マーク金井blog

2018年01月09日超私的な考察 フィッティグしてクラブを選ぶことのメリットとデメリットとは!?

年初最初の3連休の昨日はアナライズセミナーデー。前半は「飛距離アップセミナー」、1時間の休憩を挟んだ後半はスイングプレーンが劇的に良くなる練習器具「フレループセミナー」を実施。2018年の初セミナーを無事やりとげました。フレループセミナーでは新しいドリルを紹介したのですが、これが大ハマり。わずか20分ほどで受講者のスイングが劇的に良くなりました。

 

アナライズのセミナーは受講者のゴルフの悩みを解消するために実施していますが、同時に、ゴルファーのリアルを知るためのリサーチの場でもあります。アマチュアゴルファーはどんな風にスイングを勘違いしているのか、どんなクラブを好んで使っているのか、どんなクルマに好んで乗っているのかを、マーク金井は念入りにチェックしています。そして、この時期はウインタースポーツをやっているのかも欠かさずヒアリングしてます。

 

そして、ゴルフクラブに関しては「何を使っているのか」だけでなく、「どのようにしてそのクラブを選んだ」のかも聞きます。衝動買いしたのか、試打して購入したのか、それともフィッティングを受けて購入したのかもヒアリングします。

 

セミナーは少人数制なので母数はそれほど大きくありませんが、2017年の受講者の間で多かったのは、試打して購入とフィッティングを受けての購入でした。最近だとミズノがやっている「3球試打」で購入を決めた受講者もいました。クラブメーカーが力を入れているというのもありますが、フィッティングからの購入が増えつつあります。

 

さて、このフィッティング。

 

ほとんどのメーカーは、ゴルファーのスイングを分析し、そのゴルファーのスイングにマッチした(相性が良い)クラブを推奨します。確かに、これは理に叶っている考え方で、スイングと相性がいいクラブを手にした方が、「振りやすい」「違和感が無い」「打ちやすい」というメリットを得られます。加えて、自分のスイングにマッチしていないクラブよりも、自分のスイングにマッチしたクラブの方がミスショットが減り、ナイスショットを増やすこともできます。

 

 

では、自分のスイングにマッチしたクラブ(相性がいいクラブ)は、まったくデメリットがないのかと言うと、実はデメリットも少なからずあるのです。アマチュアゴルファーの場合、スイングの仕方に問題を抱えている場合が少なからずあります。その状態で自分のスイングにマッチしたクラブを使うということは、

 

 自分のスイングを変えづらくなるのです!!!!
 スイングを変えることに二の足を踏むことになるのです!!!!

 

クラブ設計家の竹林隆光さんもおっしゃってますが、自分にピッタリ合ったクラブを使ってしまったら、もうスイングを変えてはいけないことになるんです。もしも、スイングを変えてしまったら、皮肉なことに、その時は自分にピッタリ合ったクラブは自分に合わなくなるのです。

 

フィッティングというシステムは非常に合理的なシステムですが、もしも、スイングを変えたい、スイングをレベルアップしたいと考えているならば、フィッティグに頼り過ぎない方がいいと思います。では、何を基準にしてクラブを選べばいいのかと言うと、自分が使いこなせるクラブ、自分が目指しているプレーがしやすいクラブを選ぶことです。

 

例えばボールが上がりづらいならば、ボールが上がりやすいクラブ。例えば、ショットが左右にバラつくのを軽減させたいならば(直進性が高い弾道を打ちたいならば)、操作性が低くて、直進性が高い弾道を打ちやすいクラブを選ぶ。シャフトに関しては、パワーやヘッドスピードに合わせて、重さや硬さをチョイスして下さい。もちろん、モデルよって挙動は異なるので、大まかなスペック(重さ、硬さ)が決まれば、その範囲の中でチョイスすればいいわけです。

 

フィッティングしてクラブを選ぶというのは、練習をあまりしない人、スイングを根本的に変えたくない人にとっては非常に優れたシステムです。しかしながら、本気でスイングを変えたいと考えている人にとっては、フィッティングしてクラブを選ぶというのは、「スイングを変えづらくなる」ということを理解しておいた方がいいと思います~。

 

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カテゴリー クラブセッティング, 超私的な考察

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