいと思う。ゴルファーを増やしたいと、ゴルフ業界のテーマとなっているが、ゴルフを始める人は、決して少なくない。上手く行かずにやめてしまう離脱率が高くなっている。離脱しなくていいようなクラブや、練習器具を僕は作っていきたいと思う。

 

 

テーラーメイドグローレGドライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の有料メルマガで2015年9月8日に配信されたものです

 

先日テーラーメイドの新製品発表のラウンドイベントがあった。何の発表か、正式なアナウンスがなかったので、もしかしてアメリカですでにティザー広告を頻繁にしている『M1ドライバー』かと思ったいたが、グローレの新しいモデル『グローレGドライバー』の発表だった。グローレはもはや、テーラーメイドの主力モデルとなっている。

 

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日本限定モデルのグローレは、元々ゼクシオの対抗ブランドとして世に出たモデル。発売当初は人気が出なかったが、徐々に評価が高まり、女子プロからシニアプロまで使用して、一般アマチュアにも人気が出た。その後グローレリザーブや、2代目グローレを発売したが、ヒットした理由が掴めていなかったのか、残念ながらヒットしなかったが、おかげて今も中古市場で高価で流通しているのが初代グローレ。僕もまだ使っている名器だ。昨年の秋発売されたグローレFは久々の大ヒットとなり、初代グローレの中古の人気が収まるかと思われたが、以前続いている。

 
グローレFは、僕のエースドライバーだが、初代グローレに比べるとややアスリート志向が強くなっている。その間を埋めようとしたのが今回発売となった『グローレ?Gドライバー』だ。ゼクシオの対抗ブランドとしての原点に戻っているグローレG、

 

そもそもゼクシオは、団塊の世代をターゲットに開発された経緯がある。ゼクシオが発売されて、すでに15年経過しているが、同じようにターゲットユーザーも高年齢化している。対処年齢は65歳、OVER60と設定されて作られている、ゴルフ人口はどんどん減っていて、底辺拡大と言ってるゴルフ業界であり、クラブメーカーだが、エントリー向けのクラブよりも、あくまで現在のメインターゲットに集中している現状は残念に思う。高齢化とは言え、あくまでルールには逆らわず、高反発には手を出さないそうだ。

 

さてグローレG、見た目はインパクトがある形状。OVER60と言うだけあって、シャフトは40g台、クラブの総重量も263g(Rシャフト)と軽量。しかしこれにはギミックがある。グリップの重量が25gと一般的なグリップの約半分しかないのだ。カタログを見るだけでは、軽くて速く振れそうと思う人が多いかもしれないが、手元の重量が軽すぎると、振りづらく感じる。僕とT島のブログを読んでいただいていると、理由がわかると思うが、手元の重量を増やすとミート率があがると、ミズノが初心者向けのクラブに、カウンターウエイトを装着している。

 

今回の試打ラウンドでは、各組一人テーラーメイドの所属プロが組み合わされていたが、僕の組のプロは、一発目からすごいチーピンがでていた。グリップの軽さの影響もあるだろうと推測した。『グローレG』はボールが捕まる設計となっている。僕がスライスを打つつもりで、ちょうどストレートが打てる感じだ。

 

かなりのアンチスライスのクラブと言えるだろう。誰もが飛ぶクラブと言うのは存在しない。合う合わないがハッキリ出るクラブと言える。スライサー向けとして、ここまで特化することは僕は評価したい。日本のメーカーは、なかなかターゲットに特化したクラブを作ろうとしないが、グローレGはハッキリとスライサー向けで、スライサーが飛距離を伸ばすことが出来る可能性を秘めている

 
グローレGとグローレFが発売されたから、初代グローレの魅力がなくなるか?!といえば、帯に短し襷に長しで、初代グローレのニュートラルな部分の魅力が今更ながら際立ったと思うのは僕だけではないだろう。

 

しかし、グローレGはスライサー向け、グローレFは、セミアスリート向けで、初代グローレの代わりではないと位置づければ違和感は無い。つくづく名器のあとのクラブづくりは難しいと感じる

