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PING i20 アイアン(2012)

このインプレッションは、2012年4月に書かれたものです

マスターズでのPING契約選手の大活躍により、欠品しまくっているPINGのクラブが多い中、5月まで納品されないという噂のi20アイアンを購入。どうして僕の注文分が届いたのかというと、マーク金井だから・・ではなくて、マスターズのだいぶ前に頼んでいたから。どうして欲しくなったか?というと単純で、T島が使っていて、いい球打ってたから。

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逆にi20出た時にどうして買わなかったか?!というと、PINGらしい無骨さがなくなっている部分。PINGといえばバレル仕上げのノーメッキ。ミズノのフォージドとかピカピカのメッキを使っている人が見たらなんだこれは?というデコボコ感、そして一番の特徴だったネックにセルがない部分がよかったのに、普通になってちょっと残念だったので、i20がでたのに、i15を買ったりした。

昔のファンからいえば、とんがっていた部分が無くなって普通のアイアンっぽくみえる。とはいえライ角調整が容易いように、ネックとフェースに距離があり、トゥ側にタングステンを埋め込んでいて、ヘッドは大きくないが重心距離が長い。これはスコリングラインのセンター位置に重心位置を持ってくるこだわりだ。知られていないがタイトリストなど、アメリカのメーカーはセンター重心になっている事が多い。そして市販クラブではたぶん一番バンスが効いている。こんなところにPINGらしさは十分出ている。

バックフェイスのプラスティック部分にウエイトを入れて、ヘッド重量を設定重量に調整しているのもこだわりポイント。ヘッドの重量の誤差分をシャフトに鉛を入れることで調整すると、重心位置もかわるし振り心地にも影響が出るのを防げる。

実際打ってみると、純正のCFSシャフトは重量的にもちょうどよく、5番の重量は417gとDGよりも少し軽く、振動数は324cpmでDG-S200と同じぐらい、DGがちょっと重たい人にはピッタリのシャフトだ。コースで使ってみたが非常によいので、いきなりエース昇格が決定。

しかしストロングロフトのアイアンのようには飛ばない。僕は7番アイアンで155yぐらいが目安だけど、i20だと150yピッタリ、まあ飛ばなくなったけどプレーに問題が出るほどではない。ライ角はPINGのカラーコードでシルバー。5番で64.75度、市販でこのライ角が選べるのはPINGだけ、バンスは十分効いているので、ロフトを一度立てて使うと思う。

——————————–DATA——————————
PING i20(5番)アイアン+CFSのS
長さ37.75inch/重さ417.1g/バランスD1/振動数324cpm/ロフト25度/ライ角63.75
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