カテゴリー: 超私的なゴルフ場調査
2020年03月16日超私的なゴルフ場調査 垂水ゴルフ倶楽部 後編
今年100周年を迎える垂水ゴルフ倶楽部(兵庫県)。3月11日にプレーしてきました。大学を卒業するまで大阪在住でしたが、垂水GCでプレーしたことは一度もありません。今回が初ラウンドです。
最終ホールでトリプルボギー。この大叩きがひびいて前半は41ストロークでした。クラブハウスに戻り、お昼は限定20食のカレーラーメンをいただきました。ラーメンとなっていますが、面は極細で素麺のような歯ごたえ。カレーのルーはあんかけのようにトロッとしています。
10番、272ヤード パー4
1番ホールと並列にレイアウトされ真っ直ぐなミドル。210ヤード地点からぐいっとグリー面に向かって打ち上げています。ここも220ヤード以上飛ばすと着弾点が絞り込まれているので、ティショットはドライバーでバント。狙い通りフェアウェイ右サイドに着弾、ピンまで残り62ヤード。セカンド地点からはバンカー越えで、ピンフラッグは見えますがグリーン面はまったく見えません。54度のSWで打ったショットはピン左奥4mにオン。バーディーパットは5センチショートしてパーでホールアウト。
11番、297ヤード パー4
グリーンまで真っ直ぐ、かつ高低差がほとんどないミドル。フェアウェイ右サイドにバンカー、そして小さな松がスタイミーになっています。ここもティショットのベストポジションは220~230ヤード地点。ティショットは狙い通り右サイドのバンカーのすぐ手前のフェアウェイに着弾。セカンドはピン奥4mにオン。バーディパットはカップの右フチをかすめてパー。
12番、120ヤード パー3
距離は短いですがグリーンを取り囲むように4つのバンカーが配されたショートホール。ティグラウンドに上がると強いアゲンスト風が吹いていたので、9番から8番アイアンに持ち替えてティショット。肌に感じるよりは上空の風の方が弱く、グリーン奥のエッジに着弾。ピンまで12mのバーディパットは下りを気にしすぎて2mショート。見た目よりもフック傾斜が強いのが読み切れず3パットしてボギー。
13番、451ヤード パー5
インコース唯一のロング。ティグラウンドからは遠くに明石海峡大橋を望めます。ティからグリーンまで打ち下ろしでフェアウェイは途中で途切れて、途切れた所にマウンドがあります。ここもアゲンスト風が強かったのですが、風を意識しないでティショットが打て、フェアウェイが途切れたコース中央のラフに着弾。ピンまで残り200ヤードちょうどを19度のUTで打ったセカンドはグリーン左バンカーのアゴに直撃。目玉のバンカーショットは出ただけでしたが、そこからなんとか2パットしてパーでホールアウト。
14番、308ヤード パー4
200ヤード付近から急激な打ち下ろしとなるミドル。ティグランドに上がってもグリーンはまったく見えません。見えるのは打ち込み防止のネットだけ。このネットの右端にグリーンがあるとのことなので、右端を狙ってドライバーでティショット。狙い通りに打ったショットはフェアウェイ中央に着弾。ブッシュネルで計測してみるとピンまでのこり48ヤード。54度のSWで打ったショットはピン奥4mにオン。バーディパットはラインを読み違えて2パットのパー。
15番、171ヤード パー3
谷越えのショート。風が吹き抜けているレイアウトでもろにアゲンスト風を感じます。距離的には19度のUTのコントロールショットでちょうどいいのですが、風の影響を減らしたくてドライバーでティショット。切り返しで肩の開きが早くなり、狙いよりもボールが左に飛び出し左の松のすぐ側に着弾。ここからグリーンになんとか乗せて2パットでボギー。
16番、311ヤード パー4
ティグラウンドからは打ち下ろし、セカンドは打ち上げ。右ドッグレッグのミドル。
フェードボールを打ちなさいと言われるレイアウトに従ってティショットはフェードで狙い。フェアウェイ左を狙ったものの、フェードが思ったほどかからず。フェアウェイ左サイドにボールが着弾し、セカンドの残りは58ヤード。48度のウエッジでピン横2mに付け確実に決めてバーディー。なんとかバウンスバックができました。
17番、277ヤード パー4
池越えで打ち上げのミドル。やや右ドッグレッグしていますが距離は長くなりません。ドライバーで狙い通りフェードでフェアウェイ中央に着弾。ピンまで残り75ヤードでしたが、ボールは薄い芝の上。ザックリを嫌がってハーフトップを打ってしまい、グリーン奥のバンカーに直撃。バンカーショットは3.5mに寄せたもののパーパットはカップをかすめてボギー。逆バウンスバックをしでかしました(笑)
