カテゴリー別アーカイブ: アダムス

アダムス タイトライズTOURフェアウェイウッド(2013)

このインプレッションは2013年11月に書かれたものです

アメリカでは人気のアダムスゴルフ、僕としてはいいクラブを開発しているにもかかわらず、日本では何故か人気がなかった。テーラーメイドの傘下に入って、ジャンボ尾崎とも契約して、人気が出始めてきた。僕はフェアウェイウッドやユーティリティを非常に高く評価してきたのでなんだか嬉しい。

 

アダムスゴルフのクラブが実は日本でも大人気だったことがあるのを覚えている方結構いらっしゃるのではないか?それは「タイトライズ」というフェアウェイウッド。18年前それは深夜のテレビの通販で注目を集め始めた。「どんなライからでもらくらく打てる」「ボールが上がりやすく飛距離がでる」みたいな売り文句だったと思うが、そのテレビ通販で火が付いた商品だった。(その後オリマーというメーカーのトライメタルというフェアウェイウッドもテレビ通販で人気が出た)「上下逆転ヘッドデザイン」「3面ソールデザイン」という独特の形状で、その名の通りタイトなライからでも平気で打てるフェアウェイウッドだった。

 

もちろん僕も使ったことがあるタイトライズに、アダムスのお家芸である。スリットを入れて復活させた。アダムスのフェアウェイウッドは人気がない頃、チタンのスーパーXTDなど使っていた僕としては、まさに打たずにいられないクラブだった。もちろんアルバやEVENの取材でも打ってみて高い評価をしていた。そんな時ジーパーズに行ってみると、タイトライズツアーと言うモデルが入荷していた。これは日本で発売されていない。比べてみるとヘッドが小ぶりで、133ccしかない。ロフトも14.5度と18.5度しかない。

P1050667

 

 

最近僕はよく河川敷のゴルフ場に行っているが、ティショットで使えるフェアウェイウッドを探していたが、ロフト的にはちょうどよい。ノーマルよりも少し高い19800円という価格だが、シャフトもアルディラの新しいTour Blue ATX というシャフトにも興味があったので迷わず購入した。

P1050668

計測してみると、シャフトが僕のいつものスペックとピッタリ同じでビックリ。ヘッドは小さいのだが、独特のネック形状でパッとみるだけで重心距離は長めだろうと感じた。フェースとネックが分離して見える形状、マルマンにスッポンというモデルがあったことを覚えているマニアの方は多いと思うが、スッポンほど極端に作ってないがかなり似ている。計測してみると35mmとフェアウェイウッドとしてはかなり長め、構えてみるとロフトは多く見えるが、計測してみると13.5度しかない。

 

P1050669

ティショットで打ってみると、低スピンでボールの高さも程よい。ボールも引かかる気配もない。ドライバーで打っているみたい。河川敷でのティーショットスペシャルが出来た。「地面からボール上がります?」とT島に質問されたが、赤羽ゴルフ倶楽部では、2打目に3Wを握るシチュエーションが残念ながらまだ一度もない(笑)たぶん低空飛行しか出ないと思うが、ティーショットスペシャルとしてかなり使えると思う。この飛距離に味をしめた僕は、サンディエゴのフェアウェイゴルフでアダムスのドライバーをオーダーしてしまった。

 

フェアウェイから使うなら、ツアーよりノーマルを選ぶ方がいいかもしれない。初代タイトライズでもそうだったが、ロフトの多い19度、22度などかなり使い勝手がいいとおもう。16度というロフトがあるのも魅力だ。

 

このアルディラの新しいシャフトも悪くはないが、やはり僕にはアナライズW65+がベストマッチなので、リシャフトして使うことにする。

……………………………………………………………………………
アダムスゴルフ タイトライズ(14.5度)+アルディラTour Blue ATX(S)
———————————DATA——————————
長さ42.75inch/重さ331.1g/バランスD2/振動数264cpm/センターフレックス値4.63/表示ロフト14.5度/リアルロフト13.5度、フェース角-0.5度
——————————————————————-

アダムス Speedline Super XTD フェアウェイウッド(2012)

P1020932このインプレッションは、2013年2月に書かれました。

前回は、ナゼか日本で人気のない3大メーカーのコブラのドライバーを取り上げた。日本三大がっかり巡りならぬ日本3大不人気巡り、今回はアダムス。しかし今年のアダムスは、テーラメイドが取り扱いを開始して、ジャンボ尾崎と契約。今年は、ダダならぬやる気を感じる。ゴルフフェアーでもトム・ワトソンを呼んできて大人気だった。

日本で人気がないだけで、アメリカではハイブリッドとフェアウェイウッドが大人気。ロケットボールの溝の元祖(特許)がアダムスというのは、もうかなり有名になってきた話。少し前にとりあげたAdams IDEA Super XTD Hybridsを、サンディエゴのフェアウェイゴルフさんで買った時に、あまりにいいのでフェアウェイウッドもいいだろうと、このSpeedline Super XTDを探した、しかし品薄らしく手に入らない。欲しいと思ったときは売り切れていて、2回めは予約していたけど、もうしばらく入って来ませんと、予約をキャンセル。なんと3度めの正直で、Rシャフトならありますといわれ、ようやく購入できた。

