マーク金井blog

2016年11月13日超私的な分析、松山英樹がインパクト直後に右手を離してしまう理由とは!?

アナライズからのお知らせ

11/10からメールにて先行発売しております。プレーン君ですが、限定数の20個を遥かに超えた注文をいただいております。20個までは随時発送させていただきますが、それ以降は部品調達して、組み立ててからの発送となります。

15036679_1275265489210185_1499155812357226203_n

少々お時間をいただければと思います


 

国内男子ツアー、「三井住友VISA太平洋マスターズ」はいよいよ今日が最終日。このブログがアップされる頃にはすでにすべての組がスタートしていると思います。3日目を終えて、松山英樹選手は2位に6打差の通算20アンダー。10月「日本オープン」以来の国内ツアー連勝、2週前の世界選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」に続く出場試合2連勝、自身初の完全優勝に王手をかけています。

マーク金井は初日、そして昨日(3日目)、大会会場である太平洋御殿場コースで取材していましたが、松山選手の組はメディアにも制限があって、各媒体1名のみがロープ内取材できます。カメラも各媒体1名のみ。松山選手を取材したメディアが殺到しているために、運営側が特別処置を取っているのです。

15036300_10206228790958602_4316818000363715042_n

よほどの事が起こらない限り、今年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」は99%以上の確率で松山選手が優勝するでしょう。3日目も7バーディー、ノーボギーと完璧なプレー。3日目のスタッツを調べてみると、、、

 

ドライビングディスタンス(299.5yd)  1位
フェアウェイキープ率(57.14%)      30位タイ
パーオン率(72.22%)           25位タイ
パーキープ率(96.3%)         1位
平均パット(1.6512)          2位

 

ショットは決して絶好調というわけではありません。フェアウェイキープ率、パーオン率だけを観れば、2位に6打差もつけられるのが不思議なくらいです。恐らく、グリーンを外した時のアプローチとパットでリカバリーをし、そしてグリーンを捕らえた時はきっちりバーディーパットを沈めているのだと思います。

 

 さて、この松山選手。テレビ画面でも映し出されていましたが、フォローが左手だけになることが何度かありました。野球の右打者がライト方向にヒット打つような感じで、インパクトゾーンで右手を意図的に離し、左手だけでフォロースルー、フィニッシュを取っているのです。

154308

写真はGDOより転載、撮影はGDOフォトギャラリー一番人気の内田眞樹カメラマン。

 

インパクト直後に右手を離した時、本人はものすごいミスショットを打ったような顔つきになっていますが、その表情とは裏腹にボールは思ったほど曲がっていません。右手を離した時、大抵は狙いよりも左には飛んでいますが、左のバンカーまでは曲がっていません。ピンよりは左サイドですがグリーンをちゃんと捕らえています。右手を離すという派手なアクションのわりには球は大きく曲がっていません。

 

さて、この右手を離して左手だけのフォロースルー。

 

これには一体、どんな意図があるのでしょうか?

 

超私的に解説させてもらうならば、左曲がりの度合いを減らすためのものです。両手でフォロースルーを取るよりも、右手を離して振った方が(打った方が)、左に曲がりすぎるのを軽減できることを、無意識の内に知っているのでしょう。その証拠と言ってはなんですが、右に飛ぶミスをしている時にフォローで右手を離す仕草はしていません。

 

 では、なぜ右手を離すと左のミスを軽減できるのか?

インパクトゾーンで右手を離そうとすることでクラブの動きに余計な操作が入りづらくなります。結果、インパクトでフェースが被りづらく(左を向きづらく)なる分だけ、左へ曲がる度合いを軽減出来るのです。松山選手が右手を離した時のショットもそうです。右手を離している時は、左へのミスが大きくなっていません。3日目の17番のティショットでも右手を離してましてが、グリーンの左手前にワンオンしています。

 

ちなみに、フォローで右手を離すためには、かなり手前の段階で右手を離すという指令を出す必要があります。ダウンスイングはコンマ3秒前後です。これを考えると、松山選手をはじめ、プロの場合、切り返しからダウンスイングが始まった直後に「嫌な感じ」「引っかかりそうな感じ」「左に曲がりそうな感じ」を察知し、その結果としてフォローで右手を離している(離せている)のです。

 

フォローで右手を離すのは簡単そうで簡単ではありません。手を離すというのは恐怖感がありますし、手打ちになっている人の場合は、グリップをギュッと握りしめてスイングしているために、フォローで右手を離そうとと思っても右手が離れてくれません。グリップの右手親指部分がすり減っている人の場合は、松山選手の真似をしようと思っても、フォローで右手を離すのは至難の技になるでしょう~。

 

(▼▼)b


11月のセミナースケジュール確定しました

seminar-top

 

11月20日(日)11月26日(土)マーク金井のインパクト解析セミナー11時開始 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月20日(日)11月26日(土)シャフトセミナー 13時開始時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

11月27日
(日)
オンプレーンセミナー満員御礼
11時開始〜時間は一時間半 /料金3000円/ 募集人数:6名
スイングプレーンをどうやってオンプレーンにするか?マーク金井があなたの疑問に答えます。(一回目なのでどんな内容になるかやってみるまでわからない(汗)
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
11月27日
(日)
リピーターセミナー13時開始〜時間は一時間半 /料金3000円/ 募集人数:6名

アナライズのセミナーは一度しか受けれませんが、疑問がある場合このセミナーを受けてマーク金井に相談して下さい。
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

 

12月4日
(日)
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから

コメントは受け付けていません。