18番、358ヤード パー4
垂水の中では比較的距離がありフェアウェイも広々。 セカンド地点からグリーンまでは打ち上げています。ティショットはやや左に飛び左のラフに。残り118ヤードを9番アイアンで打ち。ピン右4mに2オン。強い受けグリーンになっているため、ほぼ直角に左に曲がるラインが残りました。10回打っても1回入るかどうかの難易度があるラインでしたが、カップの右1mを狙ってうったら、カップ手前50センチぐらいがグイッと左に切れてボールはカップのど真ん中に吸い込まれてバーディーフィニッシュ。
後半は4ボギー、2バーディーとなり37ストローク。トータル78ストロークです(パーは70)。
総評。
距離は総じて短くいわゆる箱庭的なレイアウトです。ティショットは200~230ヤードぐらいを打つことを求めてくるホールが多く、それ以上飛ばすとホールの幅が非常に狭くなります。100年前のドライバーの飛距離は200ヤードぐらいだと考えると、ヤーデージは適正ですし、なによりもグリーン周りのバンカーの配置は絶妙ですし、アゴも高くて難易度を上げてます。ベントのワングリーンは砲台形状になっているところが多いので、セカンドショットの距離感、方向性が悪いと簡単にはパーを取らせてくれません。
100年前と言えば重機もない時代。手作りで数多くのバンカーを配したレイアウトになっており、まさにチェスをするかのような感覚、次の1手1手をじっくり閑雅ながらプレーさせていただきました。機会があれば夏の暑い時期にプレーしてみたいです。
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2020年03月13日超私的なゴルフ場調査 垂水ゴルフ倶楽部 前編
今週の水曜日、今年100周年を迎える垂水ゴルフ倶楽部(兵庫県)でプレーしてきました。垂水ゴルフ倶楽部は1920年に開場、当初は舞子カンツリー倶楽部で日本で7番目に開場。最初は9ホールで2482ヤード。その後、12ホールに拡張されたそうです。舞子カンツリーはその後パブリックとして運営され、1943年に閉場。1954年に舞子カンツリーは垂水ゴルフ倶楽部として再開され現在に至っています。
生まれてから大学を卒業するまで大阪在住でしたが、垂水GCでプレーしたことは一度もありません。このエリアにはかつて舞子パブリックというゴルフ場があり、そこには高校生の頃何度かプレーしたことがあります(舞子パブリックは1996年に閉鎖)。
3月11日プレー。
スタート時間 午前9時20分頃
天候は快晴。微風時々強い風
スタート時間の気温は12度前後で、プレー開始とともに気温が少し上がってプレー中の体感温度は15度前後。
概要
開場日:1920年 (大正10年)
コース設計・J・E・クレイン
5375ヤード パー70(白ティ)
コースレート:67.7
ベント1グリーン
キャディ付き、もしくはセルフ。乗用カート利用での歩いてのラウンド
アクセス
車利用の場合
第二神明高丸I.C.より約3分
電車利用の場合
JR山陽本線「垂水駅」、山陽電鉄本線「山陽垂水駅」からタクシーで約10分。
クラブハウスは建て替えられており真新しいです。1階に受付、ロッカー、風呂場。階段を上がった2階にレストランとコンペルームがあります。ハウスを出て10歩もあるけば練習グリーンがあり、そのすぐ前にはスタートホールがあります。1番と10番は完全に横並びのレイアウトで、コース外周に近いのが10番、クラブハウスに近い方が1番ホールになっています。
1番、275ヤード パー4
ティからグリーンまで真っ直ぐ。グリーン手前50ヤード地点くらいから軽く打ち上げている。230ヤード以上飛ばすと傾斜地に着弾するので、ティショットは200~220ヤードぐらい地点がベストポジション。ティショットはドライバーでバントし、フェアウェイ右に着弾。ピンまで残り60ヤード、打ち上げでピンは見えますが、グリーン面はまったく見えません。54度のSWで打ったショットはピンの左奥5mにオン。
下りのラインなので打ち過ぎに注意したファーストパットはわずかにショートしパーでホールアウト。
2番、155ヤード パー3
軽い打ち下ろしで右手前にアゴが高い大きなバンカー、左サイド、奥にもバンカーがあり。ワンオンしないとパーセーブが難しい。7番アイアンで打ったティショットは大きくダフって大ショート。50ヤードのアプローチは奥のエッジまで。エッジから2パットでボギー。
