マーク金井blog

2017年04月26日超私的な提案 スロープレー解消するためのとっておきの方法とは!?

プロ野球のペナントレースはまだまだ序盤戦ですが、ここにきてセリーグが団子状態になってきました。開幕するや連戦連勝だった広島が負けが増えてきたこともあって、現在は首位広島と最下位ヤクルトとのゲーム差は5.5ゲームに縮まってます。昨日は巨人の菅野が広島に完封勝ち。横浜も阪神に完封勝ちを収め、これで首位広島と2位巨人のゲーム差はわずか0.5ゲームとなりました。阪神もなんとか首位と1.5ゲーム差で3位にいますが、4位の横浜が1.5ゲーム差で近づいています。

 

 

野球の場合、調子の善し悪しを見極めるポイントはいくつもありますが、そのひとつに打順があります。バッティングが好調なチームほど打順が固定されてますし、バッティングが不調なチームほど打順がしょっちゅう変わっています。打てないから打順を変えざるを得ないのですが、打順を変えたからと言ってすぐに打てるほどプロ野球の世界は甘くありません。当たり前過ぎますが、やはり打つべき人、中軸バッターが打たないと打線は上向きにならないです。

 

さて、この打順。

 

野球と違って、ゴルフの打順は固定ではありません。ゴルフの打順はかなり流動的です。原則としては、、

 

  • ティショットの打順は、「前のホールのスコアが良い人から打つ」
  • 2打目以降の打順は、「ホール(穴)から遠い人から順番に打つ」

 

 

ずっと昔からこれが当たり前でしたが、スロープレーを解消するということで、新たなルールが生まれようとしています。そのひとつが、

 

レディゴルフ(Ready golf)

 

「レディゴルフ」とは、これまで2打目以降は「ホールから遠い人から先に打つ」とされてきた打順を「準備できた人から先に打つ」にするというものです。今回ルールで定めようとしてますが、実は、欧米ではすでに実施している所も少なからずあります。マーク金井が主宰する日本ハーフコース振興協会も、協会設立時からレディゴルフは実施しています。

 

 

「レディゴルフ」を試していただくと分りますが、これを試すだけでハーフ10分くらいはプレー時間を短縮できます。特に、乗用カートでのセルフプレーの時は、カートの近くにボールがある人から打つようにすれば、カートから遠い人が打つのを待たなくていい。カートから遠い人もボール地点まであせって走らなくて済むので、助かります。

 

そして、本気でスロープレーを解消したいと思うならば、「レディゴルフ」をさらに拡大解釈してやってもらいたいのが、、、、

 

ティショットは打順固定!!!!

 

ティショットは良いスコア順というのをやめて、固定打順にするのです。どんな風に固定してもいいですが、例えば、同伴競技者のドライバーの飛距離が大きく異なる場合ならば、、、

 

飛ばない人から順番に打つ

 

という風にするのです。飛ばない人から打てば、前の組の人に打ち込むリスクが減ります。また、前の組が遠くにいかないてもティショットを打てる分だけ、ティグラウンドでの待ち時間を短縮できます。ティショットを固定打順にするだけで、ハーフ10分くらいはプレー時間を短縮できると思います。

 

それだけではありません。実は、打順をクルクル入れ替えるよりも、打順を固定にした方がいい人がスコアアップしやすくなります。打順を固定すると、ティショットを打つ順番があらかじめ分ります。そうすると、プレーのリズムが良くなるのです。1番バッターはホールアウトすれば、すぐに自分が打つ番だと分るのでジタバタしません。4番バッターは4番バッターで自分の番がいつも遅いのが分るので、イライラもしなくなるのです。
ゴルフはリズムが大事だと言われてますが、スイングのリズムだけがリズムだけではありません。

 

・構えてから打つまでのリズム
・歩くリズム
・プレーとプレーのインターバルのリズム
・打順のリズム

 

 

これらのリズムが一定になると、実はスイングのリズムも良くなるのです。そしてこれらのリズムが良くなるほどにスコアも良くなるのです。

 

スロープレー防止のために「走る」ことを求められる場合がありますが、ゴルフは「走る」と息が乱れてミスショットが出やすくなります。ミスショットが出たら、当然ながらプレータイムは長くなります。スロープレーを減らすには、慌てることよりも無駄な時間を省くこと、そしてリズムが良くなることを推奨することです。レディゴルフとティショットの打順固定。この2つを採用すれば、走らなくてもプレー時間は確実に短縮できるのです~。

 

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