マーク金井blog

2017年02月26日超私的な考察、なぜアマチュアの多くはプロに比べると飛距離が出ないのか!?

毎週金曜日は早朝スノボーデー。一昨日もいつものように朝イチの新幹線に乗り込んでガーラ湯沢で滑ってきました。普段はひとりなんですが、今回は4人。アナライズの女子スタッフ2名と、T島ブログでおなじみのT島が同行してくれました。女子スタッフ2名は初心者で、T島は上級者ですが、最近道具を変えて滑りに迷いが出ているそうです。

 

初心者2名、上級者2名ということで、いつもお世話になっているガーラ湯沢のスノーボードスクール、石川校長には最初の1時間は初心者レッスン、次の1時間は上級者レッスンをお願いしました。わずか1時間ですが女子スタッフはターンがスムーズになり、サクッと滑れるようになりました。T島もビンディングの調整、そして谷回りのターンのきっかけを教わるやいなや、ターンが劇的にスムーズに。ゴルフもスノボもちゃんと教わった方が、確実に上手くなることを再認識しました。

 

 

さて、T島ブログでも書かかれてますが、ゴルフとスノボには共通した魅力があります。

 

T島ブログ↑クリック

 

「ゴルフはクラブという道具を、スノーボードはスノーボードという道具を使うことで、生身の人間ができることを遥かに超えることができるという点で激しく似ています」。
T島ブログから引用)

 

前回のブログでも書いたように、ゴルフは動力装置(エンジン)を使わないで、ボールを遠くに飛ばせます。そして、ゴルフクラブには動力装置(エンジン)はついてません。ゴルフクラブは人間が振らない限り、ただの棒状の置物です。どんなに飛ぶと言われているドライバーも勝手に動きません。人間が手に持ってビュンと振ることによって、その性能が発揮されます。

 

逆に言うと、道具(ゴルフクラブ)を生かすも殺すも人間次第。ゴルフクラブを楽器に例えるとするならば、ピアノとかギターではなく、トランペットやフルートに近いと思います。ピアノやギターは最初から音が出てくれますが、トランペットやフルートは初心に厳しく、音が出るまでが難しいそうです。

イシバシ楽器のWEBサイトより転載

 

 ゴルフの道具(ゴルフクラブ)は扱う人間によってパフォーマンスがガラッと変わります。例えば、同じドライバーを手にしても、プロゴルファーが使えば250ヤード以上楽に飛びますが、まったくの初心者ならば200ヤードも飛ばないでしょう。言い換えると、体力、筋力が人並み外れてても、道具(ゴルフクラブ)を使うスキル(技術)がなければ、ボールを遠くに飛ばせる度合いは少なくなるのです。

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばせるのが魅力ですが、今、その魅力をもっとも手に入れているのはプロゴルファーです。ここ40年でゴルフクラブは劇的に進化(変化)していますが、その恩恵をもっとも受けているのはプロゴルファーです。現在、世界ランク1位のダスティン・ジョンソンはドライバーで350ヤード以上飛ばしますが、350ヤード以上飛ばせるのは今どきの道具(ゴルフクラブ)があってこそ。昔の木製ヘッドにスチールシャフトが装着されたドライバーならば、300ヤード行くか行かないかだと思います。

 

 

他方、アマチュアゴルファーの飛距離はどうでしょう。道具(ゴルフクラブ)のおかげで、生身の人間がボールを投げるよりもボールを遠くに飛ばせます。道具(ゴルフクラブ)が進化したことで、飛距離も伸びています。しかしながら、プロゴルファーに比べると飛距離は伸びてません。プロゴルファーに比べると、ドライバーの飛距離は圧倒的に劣ります。40年前はプロとアマのドライバーの飛距離差は50ヤードぐらいでしたが、現在その差は100ヤードぐらいまで広がっています。せっかく道具(ゴルフクラブ)が進化したにも関わらず、プロゴルファーに比べるとその恩恵を受け取っていません。

 

では、なぜアマチュアはプロゴルファーほど飛ばないのか?

 

体力、筋力の違いももちろんありますが、ゴルフの場合、飛距離に最も影響を与えているのは道具(ゴルフクラブ)です。大事なことなので繰り返しますが、

 

ゴルフの魅力は生身の人間がなしえないぐらいボールを飛ばせることです。

 

アマチュアの中には、「筋力不足だから飛ばない」「年を取って筋力が落ちたから飛距離が落ちた」と悩んでいる人が多いです。確かに筋力や体力ダウンはボールを飛ばすためには不利ですが、筋力、体力を増強しても人間は人間。生身の身体は生身の身体のまま。生身の人間がなしえないぐらいのパワーを得ることはできません。

 

 

プロゴルファーが飛ぶのは、極めてシンプル。生身の人間がなしえないぐらいボールを遠くに飛ばせるのは、道具(ゴルフクラブ)を上手く使いこなし、道具(ゴルフクラブ)を上手く使いこなすことで、「生身の人間がなしえないぐらいボールを遠くに」飛ばすことができるのです。

 

 

心技体という言葉がありますが、アマチュアが本気でプロの飛距離に近づくためには、
一番最初にやるべき事は技(スキル)です。体はどうでもいいわけではありませんが、歩いて、走れて、ゴルフクラブを振り回せる体力があればなんとかなります。

 

スノボをガッツリやるようになっていろんなことが見えてきました。マーク金井は練習器具を使って練習するのが好きですが、これはゴルフスイングの技(スキル)アップにつながるし、技(スキル)アップが飛距離アップにつながるからです。

 

 

ゴルフは物理です。

 

道具を有効活用できる技(スキル)を身に着ければ、誰でもプロゴルファーの飛距離に近づけるのです~。

 

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