マーク金井blog

2019年08月29日超私的な考察 素振りと実際のスイングとの間にギャップが大きい人の共通点とは!?

Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回はピンG410LSTです。


昨日は松本に日帰りで行ってきました。神田から松本までの距離は約240キロ。神田から中央線で新宿に向かい、新宿からは特急あずさに乗って松本に到着。電車移動で3時間弱の道のりでした。新幹線に比べると在来線の特急はスピードが出ませんが、そのおかげで小澤さんのYouTubeをタブレットでがっつり観ることができました。

松本到着後は松本カントリーで午後から9ホール。その後、ゴルフスイング物理学でおなじみの小澤康祐さんとYouTube生放送。生放送が終わるや最終のあずさに飛び乗り、新宿経由で神田へ。このブログがアップされる頃は、千葉のゴルフ場で新製品の試打ラウンドをやっています。

 

ゴルフ場に行く機会が増えたことで、アマチュアゴルファーの使用クラブやスイングを観察する機会が増えてきましたが、今さらながら感じるのが素振りと本番(実際のスイング)とのギャップの大きさ。ゴルフの腕前が上がるほどに素振りと本番の違いが減ってきますが、ゴルフがそう上手くない人になるほど素振りと本番のギャップが大きくなり、中には、素振りと本番では別人のような振り方になる人もいます。

例えば、素振りだとオンプレーンに振っているのに、いざボールを打とうとすると極端なアウトサイド・インになったり、極端なインサイド・アウトになる人が少なからずいます。素振りだと体をしっかり使っているのに、いざボールを打とうとすると下半身がまったく動かず手打ちになる人もいます。ゴルフには「素振りシングル」というあまりありがたくない褒め言葉(揶揄言葉)がありますが、昔も今も、多くのアマチュアは実際にボールを打とうとすると、素振りからかけ離れたスイングになってしまいます。

 

 では、なぜアマチュアゴルファーの多くはボールを打つ時に素振りのようなスイングができないのか?

 

ナイスショットを打ちたい、ボールを芯で捕らえたい、ミスしたくない、OBやチョロを打ちたくない、、、、いろんな理由があると思いますが、素振りのようにスイングができない要因は2つです。それは、、、、、

ボールとターゲット(目標)です!!!!!

 

ボールをちゃんと打ちたい、ボールを強く打ちたい、ボールを遠くに飛ばしたい、ボールを真っ直ぐ飛ばしたい、、、いずれも意識がボールに向かっています。素振りはクラブを振ることだけやってますが、本番では目の前のボールをなんとかしたいになっています。

 

 

ターゲット(目標)もしかり。ターゲット方向にボールを打ちたい、左のOBを避けたい、右の池を避けたい、、、いずれも意識がターゲット(目標)に向かっています。素振りではクラブを振ることに集中してますが、本番ではターゲット(目標)に対しての意識が勝っています。

 

素振りと本番のギャップを埋めることに必要なのはリラックスすることや、気楽に打つ事や、素振りのようなスイングを意識するのではなく、ボールをなんとかしたいと思わないこと。そしてターゲット(目標)を意識をもたないことです。打つ前にボールの位置とターゲットを確認して構えに入ったら(正しい方向に構えたら)、後はボールに対してスイングしないこと、ターゲットに対してスイングしないことです。素振りのようにスイングしようとするのではなく、素振りと同じ精神状態を維持してスイングするのです。

 

もちろん、これは言葉でいうほど簡単ではありません。誰だってボールを上手く打ちたいし、誰だってターゲット(目標)にボールを運びたいです。しかしながら、ボールやターゲットを意識するほどに、スイング中に好ましくない余計な動きが入り、それが体の動きを狂わせ、クラブの動きを狂わせてしまうのです。

 

 

テニスや野球と違って、ゴルフは止っているボールを打ちます。ボールが止っているので打つ直前、そしてスイングしている最中もいろんなことを考える時間があります。「下手な考え休むに似たり」ではありませんが、ボールのこと、ターゲットのことを考えるほどにスイングは悪くなるのです。セットアップが決まったら、あとはインサイド・インの軌道でクラブを丸く振る。ボールとターゲットに対する意識が薄れればクラブは丸く振りやすくなりますし、それは素振りに近づくことにもなるのです~。

 

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スリーブですが大手メーカーのスリーブに限ります。また初代グローレのスリーブが、手に入らない(手に入るものは問題が多いものばかり)ので申し訳ありませんが対応できません。

 


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