アダムスの特色なのだが、しっかりシャフトにコストを掛けている。このシャフトは三菱レイヨンのFUBUKI AX65がそのまま入っている。名前だけFUBUKIのなんちゃってシャフトとは違って、アフターマーケット用のシャフトがそのまま入っている。このシャフトは手元がしなってタイミングが取りやすく、先端もしっかりしていて、リシャフトの必要が全くない。お値段は、アメリカのフェアウェイウッドとしては破格の399ドル。アメリカではドライバーと同じ値段帯。ちなみに、IDEA Super XTD Hybridsはユーティリティなのに、399ドルもする。このクラブも,FUBUKI AX ハイブリッドが入っている。高いが、リシャフトの必要が無いのも魅力。

そしてどちらもヘッドにチタンを採用しているのも、高価格な理由だろう。ヘッドは大きめで、溝がクラウンにもある、クラウンにもある分飛ぶかと言われれば、飛ばないわけではない・・ロケットボールズの元祖らしい、浅くて、低い重心から、低スピンの球が打てるモデル。ロケットボールズはあまりに売れていて、人と被るのが嫌だという人にオススメしたい。

ロフトが13度表示で、実際は12.5度と僕でもティアップしないとボールが上がり切らない。しかしプロのトーナメントを見ていれば、ティーショットでスプーンをかなりの頻度で使う光景を目にするはず、スプーンがどんどんドライバー化している。ロケットボールズの影響もあるだろう。

 

プロなら270yとか軽く打ってくるし、43インチぐらい長さがあると僕も250yぐらいは飛ぶ。クラブの長さがある程度あり、体を使ってしっかり振れば、長さが短くても充分な飛距離は確保できる。ルークドナルドのドライバーは43インチぐらいと短いが、米ツアーでも賞金王になれるわけだ。

飛ばすには長さが十分あったほうがいいか、重いヘッドに短めのシャフトで、しっかり振っていくというのは、ゴルフ年齢をより長くするには必要かと最近感じている。ロフトも実際のドライバーとの差が少ない、ドライバーよりスプーンのほうが、ヘッドが重いのは、皆さんご存知だと思う。飛ぶスプーンが生まれたのは必然な気がする。

アダムスは、テーラメイドが扱うようになって、日本仕様の値段は、かなり高めになった。メルマガだから書くけど、並行品のがお買い得感が強い。グレーのヘッドでネックが黒く、非常スッキリとしてアドレスしやすい形状で、飛距離性能も充分。シャフトもリシャフトの必要がないと、コレが日本で売られなかったのが残念。人と違うのを持ちたい、薀蓄を語るには充分な要素が詰まったこのフェアウェイ。僕は3度目でやっと手に入れた。マニアなら持っておきたい一品だ

………………………………………………………………………………
アダムス Speedline Super XTD 3W(表示ロフト13度+FUBUKI AX65(R)
———————————DATA——————————
長さ43inch/重さ325.0g/バランスD3/振動数250cpm/センター
フレックス値4.24/表示ロフト13度/リアルロフト12.75度/フェース角-1.0度
——————————————————————-

アダムスゴルフIDEA a12

このインプレッションは、2012年1月に書かれたものです

僕の衝動買い熱は今年も全開です。とは言えゴルフクラブは、今端境期。新製品発売前だし、マークダウンも一段落。特にめぼしいものが無いが、ゴルフショップ巡り新橋パトロールにお盆も正月もありません。

そんな中で並行品を積極的に扱うゴルフパラダイス新橋銀座口店の並行品特価コーナーでこのユーティリティを見つけた。僕のすでにアダムスのフェアウェイウッドっぽいユーティリティを持っているのは、このコーナで取り上げたので知っている人も多いだろう。今回買ったのは、IDEA a12というアイアンっぽい形状のモデル。日本では全くと言って人気がないアダムスゴルフだが、アメリカではヤニ・ツェンやトム・ワトソンなどメジャーなプレーヤーも使う人気ブランド。今はアディダス・テーラメイドグループの傘下にはいってる。ロケットボールズの溝が話題になったが、テーラメイドがアダムスゴルフを買収したのは、この溝の特許とノウハウが欲しかったのでは?という噂がまことしやかに流れているのは、ご存じの方も多いはず。

P1040266

さてこの溝、若干こけおどし的な要素があるように感じないでもないが、アダムスはソールだけでなくクラウンにもある。打ってみると低スピンでフェースの弾き感が心地いい。まさにロケットボールズ的な快感がある。スタジオで計測したら、キャリーで200~205y飛んでいる。そしてシャフトはUSTMamiyaのプロフォースVTSのハイブリッド用75H(S)が標準でついている。アダムスは昔からメーカー純正シャフトよりも、シャフトメーカーで相性のよさそうなものを採用する事が多くその点も高評価なブランド。日本で売れないのは販売代理店が弱かったからだろうか?、お金があれば僕が代理店をやりたいぐらいに思う(笑)。

