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2020年08月26日超私的な提案 2020年、AIG全英女子オープン勝者に学ぶ究極のコースマネジメントとは!?

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海外女子メジャー「AIG全英女子オープン」は世界ランク304位のソフィア・ポポフが最終日も危なげないプレー(5バーディ、2ボギーの「68」)で、通算7アンダーで勝利を手にしました。ドイツ女子選手がメジャーを制するのは初のことです。

 

 

マーク金井も連日テレビ観戦してましたが、ポポフのプレーぶりを観ててさすがと思ったのがコースマネジメントです。風の計算が上手いのに加えて、リンクスならではの戦略がお見事でした。

 

 

どこがどう見事だったかというと、、、、

 

 

とにかくバンカーを徹底的に避けて入れなかったことです。

 

 

 

かつてタイガー・ウッズがぶっち切りのスコアで全英オープンを制した時もそうですが、リンクスを制するにはバンカーに入れないこと。アメリカンスタイルのコースと違って、リンクスのバンカーは蛸壺(たこつぼ)な形状のポットバンカー。バンカー内は狭くて、おまけにアゴが垂直になっててすこぶる高い。

 

 

バンカーに入れてしまうとアドレスが取れない、テークバックも取れない、なんてしょっちゅう。メジャーに出場する選手でも1打で出せないことが多々あるからです。

 

 

 

ポポフのスタッツを調べてみると、バンカーに入れたのは4日間で2回だけ。

 

 

 

ムービングサタデーの3日目はパーオン率が100%で、最終日は83.3%。決勝ラウンドの2日間は一度もバンカーショットを打っていませんでした。

 

 

ポポフはリンクスで一番厄介なバンカーを避けることで、危なげないプレーを最後まで成し遂げているのです。

 

 

ポポフのバンカーを徹底的に避けたコースマネジメントですが、実は、リンクスではなく日本の普通のコースでも真似た方がいいと超私的に思っています。

 

 

ここ2ヶ月ほどコースで残り100ヤードからプレーしてスコアを付けることをやってますが、平均スコアが3以下になっている時はバンカーに一度も入ってません。対して、同伴のアマチュアゴルファーのプレーを観ていると、バンカーに入れてしまうとまず3は取れません。4で上がれればいい方で、下手をすると6や7の大叩きをしています。

 

 

対して、残り100ヤードからの平均スコアが3.5以上のアマチュアゴルファーは、バンカーに入れることがしばしばあり、バンカー脱出に手間取って平均スコアを落としています。バンカーに入れさえしなければ4で上がれるのに、バンカーに打ち込んでしまって
スコアを浪費しているのです。

 

 

では、どんなことを意識してプレーすればバンカーを避けてプレーできるのか?

 

 

超私的に提案したいのが、、、、

 

 

バンカーを池だと思ってプレーすればいいんです。

 

 

 

池(ラテラルハザード)に打ち込んだら、1ペナを付加して池の後ろ、もしくは横からプレーを再開します。これと同じでバンカーに打ち込んでしまったら、1ペナを付加してバンカーの後ろ、もしくは横からプレーを再開するのです。

 

 

バンカーを池と同じ扱いにしてプレーすれば、バンカーを徹底的に避ける戦略を立てやすくなります。そして付け加えるならば、バンカーショット用のクラブ、サンドウエッジやロブウエッジをキャディバッグから抜いてプレーするのです。バンカーで使うクラブがなければ、さらにバンカーを避けるプレーに専念できます。

 

 

コース攻略とかコースマネジメントというのは、リスクヘッジであり、いかにトラブルに巻き込まれないでプレーをするかです。ゴルフにはバンカーショットがつきものというのが当たり前と思っているアマチュアゴルファーが多いかと思いますが、そんなことはありません。

 

今年の全英女子を制したポポフのように9ホール、18ホールで1度もバンカーショットを打たない(バンカーに入れない)、ことがスコアの浪費を減らしてくれるのです。

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

ミスの確率が高いバンカーを徹底的に避けるだけでも、100が切れ、90が切れるようになるのです。

 

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