マーク金井blog

2017年05月29日超私的な考察 ゴルフスイングと一番類似している運動(動作)とは何か!?

 

昨日はいい感じで曇っていたので、午後の遅めから担ぎセルフで9ホールプレーしてきました。薄暮プレーでテストしたのは、USTマミヤのプレミアムシャフト「オウガG」。プレミアム感満点のコスメにふさわしく挙動も上品なシャフトでした。手元側がほどよくしなるので、切り返しでタイミングが取りやすく仕上がっています。

いつものごとく、プレーしたのはMMT9会場でもある赤羽ゴルフ倶楽部のインコース。アウトに比べると距離は短いからだと思いますが、薄暮ではインの方が空いています。でも、インをチョイスするのは空いているからではありません。フェアウェイがタイトですし、左サイドが危険なホールが多いのが気に入ってます。

 

左サイドが危険なホールが気に入っているのは、左サイドが危険な時の方が、スイングの善し悪しをジャッジできるからです。先週金曜日、YouTubeでオンプレーンセミナーをアップしましたが、オンプレーンに振れてくれば左サイドが危険な時でも、引っかけやチーピンが出づらくなります。逆に言うと、左サイドが危険なホールで交通事故(大きなミスショット)が起こりやすい人は、ヘッドの軌道がプレーンから外れている、アンダー星人になっていると思って間違いないです。

 

YouTubeの動画配信でも説明しましたが、オンプレーンなスイングというのは、オンプレーンを意識して作れるものではありません。ヘッドが正しい軌道を描く(オンプレーン)かどうかというのは、クラブを正しく捌ける(さばける)かどうかで決まるのです。誤解を恐れずに言えば、クラブを正しく捌く(さばく)ことができれば、ヘッドの軌道はオートマチックにオンプレーンになってきます。

 

 では、どうすればクラブを正しく捌く(さばく)ことができるのか?

 

これまたYouTubeで説明しましたが、ボールを沢山打っても、たくさん練習してもクラブを捌く(さばく)動作が身に付くとは限りません。なぜなら、ゴルフは間違った動きをしててもボールを打ててしまいますし、ナイスショットも出てしまうからです。そして間違った動きでナイスショットが出てしまえば、クラブを捌く(さばく)必要がなくなるからです。

 

 では、どんな練習をすれば、クラブを正しく捌ける(さばける)のか?

 

ゴルフに限りませんが、やったことがない動きを身に付けるためには、まずは動きをイメージすることが大事です。正しい動きとまったく別のジャンルでいいから、正しい動きと似たような動きをイメージすることが大事です。

 

 では、ゴルフスイングと似た動き(動作)とは、どんな動き(動作)なのか?

 

セミナーではゴルフに似たスポーツ(似た動作)について質問してますが、セミナー受講者で回答で多いのは、、、

 

 

・野球
・テニス
・卓球
・アイスホッケー

 

こんな感じで球技が多いです。確かに、これらのスポーツで道具を使ってボール(パック)を打ちます。球を道具で打撃するという点では類似点がありますが、実はもっとゴルフスイングに近い動き(動作)があるのです。

 

それは、、、、

 

 渡し船とか小舟で櫓を漕ぐ動作!!!!

 

です。小舟で櫓を漕ぐのは球技ではありませんが、実は、櫓を漕ぐ動作の中味を抽象化すると、ゴルフスイングとかなり類似している点があるのです。

 

小舟で櫓を漕ぐのとゴルフスイングにはどんな共通点があるのかというと、、、

 

・てこの原理を上手く使うことが求められる。
・支点、力点、作用点を意識すると効率の良い動作になる。
・作用と反作用を上手く使うことが求められる。
・手元と先端(ヘッド)は違う方向に動いた方が効率が良くなる。
・道具の真ん中あたりに支点を意識すると効率の良い動作になる。

 

ゴルフスイングではパターとショットがありますが、パターには上記の動作は必要ありません。というかてこの原理を使わない方がストロークが安定しますし、距離感、方向性も良くなります。しかしながら、ショットにおいてはてこの原理を使ってスイングしないとボールが遠くに飛ばすことが難しくなりますし、なによりもオンプレーンにスイングすることが難しくなるのです。

 

 ゴルフは物理であり、ゴルフは力学です。

 

一生懸命練習しているのにスイングが良くならない、一生懸命振っているのにヘッドスピードが上がらない(ボールが飛ばない)と悩むアマチュアゴルファーのスイングを観察すると、「てこの原理」「作用と反作用」というエネルギーの出し方ができてません。なので、スイング自体の効率が悪いためにボールが飛ばなかったり、ヘッドの軌道が不安定になっている場合が多々見受けられます。

 

小舟の櫓を漕ぐなんて経験ある人はそう多くないと思いますが、手漕ぎボートのオールの使い方も、ゴルフスイング(ショット)に似ています。ちなみに、カナディアンカヌーで前進する時の漕ぐ動作はショットというよりはパットと同じで、手元とオール全体が同じ方向に動いています~。

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 超私的な考察

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