 

 

テーラーメイドエアロバーナードライバー(US仕様)

全米オープンはいよいよ今週。日本ツアーから今年は大勢出場するので僕の気持ちも盛り上がってきた。米ツアーでドライビングディスタンス上位を独占するドライバーのエアロバーナー、先週は日本仕様を買ったが、今週は米国仕様を新橋のジーパーズでまたまた購入。

日本仕様は、日本シャフトのレジオフォーミュラーMBにリシャフトした。エアロバーナーは可変スリーブではない。可変スリーブは便利な反面、ヘッド設計に制約が生まれる、スリーブ部分とそれを取り付ける部分にどうしても重量を取られてしまうからだ。それだけでなくヒール打点に弱いという印象がある。シャフトを接着するエアロバーナーを打つと、リシャフトする時にしっかりと調整さえすれば、可変スリーブではないメリットは充分あると感じる。

時計でもクロノグラフ機能というのがある、見た目もカッコよく。多機能で、いかにもメリットがありそうに思えるが、実際僕も殆ど使わない。可変スリーブも一度変えたらそのまま。一度も使ったこと無いという人も多いと聞く。僕らみたいな仕事をしているとありがたいシステムだ。接着するタイプでも、しっかりとシャフトが選べ、リアッセンブル出来るなら、僕はエアロバーナーのような接着できるヘッドを勧める

エアロバーナーの米国仕様、面白いのは先月同じジーパーズで買ったエアロバーナーのミニドライバーより安い。アメリカでは299ドルで売っているのに、26300円とまるで1ドル90円の頃の価格設定。目玉商品という位置づけだろう。米国仕様と日本仕様の差についてはブログにしっかりと書いた

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http://www.analyze2005.com/mkblogneo/?p=12708

日本仕様には、エアロバーナーの一番の売りである空力の象徴であるフィンがついてない。エアロと名乗っているのにどういうことや?!と言いたくなる。ではエアロっていうのは、ただのイメージなのか?と勘ぐりたくなる。これではメーカーの考えていることがわかりづらいと思うのだが・・

メーカープレゼンを聞いた人によれば・・

フィンがあるかないかで4g違うと言うのは共通だが。それを無くすことで低重心化する。 フィンの効果はヘッドスピードが必要ということらしい。フィンの分は軽量化されている。ということらしい

重量を比較すると日本仕様の方が重い。

ヘッド重量   日本仕様 199.5g   米国仕様 197.4g

個体差があるので、たまたま測った個体の数値かもしれない。ブログにも書いたが、リシャフトしたいシャフト重量によって使い分けることもできるので、まんざら悪く無いと思う。

米国仕様と日本仕様、実売で2万円違う。純正シャフトのほとんど重さは同じだが、振動数は30cpmも違う。以前は米国と日本仕様、ワンフレックス程度の差だったが、2フレックスぐらいが当たり前になりつつある。ロフト表示だが日本仕様は 10度、11度、米国仕様は9.5度、10.5度、10度と9.5度と表示は違えど、リアルロフト角はほぼ同じ。日本ではまだ例のロフトアップの整合性というかつじつまをあわせたいという苦悩を感じる。
打感もヘッドの挙動も全く一緒。リシャフト前提なら、2万円台でツアープロと同じヘッドが手に入る米国仕様がお勧めだ。ちなみに日本仕様にはない黒いエアロバーナーもジーパーズで販売しているが、黒い奴は白より7000円高い。僕はビジネスとして色違いの差別化は”あり”だと思う。そもそも黒いヘッドの価格設定が為替的には普通に思える。人と違うものというのは、それだけでコストがかかるものだ。

エアロバーナー、米国仕様、日本仕様ともにエースとしてしばらく使ってみようと思っている

テーラーメイド エアロバーナードライバー(2015)

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/6/9号に掲載されたものです

 

