マーク金井blog

2016年10月17日超私的な考察、今年の日本オープンを制した松山英樹の強さの秘密とは!?

国内男子ツアーのメジャー大会「日本オープン」は、松山英樹選手が5アンダーで優勝しました。3打差の2位タイは池田勇太選手と李今勲選手、4位にH・W・リュー選手、そして5位が片山晋呉選手でした。

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写真はGDOより転載、撮影は内田眞樹カメラマン

松山選手は初日こそ1オーバーと少し出遅れましたが、2日目はパープレー、3日目に5アンダーとスコアを一気に伸ばして単独首位に立ち、最終日は一度も首位の座を明け渡すことなく1アンダーでホールアウト。他の選手が深いラフ、超高速グリーンに苦しむ中、自分の持ち味を存分に引き出し、安定したプレーで国内メジャー初制覇しました。

 

マーク金井は10月13日のブログで優勝予想しました。その時、候補に挙げていたのは、、、

この5選手。ものの見事に予想が外れましたが、松山選手を優勝候補にしなかった理由は、ロングヒッターよりもティショットの精度が高い選手の方が有利だと思ったからです。実際、松山選手はティショットのフェアウェイキープ率は高くありませんでした。しかしながら、松山選手のパーオン率は高かったのです。ロングドライブもさることながら、ラフからでもグリーンを捕らえる技術が卓越してました。加えて、ラフからのアプローチ、バンカーショット、そしてパッティングも実に安定していたからこそ、今年の日本オープンで最もいいスコアを出せたのです。

 

では、松山選手のどこがどう凄いのか?

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最終日のスタート前にスイングをじっくり見させてもらったのですが、アイアンのダウンスイング軌道がPGAツアー的だと感じました。具体的に言うと、、

 

シャロー&スティープです!!

 

これはツアーコーチを務める石井忍プロから聞いたのですが、ダウンスイング前半はシャフトが立ってません。ヘッドはシャフトプレーンに近い所に位置するため、シャローな状態(鈍角な状態)です。対して、ダウンスイング後半では、シャフトは寝てません。ヘッドはシャフトプレーンと同じか、わずかに上側を通過します。結果、いわゆるヘッドが上から入ってくる状態(ダウンブローな状態)でボールをコンタクトしています。

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実際、すぐ近くで松山選手のアイアンショットをじっくり観察しましたが、インパクトの強さが半端ではありません。迫力満点。力まかせに打ち込んでいるわけではないのに、ヘッドは上から綺麗に入り、インパクト直後にこれでもかってぐらい芝生を削り取っていきます。

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実際、日本オープンの試合中もラフからのショットの時、飛んでいくターフの大きさは他の選手の2倍近くありました。これは並外れたパワーもさることながら、ダウンスイング後半でシャフトが寝ない(ヘッドが入っていく角度が良い)から、ボールを正しくコンタクトでき、ラフからでもコントロールが利いたショットが打てているのです。

 

そしてもうひとつお見事なのがインパクト時の肩のライン。

 

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インパクトはアドレスの再現ではありませんが、インパクトで肩のラインが開いてしまうとボールの出球(打出し方向)をコントロールするのが難しくなります。松山選手のインパクトを観ると、肩の向きがスクエアな状態をキープしています。アドレス時とインパクト時の肩の向きが一致しているので、方向性がいいショットを打てるべくして打てているのです。

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石井プロによると、ダウンスイング前半でシャフトが立っていると、ダウンスイング後半ではその反動でシャフトが寝やすくなり、ヘッドはプレーンよりも下がった状態になりやすいそうです。こうなるとプロでもインサイドから煽った感じの軌道になりやすく、ボールが捕まり過ぎて左に引っかかったり、ラフからのショットでは必要以上に芝の抵抗が強くなりボールが上がりづらく、かつ飛距離も出づらくなるそうです。

 

松山選手が「シャロー&スティープ」を意識しているかどうかは分りませんが、この「シャロー&スティープ」ができている人ほど、アイアンの切れ味は鋭くなりますし、ラフからでもコントロールが利いたショットが打ちやすくなるのは、まぎれもない事実です。

 

我々アマチュアが松山選手のパワーを手に入れることはほぼ不可能ですが、「シャロー&スティープ」については、真似することは十分可能です。「シャロー&スティープ」の練習法については、また近い内にこのブログでアップします~。

 

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