マーク金井blog

2016年09月23日超私的な考察、チャレンジツアー出場選手から学ぶスコアメイクの極意とは!?

一昨日の水曜日は兵庫県のジャパンビレッジGCにてサンテレビのゴルフ番組を収録。収録を終えるや新幹線に飛び乗って神田に戻り、昨日と今日は群馬県の初穂カントリーCCにてチャレンジツアー「2016エリーグリップ チャレンジ」のインターネット放送のお手伝いをしています。

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チャレンジツアーとはJGTOが主催する公式戦で、レギュラーツアーの下部に属するツアー競技。チャレンジツアーの年間賞金ランキング上位者は来年度のレギュラーツアー参加資格が手に入ります。ちなみに、「エリーグリップ チャレンジ2016」に優勝すると、優勝賞金180万円とは別に、レギュラーツアー「トップ杯東海クラシック」の参加資格も手に入れることができます。

 

さて、このチャレンジツアー。レギュラーツアーの下部に属するカテゴリーですが出場選手の顔ぶれはバラエティに富んでいます。20歳代の若手選手から40歳代のベテラン選手も出ています。レギュラーツアーで長年シードを保持していた選手も出ており、主立った所では、今野康晴選手、宮瀬博文選手、細川和彦選手らが出場。初日を終えての順位は、

 

-7 宮里聖志
-6 和田章太郎、香妻陣一郎、田村光正
-5 市原健彦、狩俣昇平、小鯛竜也、井上信、浅地洋佑、福原翔太

 

強い雨が降るという悪コンディションでもスコアを伸ばす選手が多く、予選通過ラインは-1(1アンダー)というハイレベルな戦いが繰り広げられています。チャレンジツアーは2日間競技(一部3日間競技)なので、今日が決勝。優勝スコアは10~12アンダーぐらいになりそうです。

マーク金井は今回、インターネット中継のコメンテーター、大会レポーター、そしてインタビューアーを担当。色んな場所で選手から話を伺いましたが、一番仕事がはかどるのが練習場。同じ場所に多くの選手がいますし、同じ場所で多くの選手のスイングを間近で見ることができますし、なにより、同じ場所で多くの選手のクラブやシャフト、グリップを間近で見ることができるからです。

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練習場では選手のスイング、そしてショットをじっくり観ることができますが、改めて感じたのがツアープロの飛距離。ドライバーで300ヤード超えてくる選手、そして迫力満点のアイアンショットを打つ選手がゴロゴロいます。練習場で打つショットを観る限るでは、レギュラーツアーとチャレンジツアーとを比較すると、ドライバーの飛距離、アイアンショットの切れ味はほとんど変わりません。ドライバーの飛距離だけに限って言えば、チャレンジツアーの方が飛ぶ選手が多いかもです。

 

その一方で改めて感じたのが、迫力あるショットを打つことは、必ずにもスコアにつながらないということ。ショットにそれほど迫力なくても成績上位に来ている選手がいるかと思えば、練習場で目を見張るようなショットを打っている選手が予選落ちしています。ゴルフは「ナイスショットの品評会」ではないことを、見事に証明してます。

 

 では、どんな選手がいいスコアで上がってくるのか?

 

スコアの比率で言えば、パットが決まっている選手ほどスコアが良いです。入れ頃外し頃のパットを入れればバーディーが増えて、ボギーを減らせます。そして、もうひとつ大きな要素は、ナイスショットとミスショットの振れ幅が少ない選手は安定したスコアを出してきます。

 

例えば、ティショット。100点と40点のショットを打てば、合計140点。70点と70点のショットを打っても合計140点ですが、前者はいいスコアを出しづらくなります。プロでも40点のショットを打てばリカバリーが難しく、ボギーを叩く確率が高くなるからです。また、ゴルフの場合、ティショットで100点を取ってもそれが即スコアにはつながりません。ティショットで普段よりもいいショットを打ってば2打目以降有利になりますが、それはスコアをギャンティーするとは限らないからです。対して、ティショットで40点、今回の初穂CCに関して言えば、深いラフに打ち込めば2打目は出すだけ。スコアメイクは圧倒的に不利になるのです。

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今回、惜しくも予選落ちした中井学プロと話せたのですが、試合で大事なのは「そつが無いプレー」をすることだそうです。ゴルフには取り返せるミスと取り返せないミスとがありますが、試合で良い結果を出す選手ほど取り返せないミスを打たないと言ってました。
また、ショートアイアンやウエッジを手にした時でも、ラフに打ち込んだり、トラブルに巻込まれた時は、たとえ距離が短くてもピンをわざと狙わない勇気が必要だともおっしゃってました。狙ってグリーンを外すと難しいアプローチが残ってボギーを叩く可能性が高くなるからです。

 

成績上位者を数名インタビューしましたが、選手によっては「今日は満足いくショットがほとんど打てなかった」というコメントを残す選手もいました。満足いくショットが打てないのに5アンダーのスコアを出しているのです。恐らく、突出したナイスショットは無かったものもの、突出したミスショットも無かったのでしょう。

 

ゴルフはミスのゲームです。ゴルフでいいスコアを出すコツは、ナイスショットとミスショットの幅をできるだけ縮めること。ラウンド中に致命的なミスショットを打たないことが、スコアメイクの基本であり極意なのです~。

 

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