マーク金井blog

2016年11月21日超私的な考察、フックラインのパットを沈める確率を上げる極意とは!?

国内男子ツアー、「ダンロップフェニックス トーナメント」は日本ツアー初出場のブルックス・ケプカ(米国)選手が、最終日も8バーディ、2ボギーの「65」の好スコアでプレーして通算21アンダー。最終日に「61」を叩き出した池田勇太を振り切って日本ツアー初出場で初優勝を決めめした。21アンダーというのはフェニックスの優勝最小スコアを2打更新しています。ちなみに、ケプカ選手は昨年米ツアーで初優勝していますが、そのトーナメントも「フェニックスオープン」でした。

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マーク金井は初日と二日目は現地で取材し、三日目と最終日はテレビ観戦しました。初来日のケプカ選手も生で見ましたが、とにかくヘッドスピードが半端なく速くてドライバーが飛びます。ヘッドスピードは55m/sを超えている感じで、キャリーで300ヤードは当たり前。昨年、VISA太平洋に出場したバッバ・ワトソンといい勝負するぐらいのロングヒッター。最終日の18番も左のバンカーを楽々キャリーで越えています。

 

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ケプカ選手は大会最多アンダーパーで優勝しましたが、最終日、サンデーバックナインでの池田勇太選手の追い上げを振り切ったのは、最終18番ホール。グリーン奥のエッジからファーストパットを2メートル弱オーバーしましたが、その返しをカップ左ふちからきわどく決めてバーディー。カップの左ふちに当たったので「リップ」して外れそうな感じにも見えましたが、ボールはカップの外側ではなくて内側に転がり落ちて優勝を手に入れました。

 

ケプカ選手の優勝を決めた最後のパットは上りの右から左に切れる(曲がる)フックライン。なので、カップ左ふちに当たって入ったということは、もう少しタッチが弱ければボールはカップの左側を通過し、いわゆるアマチュアサイドに外れてしまいます。曲がる度合いを少なく読んで打ってカップインしています。カップ左側の土手に当たりましたが、実は、プロサイド(カップ右側)の土手に当たるよりも入る確率が高くなります。アマチュアサイドのカップのふちにボールが当った方が、当たった時の衝撃が弱く、かつカップ側に転げ落ちるやすくなるからです。

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フックラインの場合、カップ右側のふち(プロサイド)を通過した方が入りやすそうな感じがしますが、そうとは限りません。プロサイドの場合、ボールが止まりそうな時は入る確率が上がりますが、少し勢いが強い状態でカップのふちに当たると、転がりの勢いが増してボールがカップからはみ出たりするのです。カップのフチに蹴られてボールがカップインしないことを、「リップ」と言いますが、実は、プロサイドの時の方がリップしやすくなる場合も多々あるのです(もちろん、アマチュアサイドでもリップは出ます)。

 

前置きが少し長くなりましたが、今日はフックラインのパットの狙い方について超私的に書いてみたいと思います。

 

フックラインで曲がりを計算して打ち、ボールがカップの右側(プロサイド)を通過すると、アマチュアのゴルファーの多くは、、、、

 

今のは読み過ぎた!!!!

 

と口にします。しかし読み過ぎたというのは適切な表現ではありません。カップインしていないわけですから、正確に言うと、「読み切れなかった」、「読み間違えた」です。
読み過ぎたという言い方をして欲しくないのは、この言葉の裏側には「自分はラインを読めてた」という勘違いも含まれているからです。

 

 では、どんな風にラインを読めばフックラインのパットが入る確率が上がるのか?

 

カップインのラインを読む(曲がりを計算する)には以下の3つのパターンがあります。

 

  • カップ真ん中に入るように曲がりを読む
  • カップ右半分(プロサイド)から入るように曲がりを読む
  • カップ左半分(アマチュアサイド)から入るように曲がりを読む

 

 

この3つパターンの中で、皆さんはどれを選択して曲がる度合いを読んでいるのでしょうか? どれも間違いではありませんが、実は、パットが上手い人(プロ、アマチュアを問わず)は、3つの内、一番カップインする確率が高くなりやすい方法を選択してます。どれを選択しているかは、次回説明させていただきます~。

 

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