マーク金井blog

2016年11月04日超私的な提案、スルスル転がる高速グリーンで良いスコアを叩き出すコツとは!!

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文化の日に、第16回菊水ゴルフクラブ チャリティーコンペに参加してきました。場所はもちろん菊水ゴルフクラブ(兵庫県 神戸市)。「街から一番近いゴルフ場」というキャッチフレーズでお馴染みのゴルフ場で、JR神戸駅からだとクルマで約15分。マーク金井は神戸駅からクラブバスに乗り込んで現地に向かいました。

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菊水山の南斜面に配されたコースは、1965ヤード パー31。9ホールのコースで、パー4が4つ、パー3が5つです。距離的にはショートコースに属しますが、菊水の魅力はベントグリーン。とにかく転がりがスムーズで、スティンプメーターで軽く10フィートを超えてきます。今年もいろんなコースでプレーしましたが、グリーンの速さはトップクラスです。「街から一番近い高速グリーンを堪能できるゴルフ場」と言ってもいいでしょう。

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昨日は9ホールを2回プレーしたのですが、前半は「高速グリーン」にまったく対応できませんでした。スタートホールこそパーでしたが、2番以降はパーがろくにとれません。最終ホールも3パットしてしまい、9ホールで10オーバー。今年のワーススコアを更新しました。アプローチ、パットともグリーンの速さに過剰に反応してしまい、距離感がまったく合わないし、「オーバーしたら嫌だ」という不安を抱えながらショットしていたので中途半端な感じがずっとつきまとっていました。実際、アプローチやパットでインパクトが緩むミスを何度もしでかしました。

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−△+3△−△△△□  +10

 

ハーフ休憩で「PDCA」した結果、後半の目標スコアはパープレー。そして、パープレーを達成するために、徹底的に意識したのが、、、

 

 ティショットの狙い目は、アプローチとパッティングが「菊水山に向かって打てる」場所に運ぶことに徹しました。

 

菊水ゴルフクラブは菊水山の南斜面にホールが配されています。アプローチでもパットでも菊水山を背にすると、下り傾斜、もしくは順目のラインになるので、転がりがものすごく速く、デリケートな距離感が求められます。対して、菊水山に向かって打つアプローチやパットは上り傾斜、もしくは逆目のラインになります。結果、高速グリーンであってもボールが転がり過ぎません。ボールが止めやすい方向に向かって打てるので、距離感がつかみやすく、かつインパクトが緩むミスも出づらくなるのです。その結果、、、

 

△−○−−−−−○  -1

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前半と後半で11打もスコアが良くなったのも今年初めてですが、この戦略はものの見事に嵌まりました。菊水ゴルフクラブの場合、すべてのホールが南斜面に配されています。このため、菊水山の場所が分りやすかったこともありますが、高速グリーンでも転がり過ぎないアプローチとパットを打つのは精神的に楽ですし、距離感がつかみやすかったのです。唯一、最終ホールだけ下りのパットを打ちましたが、これは距離が5mほど。自分が打つ前に同伴者が同じようなラインのパットを打ってくれたので、転がりと曲がり具合を知ることができ、このおかげでバーディパットを沈めることができました。

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当たり前と言ってしまえばそれまでですが、グリーンが速くなればなるほど、、、

 

下り(順目)のパットの距離感がつかみづらく、難易度がとてつもなく上がる!!

 

 グリーンが遅い場合と違い、グリーンが速くなるほど、下り(順目)と上り(逆目)の難易度の差が大きくなってきます。昨日のラウンドでは、それがスコアの差になっています。高速グリーンの場合、3メートル以内の場合でも「強気に打つと、3メートルぐらい簡単にオーバー」します。それを1度でも経験すると、今度はバントするすことになるのでインパクトが緩みがちになり、距離はそれなりに合ってきますがカップインの確率が極端に下がります。加えて、10メートル以上のロングパットになると、距離感を合わせるのが非常に難しくなります。

 

これからの時期、ベントグリーンは速さがどんどん増してきて、スリリングなパットを楽しめるゴルフ場が増えてきます。一般的なゴルフ場の場合、多くは受けグリーンになっています。受けグリーンの場合、ピンよりも奥にボールを運んでしまうと、アプローチもパットも下り(順目)のラインが残ります。ですので、ピンを絶対オーバーしないクラブ選択、そして距離感でプレーした方が、上り(逆目)のラインを残せる確率が高くなり、それが高速グリーンを攻略するコツにもなるのです~。

 

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