マーク金井blog

2020年01月27日超私的な似て異なるモノ クラシックカーとクラシッククラブの決定的な違いとは!?

マーク金井チャンネル生配信 マーク金井ここだけの話 1月2回めは

本日(1月27日)21時から配信

お見逃し無く


先週金曜日は長野県白馬、エイブル白馬五竜IIMORIにてスキーの初滑り。昨年同様、今回もスキー界のレジェンド、渡辺一樹さんに教わりながらノンストップで2時間ちょっと滑ってきました。渡辺さんのレッスンのおかげで、初滑りにも関わらず転倒することは一度もありませんでしたし、何よりも、リフトの2本目からはスイスイ気持ち良く滑ることができました。

 

今回スキーで教わったことは、、、

 

 スキーは逃げ腰がGOOD!!

 

逃げ腰とはブーツの位置よりもお尻(腰)を少し後ろに位置させることです。これにより、正しい前傾姿勢が取れ、かつ足の操作(スキー操作)がしやすくなるとのこと。逃げ腰状態というのは空気椅子状態なので、決して楽な姿勢ではありません。しかしながら、この姿勢にすると不思議なくらいスキー操作が上手くいき、かつ安定した姿勢で滑ることができます。自分では「これって後傾じゃないの」と思うのですが、滑っている所のビデオを見ると、、、、あら不思議、、、かなりいい感じなのです。

 

 

そして一昨日の土曜日は千葉市民で9ホールプレー。

 

 

いつものごとく担ぎセルフの7本プレーです。今年から取り組んでいるのがパットの練習で、練習の成果がどれぐらい出るのかを楽しみながらプレーしてきました。スタッツはこんな感じです、、、

 

 

ー△ーー△○ー△○  37
232231231  19

 

 

ボギーはすべて3パットでしたが、パットの内容は昨年までよりも劇的に良くなっています。3パットしたホールはいずれもファーストパットを2mオーバーでした。1パットはひとつが3mで、もうひとつが7m。数字だけだと昨年と変わっていませんでしが、内容が全然違います。ロング、ミドルパットはいずれもイメージ通りに狙った所に転がります。1.5m以内の入ったパットは、すべてカップのど真ん中からカップイン。昨年までだと危なっかしい入り方をするパットが何度もあったのですが、今年はそれが劇的に減ったのです。

 

 

前置きが長くなりましたが、今回はクラシックカーとクラシッククラブについて超私的に書いてみたいと思います。

 

 

昨日(日曜日)、神田のスタジオにすごく程度の良いパーシモンドライバーが届きました。MM9とかでお世話になっているゴルフ業界の方が、わざわざ神田まで持って来て下さり、ゴルフクラブについて、ゴルフコースについて超私的な意見交換をさせていただきました。

 

お持ちいただいたパーシモンのドライバーはいずれも名品で、パーシモン全盛の頃ならば、おいそれと手に入れることができないクラブです。ところが、悲しいことに、、、、

 

 

ゴルフ中古ショップでのパーシモンの買取り価格は、、、、、かつての名器であっても、、、ほとんど値段が付きません。値段が付かないのは、買いたいと思う人が悲しくなるくらい少ないからです。ドライバーのヘッドがチタンで460CCが当たり前になった現在、パーシモンでプレーする人もほとんどいませんし、パーシモンドライバーをコレクションしたい人も非常に少ないからです。

 

 

対して、クルマはどうでしょう。パーシモンドライバー全盛の頃というのは1970年代。昭和40~50年代ですが、この当時のクルマは今なお人気があります。すべての車種が人気があるというわけではありませんが、走行距離が少なくてコンディションの良いクルマは今どきの新車が買える値段よりも高いクルマがたくさんあります。例えば、日本車だと、ホンダのシビックSirとか、いすゞの117クーペ、フェアレディZやスカイラインGTRは新車価格上回る場合もあります。欧州車だとポルシェ、BMW、ベンツ、アルファロメオとかは古くなれば古くなるほどビンテージカーとなって高価格で取引されています。

 

 

ゴルフクラブのビンテージ品(パーシモンドライバー)は価格が暴落し、ビンテージカーは高価格で取引されるのでしょうか?

 

 

ひとことで言ってしまえば、クルマの場合は供給よりも需要が上回り、ゴルフクラブの場合は供給よりも需要が極端に下回っているからです。

 

 

では、なぜクルマには需要がそこそこあり、ゴルフクラブは需要が劇的に減ったのでしょうか?

 

 

どちらも飾るだけでのコレクターアイテムとしては極端な差がないと思いますが、ゴルフクラブはクルマに比べると限定的です。クルマは誰もが認知しているアイテムですが、ゴルフクラブはゴルフをしならない人には認知されませんし、興味も持たれないです。

 

そして、決定的に違うのは、、、、

 

古いクルマは実際に街中で乗り回せ、乗り回して楽しいです。今どきのクルマに比べると走行性能は劣りますが、走行性能が劣っての乗り回すのが楽しいところがクルマにはあるのです。レースならば1秒でも速いクルマでないと通用しませんが、制限速度が決まっている市街地で走行する分には、昔のクルマでも十二分に運転を楽しめるのです。

 

対して、古いクラブ(パーシモンドライバー)は今どきのチタンドライバーに比べると、圧倒的に飛距離性能が劣ります。そして、普通のゴルフ場ではドライバーは飛んだ方が有利なことが多いですし、多くのゴルファーは人よりも遠くに飛ばしたい欲もあります。大半のアマチュアゴルファーは1ヤードでも遠くに飛ばしたい、1ヤードでも遠くに飛ばすことがゴルフだと思っています。その証拠に、クラブメーカーが新しく出すドライバーは、例外なく「更なる飛び」をアピールしています。

 

 

飛ばないドライバーはクラブとして成立しない、、、、というのがゴルフ業界の現状。
 スピードが出なくてもクルマとしては成立している、、、というのがクルマ業界の現状。

 

パーシモンドライバーが再び脚光を浴びる可能性は低いと思いますが、飛ばないドライバーはクラブとして成立しないという現状は変わる可能性があります。ここからは超私的なアイデアですが、ゴルフ場が変わればいいんです。距離が短くてテクニックが要求されるコースが増えてくれば、「ティショットは飛ばすことよりも、ポジションが大事」という風になります。例えば、パー4の距離が280~350ヤードぐらいになってくれば、ドライバーは200ヤードも飛べば十分になり、そんなコースが増えてくれば飛ばないドライバーを求めるゴルファーが増えてくるのではないかと密かに思っています、、、

 

(▼▼)b


マーク金井チャンネルの新企画

メーカーさんいらっしゃ〜い 今回はコブラプーマゴルフさんがいらっしゃいました。ぶっちゃけトーク満載すぎて、編集のお願いが沢山・・・(いきなり動画撮影しました)ということで是非ご覧ください

 

 

2月のアナライズセミナー 募集開始しました。


カテゴリー 超私的な考察

コメントは受け付けていません。