マーク金井blog

2019年05月07日超私的なゴルフ場調査 仙塩ゴルフ倶楽部 浦霞コース 後編

 

Youtubeアナライズチャンネルの人気シリーズ【おしえてマークさん】最新作はスライスです。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします


10連休も終わってみればあっという間でした。マーク金井神田でセミナー、仙台と茅ヶ崎で9ホールプレー。そして山口ではカッパーワークスでセミナーと、アイランドゴルフガーデン宇部でゴルフコンペを主催してきました。

仙台でプレーした仙塩ゴルフ倶楽部、そして茅ヶ崎ゴルフクラブはいずれも9ホールのゴルフ場。ゴルフ場というと18ホール以上と思っているゴルファーも多いかと思いますが、9ホールのゴルフ場には9ホールならではの良さもあるんです。

 

さて、今回は前回の続きです。仙塩ゴルフ倶楽部(浦霞コース)は東北最古のゴルフ場で、昭和10年に開場。最初は6ホール、その後、9ホールになっています。前回は3番ホールまで案内したので、今回は4番ホールからです。

 

 

4番 465ヤード パー5

ティグラウンドの後方に松島湾が望めるパー5。ホールはセカンド地点からほぼ直角に右ドッグレッグしており、なおかつ3打目地点からグリーンにかけては打ち上げ。自然の地形を活かしたダイナミックなホールです。風は右から左へのサイドアゲンスト。

 

 

ティグラウンドに上がると右サイドが広く感じるのですが、皮膚感覚で右サイドは危険な感じがしました。その感覚に従って正直に左ラフを狙ってティショット。イメージよりも左に飛び隣接するホールとの境目に着弾。セカンド地点に行ってみると予想的中。右サイドだと林がスタイミーになりますが、左サイドは大きく開けていてなんら障害物はありません。7番アイアンで確実にフェアウェイにレイアップ。3打目は残り135ヤード。打ち上げが強いので7番アイアンで打ったらイメージ通りのフェードで、ピン横2.5mに3オン。バーディーチャンスに付けるものの、ラインを読み切れずボールはカップ手前10センチショート。タップインしてパーでホールアウト。

 

 

5番 299ヤード パー4

 

打ち下ろしの短いパー4。左サイドに松林、フェアウェイは左から右に傾斜しており、風は左から右へ強く吹いてます。フェアウェイを狙って打っても風に乗ってしまうと、右OBに吸い込まれるような恐怖感があるスリリングなホールです。

 

ティショットで左サイドの林ギリギリを狙ったらイメージよりもボールが少し捕まって左サイドの林ギリギリに着弾。残りは95ヤードほどでしたが、松の枝がスタイミーなので7番アイアンを選択。7番でハーフショットしたら予想よりもインパクトが強くなったもののグリーン奥に2オン。13mのバーディパットは下り傾斜を気に過ぎて、1.5mショート。セカンドパットも下り傾斜を気にし過ぎてインパクトが緩んでカップ手前でラインから外れました。3パットのボギーでホールアウト。

 

 

6番 459ヤード パー5

 

ティからグリーンまで軽い打ち上げのパー5。仙塩の中ではもっともホールが広々としています。加えて、風は右から左への強いフォローなので右サイドのOBを気にせず気持ちよくティショットを打たせてもらえます。ちなみに左サイドは5番ホールで100ヤード曲げてもOBまでいきません。

 

ティショットは狙い通りフェアウェイ中央に着弾。セカンド地点に行ってみると、
「なんだこりゃ~」って感じの左足上がり。フェアウェイには自然のうねりがあり、そのうねりの途中に止まってました。残り220からのセカンドショットはUTで打ち、グリーン右手前の花道。ピンまで20ヤードほどのアプローチを50センチに付けて、バーディーでホールアウトできました。

 

 

7番 105ヤード パー3

グリーン手前に大きなバンカー、奥にもバンカーが待ち構えているパー3。距離だけ考えればサービスホールという感じですが、この日は強いフォロー風。風に乗ってしまうと簡単にグリーンオーバーする危険性があるので油断できません。ちなみに、グリーンの奥にはOBもあります。

 

かなり強いフォローだったので90ヤードぐらい打つつもりでPWでティショット。ダフり気味に入ったので手前バンカーと思ったら、風にちょうど乗ってくれ、ピン手前6メートルにワンオン。バーディーパットは打ちきれず、カップ左手前15センチにショート。これをタップインしてパーでホールアウト。

 

 

8番 318ヤード パー4

 

ティショットは打ち下ろし、セカンドからはグリーン面が見えないほどの打ち上げのパー4。ここも自然の地形を生かし、フェアウェイは段々畑のような大きなうねりがある。ティショットを200ヤードぐらに刻むとフラットな地形から、グリーン面を見渡せながらセカンドを打てる。ドライバーを打つと一番下の段まで落ちてしまい、グリーン面がまったく見えない状態でセカンドを打つ事になります。

 

 

 

ドライバーでティショットを打って一番下の段に着弾。残り75ヤードのセカンドを54のSWで打ったものの軽くダフって、手前の花道にショート。ピンまで15ヤードのアプローチショットをパターで打ち、ピン左1.2mにつける。スライスラインをなんとか読み切ってパーでホールアウト。

 

 

9番 362ヤード パー4

 

ティグラウンド後方に松島湾を望むホームホール。ティショットは軽い打ち下ろしで、セカンドは軽く打ち上げるパー4。左サイドに民家があるために60歳未満のゴルファーは4番アイアン以下のクラブで打つ縛りがあります(60歳以上はドライバーOK)。ティショットは打ち下ろしですが、風は右から左への強いアゲンスト風。体感的には400ヤード近く感じるホールです。

 

左のOBを避けるべく。右サイドを狙って打ったら風影響をまったく受けなくて右サイドのラフに。残り150ヤードほどでしたが、テークバックで木の枝にクラブがかかるため7番アイアンでグリーン花道にレイアップ。ピンまで残り30ヤードを54のSWでアプローチ。インパクトが少し強く入ってピン奥1.2mにボギーオン。下りの1.2m、ここもオーバーを恐れてインパクトが緩み、ボールはカップ右フチを通過。2パットでボギーでホールアウトしました。

 

スタッツ

ーーーー△○ーー△ 37
222231112 18

 

 

今どきのアメリカンスタイルのコースに比べると、距離は決して長くなりません。しかしながらティショット、そしてセカンドショットをコントロールする技術が求められるホールが多いですし、なによりも強い風が難易度を高めています。1番ホールから9番ホールまで自然を上手く活かしたレイアウトは景観が美しいだけでなく、ゴルファーにいろいろなスキル(技術)を求めてきます。ゴルフはただ真っ直ぐ飛ばすことよりも、ボールコントロールすることであることを教えてくれるコースです。

 

今回はショートパットを打ち切れないミスが3回ありましたが、強い風が吹く中、距離感のミス、方向性のミスがありませんでした。これが好スコアにつながったと思います。

 

 

9ホールのゴルフ場でプレーしてみたい所はまだまだあります。北海道の根室ゴルフクラブ、岡山の岡山霞橋ゴルフ倶楽部熱海ゴルフ倶楽部、そして鳥取砂丘と日本海を見下ろせる鳥取ゴルフ倶楽部にも行ってみたくてウズウズしています。ゴルフ9ホールの旅はまだまだ続けていきます~。

 

 

(▼▼)b」


是非!!!ゴルフの竪琴をお求め下さい!!↑クリック


カテゴリー 超私的なゴルフ場調査

コメントは受け付けていません。