マーク金井blog

2016年08月21日リオオリンピック、400Mリレー日本男子銀メダルに学ぶ、スコアメイクの極意とは!?

日本選手の勢いが止まりません。リオオリンピックも後半戦に突入していますが、メダルラッシュが続いています。昨日は、、、

 

  • 男子レスリングで樋口選手が銀メダル
  • 男子陸上競歩40kmで荒井選手が銅メダル
  • 女子シンクロチームで銅メダル
  • 女子バトミントン個人で奥原選手が銅メダル

 そして、そして、なんと、なんと、男子400mリレーで日本チームがアジア新記録を出して2位に入り、銀メダルを獲得しました。

 

勝負は何がおこるか分らないと言われてますが、日本チームの選手達は誰1人、100mの決勝進出してません。自己ベストが9秒台の選手も1人もいません。決勝に進出した他国の選手と比べると、個々の力は明らかに劣っています。

 

にも関わらず、絶妙のバトンワーク、そして絶妙のチームワークを発揮し、これまでの最高記録であった銅メダルを上回る銀メダルを取りました。第四走者のケンブリッジ・飛鳥は、怪物ウサイン・ボルトの次にゴールラインを通過したのです。テレビで観戦してましたが、ゴールの瞬間、全身に鳥肌が立ちました。いろんなことが言われてますが、オリンピックは唯一無二のスポーツの祭典です。

 

ちなみに2位日本チープと3位に入った米国チームの差は0.02秒(後で米国は失格)、そして、3位と4位のカナダチームの差も0.02秒しかありません。まさに微差の戦いでした。100分の1秒のカメラ(時計)がない時代ならば、3チームとも2位だったでしょう。

 

選手ひとりのひとりタイム的には到底2位に入れないにも関わらず、2位に入れた理由。
それはリレーだったからです。リレーはバトンの受け渡しが3回あります。このバトンの受け渡し、すなわち「繋ぐ」時間を短縮することができたら、日本チームはあのジャマイカに次ぐ2位に入ったのです。単純に4人が100m走るのではなくかったから、銀メダルを手に入れたわけです。ここが100m走と決定的に違いました。個々の力だけでなくチームワークによるものです。

 

このリレーを観ていて、実は、ゴルフにも通じるものを感じました。かなり強引というか、かなり超私的なことを言わせてもらうと、ゴルフも「繋ぎ(つなぎ)」が大事です。アマチュアゴルファー、特にラウンド経験が少ない(練習場にいく回数が多い)人を観ていると、

 

 ナイスショット=いいスコア
 ミスショット=悪いスコア

 

と思っている人が少なからずいます。そして、コースに出るとナイスショット、100点満点のショットを打たくては、「いいスコアが出ない」と思っている人が少なくありません。実際、そういう人と一緒にラウンドしていると、スタートホールのティショットから最終ホールのパットまで、すべてナイスショットを打とうとしています。100m走で言うと、個人のタイムを伸ばすことに意識が集中しています。

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しかし、ゴルフは100m走ではありません。400mリレーと同じです。個々のショットも大事ですが、もっと大事なのはショットとショットの繋ぎ(つなぎ)方です。例えば、ティショットで100点満点を取っても、いいスコアは出ません。逆に、ティショットの当たりが今ひとつでも、ショットとショットの繋ぎ方が良ければ、パーやバーディーを取ることが可能です。実際、プロやアマチュアの上級者のプレーを観察すると、目を見張るようなナイスショットを打たなくても、パープレーやアンダーパーのスコアを出しています。

 

では、どんな風にショットとショットを繋げば、いい記録(スコア)を出せるのか?

 

ショットとショットを上手く繋ぐ(つなぐ)ために必要なのは、できるだけショットの落差を作らないことです。例えば、ティショットが100点でセカンドショットが40点でグリーンを外してバンカーに打ち込んだとしましょう。この場合、2つのショットの合計点は130点。対して、ティショットが少し当たりが悪くて70点で、セカンドは少し曲がってグリーンエッジで70点。この場合、2つのショットの合計点は140点です。

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前者と後者。どちらも2つのショットの合計点は140点ですが、スコアがまとまるのは後者です。パープレーまでのスコアが目標ならば、ゴルフはナイスショットとミスショットの落差が少ないほど、いいスコアが出やすい(出しやすい)競技です。ナイスショットをたくさん打っても、どこかで点数が低いミスショットを打ってしまうと、それはボギーやダボを打つことにつながります。加えて、点数の低いミスショットを打ってしまうと、次のショットの難易度が上がってしまい、ミスを連鎖することにもつながるからです。

 

目を見張るようなドライバーショット、ピンにピタッと絡むアイアンショットを打つとなんとも言えない「いい気持ち」になります。しかし、100点満点のショットを続けることは容易ではありません。また、100点満点のショットの直後に40点以下のショットを打ってしまうと、100点満点のショットは帳消しになってしまうのです。

 

ゴルフは「流れ」「潮目」が大事ですが、「繋ぎ(つなぎ)」も大事です。ナイスショットとミスショットの落差をどれだけ減らせるか。ラウンド中のショットの落差を減らせるようになることが、スコアメイクの基本であり極意です~。

 

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