今年は、昨年にも増して米ツアーの注目度が高い。週末も昨年松山英樹が優勝した、ザ・メモリアルトーナメントで、今年も優勝争いを演じ惜しくも5位タイに終わったが、米ツアー2勝目は確実に近づいていると感じる。注目するといえば彼らの使っているクラブが気になるところ?!日本ツアーのスケールをはるかに上回る恐ろしい飛距離でコースを攻略するPGAツアーの選手たちを見ていると、同じクラブを使えばもっと飛ぶかも?!と思うのがゴルファー。残念ながらそんなことはないとわかっていても、飛ぶ選手と同じクラブが欲しくなるものだ。
今回買ったのは、テーラーメイド エアロバーナードライバー、普通、ドライバーがよかったら、フェアウェイウッドを買うというパターンが多いだろうが、僕は逆のパターンが意外と多い。ミニドライバーがかなりいい感じなので、ドライバーも購入した。決して米ツアーで今一番飛ばしているダスティン・ジョンソンが使っているからというわけではない。

バーナーシリーズは、テーラーメイドのセカンドブランド。セカンドブランドなのに少々値段設定が高く感じた。定価58000円+税、円安の影響なのだろうか?!強気の設定だろう。つるやゴルフ神田駅前店で購入。安くしてもらったとは言え、並行品を買わずに、日本仕様を買ったのには訳がある。

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メルマガで何度か書いているが、大切なことなので繰り返す。並行品と日本仕様の違いだが、まず純正シャフトの違いだろう。ほとんどの場合重さは同じなのだが、硬さが違う。エアロバーナーも並行はSで270cpmを超えていたが、日本仕様は248cpmと2フレックスは違う設定。そして多くの場合ヘッド重量が軽い。テーラーメイドは、ヘッド重量が重いクラブが多いが、ヘッドの重さについて一切言及していない。今回計測してみるとクラブ重量は300。6gと軽い。まだ買ったばかりで、ヘッドを抜いていないので正確な数値がわからないが、長尺大好き人間のマーク金井は、重すぎるヘッドでは長尺に向かないので、期待を込めて日本仕様を買った。
エアロバーナーのロフト設定だが、10度、11度、12度と、9度という設定がない。例のロフトアップの後遺症だろう。ロフトアップと言ってるのに、9度や8度は作れない。10度のロフトをチョイスした。在庫3本から、一番僕のスペックに合ったものを、目利きしたがこれが見事的中、リアルロフト10.5度、フェース角-0.5度と僕の理想値をゲットできた。

テーラーメイドは不思議なメーカーで、イチ押ししている最上位機種よりも、セカンドブランドの方がいい!ということが珍しくない。どう打ち比べてもR15よりは、エアロバーナーのが僕はイイと思うのだがどうだろう?! テーラーメイドは!と言ったら、「最近キャロウェイもそうじゃないですか?!」と言われたが、キャロウェイも昨年のX2HOT、今年のXRとセカンドブランドの出来がとてもいい。ので、テーラーメイドに限ったことではないようだ。

話をエアロバーナーに戻そう、構えてみるとカチャカチャが装着されてないペンシルネックなので、アドレスしてもしっくりくる。シャフトを試打したりするには、可変ロフトスリーブはとてもよいシステムだが、普通の人はほとんど位置を変更しないと聞くし、リアッセンブルすれば若干調整も効くので、コレで充分だと思うのだがいかがなものだろう。
残念ながら現時点ではあまり売れていないと、つるやゴルフの店長さんは言っていたが、下手をしたら初代バーナーのように火がつくかもしれない。それぐらいポテンシャルが高いドライバーだと思う。アメリカのドライバーは299ドル、399ドルと二つの価格帯が、確立しているのでその価格帯の中で、メーカーは切磋琢磨する。299ドルの価格帯のクラブは、性能的に極端に劣るか?!と言うとそうではない。いい意味割り切りがある分、逆転現象が起こるのかなと思う

とは言え、僕はリシャフトを前提にしているから、価格差と性能差があまり出ないのかもしれない。コストダウンはシャフトが一番わかりにくいからだ。

どのシャフトを入れようかと考え中。リシャフトしたら僕のブログででも紹介するつもりだ。

テーラーメイド エアロバーナーミニドライバー

このインプレッションはマーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2015/6/2号に掲載されたものです

