マーク金井blog

2019年04月23日超私的な提案 アマチュアが本当にスコアアップするために必要な技術とは!?

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土曜日に難易度が非常に高いブリック&ウッドゴルフクラブをプレーた翌日(日曜日)、難易度が高くない千葉市民ゴルフ場で早朝9ホールをプレーしてきました。

スキー場のゲレンデに例えるならば、ブリックは斜度30度以上の上級者ゲレンデ、対して千葉市民ゴルフ場はちびっこゲレンデさながらで斜度10度以下の初心者ゲレンデです。説明するまでもありませんが、ブリックに比べれば、千葉市民の方がいいスコアが出て当たり前のコースです。

 

では、初心者向けのコースでプレーしたら上手くならないかと言えば、そうではありません。本当に上達したいのであれば千葉市民でプレーする回数を増やすことをお勧めします。スキー、スノボの初心者がいきなり上級者ゲレンデで滑ったら、転びまくってしまいます。そんな状態でいくら滑っても正しい技術が身に付くことはまずありません。ゴルフもしかりです。アマチュアの中には「難しいコースでプレーしないと上手くならない」と思っている人が少なからずいますが、スキー、スノボと同じく、ゴルフの場合も初中級者が難易度の高いコースでプレーしたら、大叩きの連続。正しい技術が身に付く前に、ゴルフが嫌いになってしまいます。

 

では、やさしいコースでプレーすれば誰でもゴルフが上手くなるのか?

 

 

これまたスキー、スノボに例えると答えがおのずと導かれます。スキー、スノボのスクールは初心者ゲレンデで行ないます。初心者コースならばスピードが出すぎる恐怖、転倒の恐怖が薄れます。インストラクターはスピードがコントロールしやすい状態で基本動作指導し、受講生はそれを練習します。ゴルフもしかり、やさしいコースでは、やさしいコースで出来ることをちゃんと意識してプレーすれば、ゴルフが確実に上手くなります。

 

 

では、なにを意識してプレーすればゴルフが上手くなるのか?

 

 

やさしいコースはフェアウェイが広く、OBや池も少ない。グリーン周りのバンカーもそれほど多くないですし、バンカーのアゴも高くありません。少々ミスショットを打ってもトラブルに巻込まれることはありませんが、雑なプレーをしてしまうと、上達に必要なスキル(技術)は身につかないです。

 

 

やさしいコースでプレーしている時ほど心がけてほしいのは、テニスで言われているアンフォースドエラー(やってはいけないミス)を打たないことと、ハザード(池、バンカー)にボールを打ち込まないこと。

 

そして、もうひとつはティショットを確実に成功させることと、グリーンを狙うショットではちゃんとグリーン周辺にボールを運ぶことです。

 

 

そこでティショットをを成功させるためにまずやって欲しいのは、、、

 

 

赤ティ(レディスティ)からのプレー。千葉市民の場合、赤ティからプレーするとパー4のほとんどは300ヤード未満。ティショットで150ヤードも飛べば、セカンドショットは100~130ヤードぐらいしか残りません。と言うことは、男性ゴルファーならばティショットを7番アイアンぐらいで打っても、セカンドはショートアイアンで狙えるのです。

 

 

ティショットを7番アイアンぐらいで打って、150ヤードをちゃんと打つ。 残り130ヤード以下のセカンドショットを打って、グリーンを捕らえる。

 

 

やさしいコースで、赤ティからプレーすればこの2つのことがちゃんとできているかどうかを実際に試し、そして評価を記録(スコア)を付けるのです。

 

 

例えば、昨日の千葉市民、私は白ティでプレーし、同伴者のアマチュアゴルファーは赤ティでのプレーです。そして、こんな感じでスコアを付けています。○はナイスショット、△はアンフォースドエラーではないミスショット、×はアンフォースドエラー(やっていけないミス)。ちなみに白ティでプレーする時はドライバーを封印し、19度のUTでティショットを打っています。

 

1番 △×○ボギー(2パット)
2番 △△ボギー(3パット)
3番 △パー(2パット)
4番 △○○パー(2パット)
5番 ○△パー(2パット)
6番 △△パー(2パット)
7番 △△パー(2パット)
8番 △パー(2パット)
9番 ○×△パー(2パット)

38ストローク 19ショット、19パット。

 

昨日は1番のセカンドでアンフォースドエラーを打ってますが、これはわざとティショットを右の林に打ち込み、木と木の間を狙ったショットが木に当たったからです。ボギーオンをしたのはこの1番だけで、残りはすべてパーオンです。

 

対して、一緒にプレーしたゴルファーのスコアを紹介すると、、、

1番 ○△パー(2パット)
2番 ○△×△ダボ(2パット)
3番 ×△トリプル(2パット)
4番 △○×○ボギー(2パット)
5番 ○△ボギー(2パット)
6番 ○○パー(2パット)
7番 △○パー(2パット)
8番 △パー(2パット)
9番 ○×△△ボギー(2パット)

44ストローク 26ショット、18パット

 

3番ホールはパー3で距離は90ヤード弱。ここでアマチュアゴルファーは左に引っかけてOBを打っています。90ヤード弱からOBというのは致命的なミスでまさにアンフォースドエラーです。このアマチュアゴルファーは初心者向けのコースでのプレーにも関わらず、9ホールのプレーでアンフォースドエラーが4回もあります。赤ティからのプレーですから使っているのはすべてショートアイアンです。FWやUTやミドルアイアンは1回も使ってません。

 

 

もう言いたいことはお分かりでしょう。そうです。やさしいコースで赤ティからプレーすると、ゴルファーの本当の実力があぶり出されるのです。

 

ゴルフで一番大事なスキルはグリーンを狙うショットでアンフォースドエラーをしないこと。130~100ヤードの距離をちゃんと打てること。これがスコアメイクをするために必要不可欠なスキル(技術)なんです。超私的なことを言わせてもらると、本気で上手くなりたいならばアプローチショットを打つことよりも、ショートアイアンでダフりやトップ、シャンクやチョロを打たない。グリーン付近にきっちり打てることを徹底的に練習することです。

 

では、どうすればショートアイアンのスキル(技術)を磨けるのか?

 

簡単なことです。自分のリソース(時間とお金)をショートコースでのプレーに費やすことです。普通のコースに1回行く時間とお金があるのならば、ショートコースに3回以上いけるはず。ショートコースをこれでもかってぐらいプレーし、ショートアイアンでアンフォースドエラーを打たないようになるまで練習して下さい。

 

ダンロップPAR3コース

 

ゴルフは物理であり、確率のゲームです。

 

グリーンを狙うショットをちゃんと打てるということが、プロゴルファーのみならずアマチュアゴルファーにとっても必要不可欠なスキル(技術)なんです~。

 

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