マーク金井blog

2019年11月03日超私的なゴルフ場調査 川崎国際生田緑地ゴルフ場 後編

11月4日21時から、マーク金井の生配信 マーク金井ここだけの話 やります! 是非ナマでご視聴ください


2019年、ラグビーワールドカップの決勝が終わりました。始まった時が9月で、終わったのが昨日(11月2日)。2ヶ月近くの長き戦いを制したのは南アフリカで、ワールドカップは3度目の優勝。テレビの前にかじりついて観戦してましたが、改めてラグビーで勝つにはミスをしないこと(ペナルティを受けないこと)の重要性を感じました。パワーとパワーがぶつかり合うのがラグビーの醍醐味ですが、こと勝負という観点で見ると、ゴルフもラグビーも「ミスをしないこと」が、勝利につながるのではないかと超私的に思っています。

さて、今回も川崎国際生田緑地ゴルフ場のインプレの続きです。前回は10番スタートからの15番までだったので、16番ホールからです。

 

 

16番 150ヤード パー3

谷越えのパー3。高麗グリーンは左サイドで、右サイドに外すと砲台形状になっています。アゲンストの風が吹いていたので迷わず7番アイアンを選択。右へのミスを警戒しながらグリーン中央狙い。狙い通りにグリーン中央に乗り、2パットのパーでホールアウト。

 

 

17番 485ヤード パー5

ティショットはフラット、セカンドから軽い打ち上げのパー5。ドローヒッターには右サイドの気がスタイミーになっており、フェード弾道で狙いたくなります。ティショットは左のラフからフェードをイメージして打ち、狙い通りフェアウェイ左サイドに着弾。セカンドは7番アイアンでレイアップ。3打目は残り100ヤード。PWでグリーンを中央を狙うもののやや右に押し出して、グリーン右サイドに3オン。強いフック傾斜のラインをなんとか読み切り、30センチにつけてパーでホールアウトできました。

 

 

18番 350ヤード パー4

ティショットは打ち下ろしでわずかに左ドッグレッグ。セカンドから打ち上げのパー4。ここも井上氏らしいドッグレッグの形状です。左の山裾を狙ってたティショットは軽いドロー弾道で、左のラフに着弾。セカンドの残りは80ヤード。打ち上げなので90ヤードを打つ感じで打ったら、インパクトが強く入ってピンを8mほどオーバー。ファーストパットをそろっと打ち、なんとかカップのフチにボールを止め、2パットのパー。

 

 

クラブハウスに戻ってお昼に山椒が適度に効いた麻婆豆腐定食をいただき、アウトコースに向いました。

 

 

1番 480ヤード パー5

強い打ち下ろしのパー5。セカンド地点から左に大きくドッグレッグしグリーンまでは打ち上げです。見晴らしはすごく良いですが、左右に曲げると松林が待ち受けています。ティショットは左のミスを嫌がり過ぎて右のラフに。セカンドはこの日初めてUTを手にしてフェアウェイ中央に。残り65ヤードのアプローチはピン横3.5に3オン。バーディパットはカップの右フチを通過し、パー。

 

 

3番 280ヤード パー4

距離は短く軽い打ち上げで真っ直ぐなパー4。フェアウェイが右から左に強く傾斜しているのでドロー系の弾道を打つと左の林まで転がり落そうな感じがします。引っかけに注意しながら、ティショットはフェアウェイ中央に。セカンドはグリーン面がまったく見えない打ち上げで、かつ左サイドは強い砲台形状。残り45ヤードを54度のウエッジで打ち2mに2オン。バーディパットはカップのフチに蹴られてパーでホールアウト。今回は上手くプレーできましたが、ティショットを曲げたり、セカンドでグリーンを外すと途端に難易度が増し、大叩きしそうなホールです。

 

 

4番 360ヤード パー4

真っ直ぐなホールですが230ヤード地点から先は深い谷になっています。この谷に入れるのは禁物なので、ティショットはドライバーでレイアップ。フェアウェイ中央に着弾し、セカンドは残り130ヤード。9番アイアンを選択したのですが左に引っかけて、パーオンならず。グリーン左のラフからのアプローチは少し強く入って3.5mに3オン。このパットを何とか沈めてナイスパー。

 

 

5番 390ヤード パー4

4番から折り返す真っ直ぐなパー4。フェアウェイの途中から、これでもかってぐらい強い段差があります。白ティからだと230ヤード以上飛ぶと、段差を転がり落ち、低い方のフェアウェイに到達します。ティショットは狙い通り中央に打ち出し、低い方のフェアエイに到達し、セカンドの残りは125ヤード。9番アイアンで打ったボールはピン横3mに。これをワンパット沈めてバーディー。

 

 

8番 490ヤード パー5

セカンド地点から豪快に打ち下ろし、グリーンに向かって打ち上げのパー5。ティグランドの落下地点はブランドで、狙いは彼方(かなた)に見える大きな鉄塔。鉄塔狙いを信じてティショットを打ったらボールは下り斜面に着弾。ピンまでは195ヤード。グリーン周りはそれほど狭くないのでUTを選択。ボールは少し左に飛びだし、グリーン左のラフに。3打目のアプローチは下り傾斜のグリーンに対応しきれず、7mに。強いフック傾斜のラインをなんとか読み切り1パットのバーディー。

 

 

9番 175ヤード パー3

インからスタートしたので、ここが最終ホール。ティからグリーンはわずかに打ち上げなので迷わずUTを選択。カット気味に打ったショットはグリーンとグリーンの間に。そこから54度のアプローチで50センチに付けて、パーでホールアウト。

 

 

総評

井上誠一設計のコースは38コースあり、その内、22コースをプレーしています。その22コースの中でも、ここ川崎国際は重機がない時代に作られた手作りのコースです。フェアウェイはのうねり、起伏、傾斜があるので、フェアウェイにボールがあっても平らなライが非常に少なく、1ショット1ショット気が抜けません。ドッグレッグの曲がり具合も絶妙ですし、ブランドホールの作り方はスコットランドのリンクスを彷彿させる趣があります。

 

コースを評する時に「自然の地形を活かしたレイアウト」という決まり文句がありますが、この決まり文句がもっとも当てはまるのが、この川崎国際ではないかと超私的に思っています。男性的的なダイナミックなレイアウトではなく、女性的なレイアウトで曲線美を感じるホールがいくつもありました。

 

 

 

ボールを遠くに飛ばすことがゴルフの醍醐味と思っている人には距離が物足りないかもしれないですが、頭を使ってプレーするのがゴルフと思っている人には、非常に手応えのあるゴルフ場です~。

 

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