今年は、昨年にもましてトーナメント会場に足を運ぶつもり。すでに日本プロゴルフ選手権やサロンパスカップをはじめツアーの現場をチェックしている。男子ツアーはもとより、女子ツアーでもPAR3以外のPAR4,PAR5でフェアウェイウッドをティーショットで使うプロが本当に多くなっている。クラブはボールの進化に加え、トーナメントセッティングが、より厳しくなってきて、点で狙うコースマネジメントが求められていることが原因ではないかと思う。

日本のプロはまだ使っている人がごく少ないが、フェアウェイウッドから進化したミニドライバーというジャンル。僕も昨年より使い始め、今では欠かすことの出来ないクラブとなっている。僕のミニドライバー好きは、メルマガ読者ならご存知だと思けど、なかなか日本では人気が出ない。ミニドライバーといえばテーラーメイド、キャロウェイが有名。最近ではフォーティーンもブラッシーという形で参戦してきているが、やはりこの外ブラが双璧だと思う。僕はX2-HOT PRO DEEPを愛用しているが、どこかから新製品が出ると必ずチェックして衝動買いしてしまう。
2015年も新しいクラブが次々と発表されたが、ミニドライバーが得意なテーラーメイドでさえ、一本も新しいモデルが発売されていなくて寂しいなと思っていた。そしたらゴルフライターのT君が、「USでは売っていて、ジーパーズにエアロバーナーのミニドライバーがありましたよ!」と教えてくれた。

 

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日本では普通のフェアウェイウッドの15度、19度しか販売されていないが、アメリカでは、ヘッドが大きい12度、14度が発売されているそうだ。T君は12度にするか14度にするか悩んでいるらしい。早速ジーパーズに買いにいくと、14度は見当たらず、12度しか在庫がなかった。何本もアドレスして顔をチェックした結果、どれもロフトが表示ロフトの12度よりかなり大きくみえた。

その中から一番好みに近いものを選び、アナライズに持ち帰って計測したらロフト角が13.5度、フェース角が-0.5度となっていた。最近一切ロフトアップと言わなくなったテーラーメイド。こっそりとロフトアップしていた。フェース角が-0.5度とオープンだから、確信犯に違いないと思う。組立誤差でロフトが増えているなら、フェース角はクローズになってしまうからだ。

日本仕様との違いは(といってもフェアウェイウッドとの比較)、純正シャフトとネックに付いているフィン。エアロバーナーというぐらいだから空力に気を使っているモデル。日本仕様にはないこのフィンは、残念ながら効果がありそうに見えないだけでなく、製造する時に出来る『バリ』に見えてしまった(汗)

誤算だったのは純正シャフト。テーラーメイド全般、特にロケットボールズからの流れをくむシリーズ、歴代軽くて硬いものが多く全く期待していなかったが打ってみるとなかなか良い。並行品の純正シャフトは硬く、振動数が277cpmもあるが、打ってみるとしなりを感じてなかなかよい。買って2週間近く経つがまだリシャフトしていない。最終的には何か入れようと思うが、素直な特性で特に困っていないのでそのままにしている。
もう一つは、地面から打てる点。13.5度とロフトが多めとは言えボールは上りやすいと言えるだろう。テーラーメイドのミニドライバーは、FPが少なめでフェアウェイウッド顔なのだが、FPが増えて少し解消されて気持ちドライバーっぽい顔つくりになってきた。キャロウェイのX2HOT PRO DEEPほどではないが、僕にとっては嬉しいポイントだ。
残念なのは価格。円安がモロに影響しているのだろう。3万円近くしてドライバーより高いのでは?!と感じるぐらい。ちょっと気軽に買える値段ではなくなってきている。ミニドライバーは上級者の刻み用ティーショットのイメージが強いが、実は初心者のティーショット用に最適。短くてミートしやすい、重心距離が短めで、ボールが捕まえやすい。ロフトがあるので曲がりにくい。と初心者のファーストドライバーに適している。