3番、480ヤード パー5
真っ直ぐでほんの少しだけ打ち上げに感じます。フェアウェイ左サイドにバンカー、フェアウェイ中央に背の低い松があり、ティショットの狙い所を絞っていますドライバーが飛びすぎると右サイドの林が迫りるので、ここもドライバーでバント。フェアウェイ中央からのセカンドはピンまで残り250ヤード。21度のUTでレイアップし、残り55ヤードはSW。少し芝が薄いライに対して過剰に反応し、インパクトでパンチが入り、ピン奥12メートルに3オン。ファーストパットを3mオーバーし、セカンドパットも入らず3パットでボギー。
4番、145ヤード パー3
ティが少し前で距離は140ヤード。フォロー風が吹いてましたがピンが遠くに見えたので8番アイアンでティショットしたボールはグリーンをキャリーでオーバーして奥のバンカーに。バンカーからなんとか4mに2オンするものの、2パットでボギー。風の計算を完全に読み違えてしまい、3連続ボギー。
5番、374ヤード パー4
池越えで左ドッグレッグ、セカンド地点からは緩やかな打ち下ろし。フェアウェイ左サイドにバンカーがあってショートカットを狙いたくなるミドル。ティショットは持ち球のフェードで打つと狙い通りにフェアウェイ中央に着弾。ピンまで残り105ヤードでしたが、アゲンスト風が強いので9番アイアンを選択。グリーン中央に2オン。7mのバーディパットはあと一転がりというところで止り、パーでホールアウト。
6番、532ヤード パー5
打ち下ろしのパー5。ティグラウンドからは遠くに明石海峡が見渡せます。ティショットは右バンカー越えがベストルート。明石海峡をめがけて打ったティショットはバンカー上をキャリーして幅15ヤードのフェアウェイ中央に着弾。セカンドは7番アイアンでレイアップし、残り80ヤードを48度のウエッジで3mに3オン。これを1発で沈め、垂水で初のバーディー。
7番、150ヤード パー3
手前3方がバンカーに囲まれたパー3。逃げ場がなくグリーンにとにかく乗せないことにはパールートがないホールです。アゲンスト風が強いのに妙に反応してしまいティショットはまたもや大ダフり。残り50ヤードのセカンドショットはピン奥のグリーンエッジ。なんとか2パットでボギー。
8番、307ヤード パー4
ティショットは打ち下ろし、セカンドは打ち上げでのミドル。フェアウェイ左サイドが狙い目でそこを狙ってティショット。残り60ヤードのセカンドはピン横2mに乗せるものの、ラインを読み切れずバーディーならず。パーでホールアウト。
9番、332ヤード パー4
打ち下ろしで軽く右ドッグレッグしているミドル。ウナギの寝床のようなホールでフェードボールを求めてきます。ここでやってはいけないミスを連発。ティショットはこれでもかってぐらいボールの頭をたたいてチョロ。セカンドは大きく左に引っかけてあわやOB。OBかと思ったら崖からボールが落ちてきたのですが、3打目の前方には木の枝が。低いショットを打ったらグリーンにボールが止まらず奥のバンカーに。そこか4オンするや3パットをしでかし、トリプルボギーの大叩き。アンフォースドエラーからの負の連鎖をしでかしました。
アウトは4つのボギー、1つのトリプル、1つのバーディーで+6。パー35なので41ストロークでした。どのホールも距離は短めでフェアウェイの幅が狭く、バンカーがミスを誘っています。箱庭的なレイアウトで、ティショット、セカンドとも距離よりもポジショニングが求められます。後半はアンフォースドエラーをしでかさないようにと肝に銘じ、お昼ご飯にカレーラーメンをいただきました。
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2019年11月03日超私的なゴルフ場調査 川崎国際生田緑地ゴルフ場 後編
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2019年、ラグビーワールドカップの決勝が終わりました。始まった時が9月で、終わったのが昨日(11月2日)。2ヶ月近くの長き戦いを制したのは南アフリカで、ワールドカップは3度目の優勝。テレビの前にかじりついて観戦してましたが、改めてラグビーで勝つにはミスをしないこと(ペナルティを受けないこと)の重要性を感じました。パワーとパワーがぶつかり合うのがラグビーの醍醐味ですが、こと勝負という観点で見ると、ゴルフもラグビーも「ミスをしないこと」が、勝利につながるのではないかと超私的に思っています。
