フェースが面長なアイアンは ミスに強いだけでなく、飛距離性能もアップする

フェースが面長なアイアンは ミスに強いだけでなく、飛距離性能もアップする

フェースが面長なアイアンは ミスに強いだけでなく、飛距離性能もアップする


 方向性、距離感、打感、ミスに対する強さ、そして飛距離‥‥アイアンに求める要素はゴルファーによって異なりますが、今回はアイアンの飛距離性能についてお話しましょう。

 ドライバーと違ってアイアンの場合、飛距離に一番影響が大きいのはロフトです。昔に比べて今どきのアイアンは飛びますが、それはロフトが減っているからです。20年前だと7番のロフトは34度ぐらい。それが現在アマチュア向けアイアンの7番は30度前後。大半のメーカーはロフトを1番手以上(4度以上)減らすことで、飛ばせるアイアンをユーザーに提供しているのです。

 次に影響が大きいのがクラブ重量。昔のアイアンは重いスチールが装着されてましたが、現在は軽量スチールやカーボンシャフトが装着されたモデルが主流。クラブ重量(シャフト重量)が大幅に軽量化されたことで、振りやすくなって(ヘッドスピードが上がって)飛距離を稼げます。

 そして3つめにヘッドの大きさ。ドライバー同様、アイアンもアマチュア向けはヘッドが大型化しています。昔からのマッスルバックに比べると、大型キャビティは二回りぐらいヘッドが大きくなりました。そしてフェースも面長です。実は、ヘッドが大きくなるとミスに強いだけでなく、小ぶりなヘッドに比べると飛びに有利なんです。ヘッドが大きくてフェースが面長になると、重心距離が長くなります。ヘッドが小ぶりなマッスルバックの重心距離は34ミリ前後になのに対し、大型キャビティでフェースが面長なアイアンは重心距離が40ミリ以上。クラブメーカーは何故かアピールしてませんが、重心距離が長いとインパクトでヘッドの回転エネルギーが増します。結果、ボール初速が上がって飛距離が伸びてくるのです。

 ロフトを減らすとロングアイアンでボールが上がりにくいデメリットが出ますが、重心距離が長い場合はボールの上がりやすさに影響は出ません。重心距離が長いと操作性が悪くなって球を左右に曲げづらくなりますが、慣性モーメントが大きくなります。ミスヒットしても球が左右に曲がりづらく、飛距離ロスも軽減できます。アイアンに飛距離と直進性を求めるならば重心距離が40ミリ以上のアイアンを選んで下さい。そしてグースネックが強めのモデルを選んで下さい。グースネックならば捕まりが良くなり、重心距離が長くても右に抜けるミスを軽減できます。

Share on Facebook
Pocket
LINEで送る

カテゴリー

コメントは停止中です。