実際、構造上低スピンで強い弾道が打ちやすいのミニドライバー。1発の飛距離はドライバーに負けるが、平均飛距離はドライバーを上回るのではないかなと思うぐらい。まだ使ったこと無い人は是非試して欲しい

エアロバーナーはその候補に入れていいミニドライバーだと思う

テーラーメイド R15 460ドライバー(2014)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メルマガ

マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2014/12/2号

に掲載されたものです

再来週発売のALBAで、純正シャフト+4本程度のカスタムシャフトを入れた2015年ドライバ19モデルを試打した。(掲載は18モデル)19×5で90本を試打した計算となる。その中には僕が買う!と心に決めたモデルも何本かある。その中の一本がテーラーメイドR15 460ドライバーだ。
テーラーメイドはいろいろ出しすぎとか、ポリシーがすぐ変わると批判的なことをいう人が多い。しかし本当にモノが悪かったらプロは使わないだろう。僕のエースドライバーは、SLDR-SとグローレFなのは、メルマガ読者の皆さんも知っているだろう。新しいR15 460もつるやゴルフ神田駅前店に注文してきた。その時につるやゴルフの店長「ぶっちゃけR15ってどんなドライバーなんですか?」と聞かれた。販売する方も気になる気持は良くわかるので、僕はこんなふうに答えた。
「SLDR-SとグローレFの中間に位置するポジションのドライバーかな」
値段を聞いてみると、偶然にもこの二つのちょうど中間に位置する。あれ?!と思う方も多いかもしれない。歴代”R”が付くモデルはツアー向けというイメージがあるからではないだろうか?!基本的に”R”がつくモデルは、ツアー向けだが今回のR15 460は、ポジション的にかなりストライクゾーンが広い。430という特化しているモデルも有るが、僕は460をチョイス。

ヘッドの投影面積は460ccでも大きく安心感があり、ディープフェースではないので、見た目も安心感がある。テーラーメイドは全てのモデルの中で一番浅重心で、ヘッドの重量の75%をフェース側に持ってきていて、SLDRよりも低スピンというセールストーク。しかし僕が打ってみた感想では、ボールも上がるし、スピン量も適度にある。計測したわけではないのでハッキリと言い切れないが、メーカーが言うほど浅重心でなく、ちょっとメーカーが盛りすぎ?!(笑)と思ってしまった。

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SLDRからロフトアップを言い始めたテーラーメイドだが、R15の460は11度がデフォルト。僕が打った感じ今使っているドライバーが9度なら、10度ぐらいが適切だと思う。僕的には9度も発売して欲しいところ。ウエイトが2つになったのは、正直ギミックじゃないか?!と思う、目先を変えることが、新製品には求められているので、仕方ないことだと思う。ゴルファーは意外とギミック好きな人が多いようで、テーラーメイドにかぎらず。新製品はどんどんソールが、ロボットみたいになってきている。僕はR15 460の基本性能のバランスの良さがいいと思ったので、購入することにした。

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発売日は12月12日、SLDR-SとグローレFの中間ぐらいと書くと、どれが一番飛ぶんですか?!とピント外れな質問が来ることが予想される。メルマガ読者なら、理解してもらえると思うが、どれが一番飛ぶという基準でクラブを選ぶことはない。この3つに関して言えば、ヘッド重量が違うので選ぶポイントにすればいいと思う。この中でヘッド重量が一番重いSLDR-Sは、通常の長さでヘッドの重さを活かせばいい。中間だが、R15は、ヘッド重量が変えれるので、短くしても長尺にしても使える。一番軽目のグローレFは、やはり長めにしてつかいたい。

 

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どうしたいか?どうやって飛ばすかを自分で考えて選んでもらえればと思う。

アナライズWEBサイトの人気コンテンツ更新していますマーク金井のクラブ指南 今回はテーラーメイドR15 460ドライバーです!http://www.analyze2005.com/?p=3842

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月3日

SLDR-S(US仕様)ドライバー(2014)