さて、今回も川崎国際生田緑地ゴルフ場のインプレの続きです。前回は10番スタートからの15番までだったので、16番ホールからです。
16番 150ヤード パー3
谷越えのパー3。高麗グリーンは左サイドで、右サイドに外すと砲台形状になっています。アゲンストの風が吹いていたので迷わず7番アイアンを選択。右へのミスを警戒しながらグリーン中央狙い。狙い通りにグリーン中央に乗り、2パットのパーでホールアウト。
17番 485ヤード パー5
ティショットはフラット、セカンドから軽い打ち上げのパー5。ドローヒッターには右サイドの気がスタイミーになっており、フェード弾道で狙いたくなります。ティショットは左のラフからフェードをイメージして打ち、狙い通りフェアウェイ左サイドに着弾。セカンドは7番アイアンでレイアップ。3打目は残り100ヤード。PWでグリーンを中央を狙うもののやや右に押し出して、グリーン右サイドに3オン。強いフック傾斜のラインをなんとか読み切り、30センチにつけてパーでホールアウトできました。
18番 350ヤード パー4
ティショットは打ち下ろしでわずかに左ドッグレッグ。セカンドから打ち上げのパー4。ここも井上氏らしいドッグレッグの形状です。左の山裾を狙ってたティショットは軽いドロー弾道で、左のラフに着弾。セカンドの残りは80ヤード。打ち上げなので90ヤードを打つ感じで打ったら、インパクトが強く入ってピンを8mほどオーバー。ファーストパットをそろっと打ち、なんとかカップのフチにボールを止め、2パットのパー。
クラブハウスに戻ってお昼に山椒が適度に効いた麻婆豆腐定食をいただき、アウトコースに向いました。
1番 480ヤード パー5
強い打ち下ろしのパー5。セカンド地点から左に大きくドッグレッグしグリーンまでは打ち上げです。見晴らしはすごく良いですが、左右に曲げると松林が待ち受けています。ティショットは左のミスを嫌がり過ぎて右のラフに。セカンドはこの日初めてUTを手にしてフェアウェイ中央に。残り65ヤードのアプローチはピン横3.5に3オン。バーディパットはカップの右フチを通過し、パー。
3番 280ヤード パー4
距離は短く軽い打ち上げで真っ直ぐなパー4。フェアウェイが右から左に強く傾斜しているのでドロー系の弾道を打つと左の林まで転がり落そうな感じがします。引っかけに注意しながら、ティショットはフェアウェイ中央に。セカンドはグリーン面がまったく見えない打ち上げで、かつ左サイドは強い砲台形状。残り45ヤードを54度のウエッジで打ち2mに2オン。バーディパットはカップのフチに蹴られてパーでホールアウト。今回は上手くプレーできましたが、ティショットを曲げたり、セカンドでグリーンを外すと途端に難易度が増し、大叩きしそうなホールです。
4番 360ヤード パー4
真っ直ぐなホールですが230ヤード地点から先は深い谷になっています。この谷に入れるのは禁物なので、ティショットはドライバーでレイアップ。フェアウェイ中央に着弾し、セカンドは残り130ヤード。9番アイアンを選択したのですが左に引っかけて、パーオンならず。グリーン左のラフからのアプローチは少し強く入って3.5mに3オン。このパットを何とか沈めてナイスパー。
5番 390ヤード パー4
4番から折り返す真っ直ぐなパー4。フェアウェイの途中から、これでもかってぐらい強い段差があります。白ティからだと230ヤード以上飛ぶと、段差を転がり落ち、低い方のフェアウェイに到達します。ティショットは狙い通り中央に打ち出し、低い方のフェアエイに到達し、セカンドの残りは125ヤード。9番アイアンで打ったボールはピン横3mに。これをワンパット沈めてバーディー。
8番 490ヤード パー5
セカンド地点から豪快に打ち下ろし、グリーンに向かって打ち上げのパー5。ティグランドの落下地点はブランドで、狙いは彼方(かなた)に見える大きな鉄塔。鉄塔狙いを信じてティショットを打ったらボールは下り斜面に着弾。ピンまでは195ヤード。グリーン周りはそれほど狭くないのでUTを選択。ボールは少し左に飛びだし、グリーン左のラフに。3打目のアプローチは下り傾斜のグリーンに対応しきれず、7mに。強いフック傾斜のラインをなんとか読み切り1パットのバーディー。
9番 175ヤード パー3