さて完全冷やかし気分で買ったこのa12。すぐ100%買取保証で返すつもりだったけど、気が変わってきた。もう一つ気に入った点はライ角が僕にピッタリ。ソールにライチェックシールを貼ってみるとドンピシャだった。これは大切なことなので何度でも言うけど、アイアンだけでなく、地面から打つフェアウェイウッド、ユーテ
ィリティもライ角にこだわって欲しい。残念ながら僕の作ったSSユーティリティみたいに、ライ角が調整できるものはほとんどないが、シャフトの差し込みを調整すると、±1度ぐらいは調整できる。

このユーティリティもよく見るとシャフトはアップライト方向から刺さっていた。ライ角で注意して欲しいのは、見た目のライ角と実際がちがうフェアウェイウッドとユーティリティがあること。トウとヒールの高さと、スコアリングラインの入れ方や、ソールにスコアリングラインを水平に入れないなど、実はフラット気味なのだけど、アップライトに見えるものを国産メーカーは好む。これはボールが捕まるイメージを出したい為。見た目と球筋が一致しないと、プレーヤーは違和感を抱くもの。このa12はそんな違和感もなく非常によくできている。

P1040267

このシャフトが入って9800円というのは、自分でクラブを開発している僕としては、新しいクラブを作りづらいなぁとつくづく思う。テーラメイドなら2万円以上の値段を付けれるのに。と考えてしまう出来の良さ。一度買取保証で返して、中古で買い直そうなんて思った逸品だ。

アダムスゴルフIDEA a12(19度)+USTMamiya プロフォースVTS 75H(S)
———————————DATA——————————
長さ40inch/重さ361.3g/バランスD3/振動数298cpm/表示ロフト19度/リアルロフト19.5度/フェース角-0.75度
——————————————————————-

アダムスゴルフ SUPER XTD HYBRID

このインプレッションは、2012年8月に書かれたものです。

フェアウエイウッドだけじゃなく、ロケットボールズのUTが売れている。僕も使っている。このロケットボールズ、ソールのスリットが一番の特徴だけど、得てしてこういう画期的なアイデアは大手のメーカーよりも、小さいメーカーが作ることが多い。2ボールパターも、ペルツパターのアイデアだし、このスリット実はアダムスゴルフの製品のかなり前から取り入れられていた。

P1040399

ロケットボールズが発売の時期を同じくして、アダムスゴルフがテーラーメイドに買収されたが、この件と無関係とは思えない。このアダムスゴルフのUTを見つけたのは、マニアックな品揃えで知られるゴルフエフォート。ロケットボールズのスリットはソールだけだけど、アダムスはクラウン側にもスリットが入っている。

P1040400

アダムのクラブは僕も何度か買ったことがある。アメリカではトム・ワトソン、ヤニ・ツェンなどが使っていて人気があるが、日本では認知度もイマイチで、テーラメイドやキャロウェイなどに比べると、製品作りも残念ながら垢抜けない印象があった。しかしこの商品はソールの仕上げも高級感があり、アダムス独特の安っぽさが無い。

シャフトもツアーモデルということもあり、三菱レイヨンがアフターマーケット用に販売しているFUBUKIのHYBRID用が入っている。お値段が26000円と高めだったが、中古クラブだと買取保証もあるし買ってみた。Facebookでこの写真をアップしたら気にしている人も多いようで、ようやく注目されてきたのかもしれない

このスリットで反発が強くなるといわれているが、反発はルールで規制されているし、僕は重心位置のコントロールと見ている。重心が浅くなる分低スピン弾道が打ちやすくなる。

見た目はロフトがあるように見えて、ボールが上がりやすそうで安心感があるが実際に打ってみると、見た目ほどボールが上がらず、ロケットボールズのツアーと同じように、スピン量が少なく強い球が打てる。風に強くランがでてつかまり過ぎないのがとても気に入った。僕が長く愛用していた初代レスキューMID TPに近い感じがする。と言うと褒めすぎだけど、かなり気に入った。

値段はロケットボールズツアーに比べると1万円近く高いが、シャフトにしっかりコストをかけていて、ロケットボールズがリシャフトしないとつかいづらい点を考えると、こちらのが実は割安かも知れない。

このFUBUKIのHYBRID用シャフトは手元のしなり感があり、アナライズのMI72都の組み合の相性もいい。色もバッチリ合う非常に気に入ったので、フェアウェイゴルフにこのシリーズのフェアウエイウッドもオーダーしたがすでに売り切れ・・非常に残念

大変良く出来たアダムスのこのUT。唯一残念なのは、ヘッドカバーだ。小学生の筆箱みたいなマジックテープ付きのヘッドカバーで、せっかくヘッドのデザインがよくなったのに、ヘッドカバーなどの細いところはまだまだテーラメイドに追いつけない。純正シャフトにお金をかけないのは真似しなくてもいいけど、カッコイイヘッドカバーを作ることはしっかり学んで欲しい

アダムスゴルフ SUPER XTD HYBRID 19度+FUBUKI AX350

———————————-DATA—————————–
長さ40inch/重さ350.4g/バランスD2.5/振動数284cpm/センターフレックス値5.69/表示ロフト19度、リアルロフト18.75度/フェイス角-1.0度
——————————————————————-