マーク金井blog

2017年05月08日超私的な考察 コースに出た時、やっていいミスとやってはいけないミスとは!?

国内女子メジャー初戦、「ワールドレディスサロンパスカップ」は3日目に首位に立った韓国のキム・ハヌル選手が最終日もスコアを2つ伸ばし通算8アンダーで優勝。これで昨年のリコーカップに続きメジャー2連勝。今季獲得賞金は5000万円を超え、賞金ランクも2位に2000万円以上引き離してトップに立っています。

2位タイには招待選手のレキシー・トンプソン選手とコ・ジンヨン選手。ツアー初優勝を目指した川岸史果選手は粘りのあるプレーを続けながらも、最終ホールでボギーを叩いて単独4位となりました。

 

マーク金井は3日目に続き最終日も現地取材してましたが、茨城ゴルフ倶楽部に向かう前にサクッと千葉市民ゴルフ場で早朝9ホールプレーをしてきました。アナライズ主催のラウンドセミナーで、アマチュアゴルファー3人とのプレーです。3人の内、2名はシングルを目指すレベル、もう1人は80台のスコアを目指しているレベルです。

さて、このラウンドセミナー。マーク金井が心がけていることがあります。それは、、、

 

ティショットではナイスショットを打とうとしないことです。

 

例えば、千葉市民のスタートホールは左サイドがOBで、右サイドはどこまでもセーフ。2番も左サイドはOBが続き、右サイドは隣ホールでセーフです。この2ホールではフェアウェイではなくて、わざと右のラフを狙い、実際に、1番、2番ともティショットは右のラフに打ち込んでます。実は、これには理由があって、アマチュアがスコアメイクするためには、、、

 

  • ティショットにナイスショットは必要ない
  • ティショットで絶対死なないこと

 

この2つを愚直に実践します。何故かと言うと、ティショットで死んでしまうとボギーはおろかダボも取りづらくなるからです。ティショットの役割というのは、「死なないこと」です。ラフにボールがあったら2打目が難しくなりますが、セカンドでグリーンを狙える場所にボールを運べば、とりあえずダボというスコアを消せるからです。

 

しかしながら、今回のアマチュアもこれが上手くできません。右のラフを狙っているつもりでもそれが中途半端です。結果、ひとりは1番でティショットがOB、もうひとりも2番でティショットをOBしています。右サイドはどこまでも広いにも関わらず、左にOBを打つのは本当にもったいないですし、そんなことをしてしますとプレーの流れが悪くなってスコアメイクしづらくなります。1番と2番のティショットに関しては、左が怖い(左のミスが出やすい)ならば、それこそ隣のホールからフックをかけて右のラフを狙う。これぐらい極端なことをやれば、どんなに左に曲がる球を打ったとしても、左のOBまでボールが曲がることはありません。

 

そして、アマチュアゴルファーを見ていると、ティショットでは、、、

 

  • フェアウェイに運びたい
  • ティショットでいい当たり打ちたい(芯を喰いたい)

 というのがティグラウンドでありありと感じます。そして、ティショットでフェアウェイキープしたい、ティショットでいい当たりを打ちたいという欲が見え隠れすると、大抵は危険なゾーンにボールが飛んで、ティショットで死ぬ確率が高くなっています。

 

ゴルフはティショットがすべてではありません。というか、ティショットがフェアウェイにあっても、ティショットでナイスショットを打ってもパーやバーディーが取れるとは限らないのがアマチュア(ハンデ10以上)のゴルフです。それを考えると、ティショットではとにかく「死なないこと」なんですが、それを本気で考えながら打てる人は非常に少ないです。

 

 

ティショットを適当に打つ、ティショットをラフに打つというのは、言葉にするのは簡単ですが、実際に、これを実践するとなると簡単なことではありません。特に、練習場に熱心に通っている人ほど、ティショットを適当に打ったり、わざとラフに打つことができません。なぜなら、アマチュアの多くは練習場でナイスショットを打つこと、真っ直ぐとすことを目標にしているからです。

 

ゴルフはミスのゲームです。

そして、やっていいミスとやっていけないミスがあるゲームなんです。

 

ティショットでやっていいミスはラフに打ち込んだり、当たりそこねでもいいからセーフティーゾーンにボールを運ぶこと。ティショットでやっていけないミスは、OB、池ポチャ、林、チョロです。ティショットはテニスに例えるならばサーブ。サーブでダブルフォルトすることを続けたらテニスになりません。ゴルフもしかり、ティショットでやっていけないミスを打つ限り、プロ顔負けのドライバーショットを打っても、ベストスコアを更新することは非常に難しくなるのです~。

 

(▼▼)b


アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

analyze_ss_photo01

analyze_ss_top (3)

インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください


カテゴリー コースマネジメント、ラウンドにて思う, 超私的な考察

コメントは受け付けていません。