このインプレッションは マーク金井が”まぐまぐ”から毎週火曜日配信している有料メルマガ

マーク金井の書かずにいられない(メルマガ版)2014/11/18号

に掲載されたものです

SLDR-S(US仕様)ドライバー

最近公式発表されたテーラーメイドの売上(世界)は前年比30%ダウンだそうだ。日本はSLDR-SやグローレFがヒットしているので、そこまで落ちているかわからないが、かなり危機感を持っているはず。アメリカより先行してR15を発表したりと、巻き返しをイメージ付けようとしているようにみえる。

 

5年前にT島とPGAマーチャンダイジングショウにオーランドに行った時、ホテルで見たCMに度肝を抜かれたことがある。車を一台買うと、もう一台付けるというCMだった。当時アメリカは、リーマンショック以降、不景気の真っ只中。恐ろしく思い切ったやり方だなと関心した覚えがある。それを思い出したのは僕もよく利用する、アメリカのフェアウェイゴルフのWEBページを見た時、ドライバーをオーダーすると、同じモデルのフェアウェイウッドがユーティリティを1本付けるというのだ・・

 

円安という逆風が気になるが、魅力的なオプションに驚いて即効オーダー。SLDR-SドライバーにSLDR-Sの3HLを付けてもらった。日本だって同じことをやったらいいのに!と思ったのだが、いろいろ諸事情があるらしい。さてこのSLDR-Sドライバー、US仕様と日本仕様の違いは誰が見てもわかるヘッドの色。日本仕様のみ白となっていて、白いからヒットしたんじゃないか?!と思うぐらい。日本人の白好きは、テーラーメイドも良くわかっているようで、次のR15もUS仕様には黒があるが、日本は白のみ。グレーと言っても、日本でも売っているSLD-Sのミニドライバーと同じつや消しのグレーで、SLDRのグレーよりはカッコイイ。

 

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もう一つの違いはヘッド重量で、日本仕様より2g重い206g。何度か書いたが他社は”重ヘッド”をアピールするがテーラーメイドは一度もアピールすることがない。歴代でも重いヘッドが数多くあり、一番多く重いヘッドを作っているメーカーだと思う。これはゴルフクラブ界の七不思議と言ってもいいと思う。日本仕様の204gだってかなり重いヘッドの部類に入る。T島によるとヤフオクには、SLDRやSLDR-S用の軽いタングステンウエイトが売られているそうだ。交換には、蓋をとりはずしたりと簡単ではないが、少し知識があれば出来るようだ。

 

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US仕様と日本仕様の違いで、お約束とも言えるのが純正シャフトの硬さ。US仕様は、硬いだろうと予測してRを選んでみたにも関わらず、計測すると270cpmもあった。アフターマーケットのシャフトの基準で考えてもX相当というあり得ない硬さに驚いてしまった。もう一つの違いはロフト。US仕様はこのヘッドしか見ていないので、ハッキリとはいえないが。日本仕様のロフトは、メーカーが勝手にロフトアップしているのか?!と思うぐらい表示より多くなっている。これはT島が持っているヘッドも同じようにロフトアップされているので、僕は意図的なのか?!と勘ぐってしまうのだが。US仕様はロフト表示と、リアルロフト差が明らかに少ない。

 

日本仕様は、表示ロフト10度に対して、リアルロフトは11.5度
US仕様は、表示ロフト10度に対して、リアルロフトが10.5度

 

ということでUS仕様はフェース角-1度、リアルロフト10.5度と僕にとって理想的な数値となっているのが嬉しい。残された問題はヘッドが重すぎること、ヤフオクで怪しいウエイト手に入れて交換する事も考えたが、冬用ドライバーとして最適だと気がついた。今から冬場になり体が動きにくくなると、ヘッドをシャープに早く振ることが難しくなる。45インチか44.75インチの長さにして、重いヘッドを活かして、ヘッドの重さを利用することで、低スピンのドローンとした球で飛ばせるドライバーができる。ミニドライバー的な使い方で、風の強い河川敷の僕のホームコース、赤羽ゴルフ倶楽部で武器になりそうな予感がするので、テストしてみようと思う。