マーク金井blog

2017年05月17日超私的な考察 初心者ゴルファーが中上級者になるためのプレー中の心得とは!?

 

月曜日は久しぶりの試打3連チャンをこなしました。午前中はシングルレングスアイアンで注目を浴びているイーデルゴルフの新製品記者発表試打会。シングルレングスアイアンの4番、7番、そしてPWを打ってきました。イーデルゴルフはパターにも並々ならぬこだわりをもっており、「トルクバランス」と呼ばれるパターを出しています。これはオデッセイ(キャロウェイ)が出しているストロークバランスと同じで、ヘッドを中に浮かせると地面に対してフェース面が垂直に向きます。

 

ただし、オデッセイのストロークバランスはフェースバランスと同じくシャフト延長線上にスイートスポットが位置してますが、イーデルゴルフトルクバランスのパターはそうではありません。シャフトはヒール寄りに付いているというユニークな構造です。構造としては、ヒール側がかなり重く、そしてトウ側が軽い。加えて、重心深度が非常に浅くなっています。このため、ボールをフェース中央ではなくて、ヒール側にセットしたくなりました。

 

夕方からはPRGRの新作ドライバー記者発表試打会。こちらはシュミレーターを使っての試打で、飛距離が具体的に出ます。「RS2017」と「RS-F2017」の2モデルがラインアップされてますが、どちらも重心アングルが大きいのが特徴。捕まりが良い「RS2017」は重心アングルが30度。捕まり過ぎない「RS-F2017」の方でも重心アングルが25度。一般的なドライバーの重心アングルが23度前後だと考えると、どちらのモデルともインパクトゾーンでヘッドが返りやすいく設計されています。実際試打してみても、ヘッドが返りやすいのが手に伝わってきました。

 

 

そして夜にはGDOの試打インプレッションの試打。神田のスタジオで、1秒1000コマ撮影できるディテクトの高速カメラを使ってテーラーメイドのM2レスキューを試打しました。1日に異なる場所で試打をやって分ったのですが、普段使っていないボールで打つよりも、普段使っているボールを使った方が、より正確にクラブの性能を見極められることが再確認できました。

そして、昨日は原稿を1本仕上げた後に電車に乗って薄暮9ホールプレー。ラジオでアシスタントを務めてくれた、シンディと担ぎセルフでツーサムプレー。シンディは典型的なビギナー。9ホールのスコアは70前後だそうです。

スタート前は、長井薫プロが考案した「魔法のホース」で素振り。これが中々様になってて良い感じでスイングしています。ところが、いざプレーが始まると、典型的なビギナーゴルファー。ナイスショットが少ないということもありますが、それ以上に気になったのがプレーの所作が初心者過ぎたのです。具体的に言うと、、、

・ティアップの仕方が素人っぽい
・キャディバッグの担ぎ方が素人っぽい
・キャディバッグを置く場所が素人っぽい
・クラブの出し入れが素人っぽい

 

とにかくスイング以外でもやることなすことが素人っぽい(関西弁だとどんくさい)ので、近くでみても遠くでみてもゴルフが上手い人にはまったく見えないのです。なので、昨日は、どうすればスイング以外の所作について超私的にレクチャーしました。

 

プロスキーヤーに聞いたのですが、スキーは「担いだだけで腕前が分る」そうです。スノボもしかり、ボードの持ち方、リフトの乗り降りを見ただけで、かなり正確に「腕前」が分ります。ゴルフもしかりで、ティアップやスイング以外の所作を見れば、「腕前」をかなり正確に見極められます。逆に言うと、ゴルフが上手くなるには、スイングを良くするのと同じぐらい、スイング以外の所作が「どんくさくなくなる」ことが求められます。

 

 では、どうすればゴルフの所作がこなれてきて、ゴルフが上手そうに見えるのか?

 

一番簡単な方法はゴルフの上手い人をじっくり観察して、そっくりそのまま真似ることです。どれぐらい上手い人が参考になるかというと、平均スコアが70台、ハンデキャップで言えば6以下の人を真似て下さい。もしもそんな人が回りにいないならば、以下の点から真似てみて下さい。

 

 

・ティアップをする時は人差し指中指の間にティを挟み、ボールとティを一緒に持ち、ボールを地面に押しつけることでティを地面に刺す。

・担ぎセルフのキャディバッグ、手引きカートを止める場所は、スイングの邪魔にならず、かつ自分から遠すぎない場所に置く(ゴルフが上手くない人ほど、キャディバッグと自分との距離感が遠すぎたり、近すぎる)

・グリーンにボールが乗ったら、キャディバッグ(手引きカート)はピンよりも奥、かつ次のホールの進行方向側で、かつプレーの邪魔にならない場所に置く。

・担ぎセルフの場合、打って使ったクラブは歩きながらキャディバッグに戻す。もしくは打ったクラブは次のショットを打つまで手に持ってあるく(打った直後にクラブをバッグを戻すのはどんくさい)

・パットを終えて次のホールに向かう時、キャディバッグを担ぎ、パターは手に持ったまま次のホールに向かう。そして次のホールでティショットを打つ時にパターをバッグに戻して、ドライバーなりティショットで使うクラブを抜く。

・キャディバッグは背中ではなく腰で担ぐ

 

手引きカートの場合でも、打った直後にクラブを出し入れするよりも、次のショットの時に出し入れした方がいいと思います。

 

ここまで読んで分ったかと思いますが、初心者ほど無駄な動きが多いし、余計なことをしています。例えば、グリーンに乗ってパットを打つとき、花道にキャディバッグを置いたら、、、、ホールアウトしたら、逆戻りに歩かなくてはなりません。これだけで時間の無駄ですし、後続組みに「段取りが悪くてプレーが遅い」と思われてしまいます。

 

初心者の頃は、ゴルフというのはやることが多すぎて大変だと思います。しかしながら、ミスショットを減らすことはできませんが、ショット以外の部分での無駄なことは減らせます。ショット以外の部分で「どんぐさい」感じを減らす。これは脱ビギナーになるだけでなく、スイングリズムも良くなるので、ミスショットを減らすことにもつながり、スコアアップにもつながるのです~。

 

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