マーク金井blog

2016年12月12日超私的な考察、なぜゴルフは「構えた時」に体の向きが狂いやすいのか!?

寒くなってくると欠かせないのがパッチです。パッチとは関東では股引(ももひき)とも言われてますが、正式名称は「アンダータイツ」のことです。パッチをはくと関西では「おじん臭い」と言われたりもしますが、履くと履かないとでは大違い。一度履いてしまうと、3月下旬までは欠かせない保温アイテムになります。

 

パッチが大好きなマーク金井ですが、今シーズンはパッチを履いても保温効果が高くありません。なぜかと言うと、パッチと靴下の間に生足の露出が数センチあるからです。今どきの靴下はくるぶし丈のショートソックスが主流。お洒落番長の石川遼プロも日本シリーズではネックウオーマーをしているのに、靴下はくるぶし丈でした。このくるぶし丈のおかげでパッチを履いているにもかかかわらず、冷えて足元がスースーするのです(笑)

 

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ちなみにスノボの時は、ロングソックスを履いてます。ゴルフと違ってスノボの靴はブーツなので、生足だと心地良くないからです。そしてパッチを履いてロングソックスを履くと、膝下が2枚重ねになるので足元の保温効果も増してきます。ゴルフでも冬場はロングソックスの方が断然いいですね。

 

吐く息が白くなってくるとパッチを履き、パッチを履くとスノボに行きたくなってウズウズしてますが、今年の目標はグーフィー(フェイキー)で2級のバッジテスト合格です。昨シーズンレギュラー(左足前)で1級合格できたので、今年はグーフィーの滑りにチャレンジします。

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↑のイラストは↓こちらのサイトより転載させていただきました

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さて、このスノボですが、実はスタンスの向きが逆になると、途端に滑りづらくなるのです。利き足を使えないからというのもありますが、実はもっと大きな問題なのが視界。
スキーと違ってスノボは横乗り。滑る方向に対して体は正対してないため、側方視界で空間を把握しながら滑ります。このため、レギュラースタンスの時に見える景色と、グーフィースタンスの時に見える景色がまったく違うんです。この目に入る景色の違いが滑りに大きく影響するのです。極端な話、スノボで足の向きを変えたら、同じ景色が同じ景色に見えません。スノボをやっていると、いかに目からの情報が大事なのか思い知らされます。

 

 実は、この側方視界というのはゴルフにも当てはまるのです。

 

ゴルフも目標に対して正面を向いて構えません。スノボと同じで、右打ちの場合はアドレスした時、目標は左側方。側方視界で空間を把握しながらボールを打つことになります。ゴルフでは「目標に対して真っ直ぐ向くのが難しい」と言われますが、難しいのは目標に正対して構えてないからです。

 

 

ボールの後ろに立って目標を確認しているにも関わらず、アドレス時には「目標よりも右を向く」というアマチュアが少なからずいますが、これは正面視界と側方視界の違いを理解していないからだと思います。正面(ボール後方)から見える景色と、側方(アドレス)から見える景色は違います。真っ直ぐ構えるためには、ボールの前方にスパッと(目印)を作ることも大事ですが、それよりももっと大事なことは、目標に対して真っ直ぐ構えた時(アドレス時)の側方視界がどんなものかを知っておくことが大事です。

 

 インターネットでは、同一レングスアイアンを使うB・デシャンボーがサイドサドルでパッティングしているのが話題になっていますが、サイドサドルはアドレスで目標(カップ)に対して正対してます。この方が目標を正確に把握できます。目標に対してフェースを向けること、そして目標に対してストロークしやすいメリットはあります。デシャンボーがサイドサドルでパットを入れまくれば、かつての長尺パターのように、ツアープロでやり始める人が増えるでしょう。そして、サイドサドルが圧倒的に有利になるのが判明すれば、サイドサドルでパットするのはルール違反になる可能性も出てくるでしょう。

 

側方視界をチェックするのに役立つのは練習場です。練習場の一番左端打席でアドレスして下さい。背中側のネットが気になって狙いよりも右を向きやすくなります。逆もしかり、練習場の右端打席でアドレスしてみて下さい。正面にネットがあるのが気になって狙いよりも左を向きやすくなるはずです。

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目標に正しく構えられたらからと言ってナイスショットの保証はありませんが、自分がどこを向いているのか分らないままボールを打つと、スイングにも少なからず悪影響が出ます。まずは自分はどこを向いているのかを客観的に把握して下さい。そして右を向く癖がある人は、慣れ親しんだ側方視界と決別する勇気が必要です。真っ直ぐ向くために本当に必要なのは、真っ直ぐ向いた時に見える側方視界に慣れ親しむことです~。

 

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