インからスタートしたので、ここが最終ホール。ティからグリーンはわずかに打ち上げなので迷わずUTを選択。カット気味に打ったショットはグリーンとグリーンの間に。そこから54度のアプローチで50センチに付けて、パーでホールアウト。
総評
井上誠一設計のコースは38コースあり、その内、22コースをプレーしています。その22コースの中でも、ここ川崎国際は重機がない時代に作られた手作りのコースです。フェアウェイはのうねり、起伏、傾斜があるので、フェアウェイにボールがあっても平らなライが非常に少なく、1ショット1ショット気が抜けません。ドッグレッグの曲がり具合も絶妙ですし、ブランドホールの作り方はスコットランドのリンクスを彷彿させる趣があります。
コースを評する時に「自然の地形を活かしたレイアウト」という決まり文句がありますが、この決まり文句がもっとも当てはまるのが、この川崎国際ではないかと超私的に思っています。男性的的なダイナミックなレイアウトではなく、女性的なレイアウトで曲線美を感じるホールがいくつもありました。
ボールを遠くに飛ばすことがゴルフの醍醐味と思っている人には距離が物足りないかもしれないですが、頭を使ってプレーするのがゴルフと思っている人には、非常に手応えのあるゴルフ場です~。
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2019年06月09日超私的なコース調査 鳴尾ゴルフ倶楽部 後編
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木曜日の午後の新幹線に乗り込み、只今、姫路におります。昨日は、瀬戸内海に面した姫路シーサイドを18ホールラウンドしてきました。姫路にはしょっちゅう言ってますが、海沿いにコースがあるのを初めて知りましたし、初めてプレーしてきました。クラブはいつもより多い9本。ドライバーは最近、不動のエースとなっている島田の軽量スチールが装着されたキャロウェイのエピックフォージドです。アイアンとウエッジはmmで、パターはRS1.5です。
さて、姫路でこのブログを書いてますが、今回も超私的なゴルフ場調査、鳴尾ゴルフ倶楽部編です。マーク金井は前半のインコースを3ボギー、1ダボの5オーバー、40ストローク(パー35)でホールアウト。バンカーには1発も打ち込みませんでしたが、11番でロストボールをやってしまいました。
プレー中はグングンと気温が上昇し、2ホール目ぐらいからは体感30度、ジリジリとした暑い日差しの中でプレーだったので、お昼は迷わず冷やし中華。後半はロスとボールをしないこと、引き続きバンカーには入れないことを目標に、1番ホールのティグラウンドに向かいました。
1番 358ヤード パー4
池越えのまっすぐなパー4。池はティグラウンドのすぐ前だけなのでまったく気になりませんし、インコースに比べるとフェアウェイは広々。グリーン周りのバンカーも右手前だけが気になるぐらいです。ドライバーで打ったティショットはフェアウェイ左に着弾。残り125ヤードだったので、セカンドは9番アイアンを選択。グリーン中央を狙ったつもりが、コスリ球になって右バンカーに。バンカーショットはピンを10メートルオーバー。そこから2パットでボギー。出だしからアイアンが大きくブレてしまいました。
2番 160ヤード パー3
広々としていますが、左右にバンカーが待ち受け鳴尾らしいホール。7番アイアンでグリーンを狙ったつもりが、ここでもコスリ球で右のバンカーに。バンカーショットは上手く打てて2.5mに2オン。パーパットはラインを読み切れずカップ左側を通過。タップインしてボギー。
3番 357ヤード パー4
軽い打ち下ろしのパー4。レイアウトは10番ホールと似ており、フェアウェイは途中で途切れて大きな段差。230ヤードまではフェアウェイということなので、ティショットはドライバーでバント。バント成功かと思いきや、5ヤードほど大きくて、ボールは強い左足下がりのラフで止まってました。残り125ヤードですが、傾斜が強すぎてちゃんと打てる気がしないので、9番アイアンでグリーン手前にレイアップ。3打目はピンまで約30ヤード。左足上がりのラフからのアプローチは打ち切れずピン手前8メートルに3オン。2パットのボギーでホールアウト。3連続ボギーで、ボギー列車に乗ってしまいました。
4番 149ヤード
打ち上げのパー3。グリーンの前後にバンカーが配置されおり、グリーンは横長。打ち上げで距離感がつかみづらい上に、グリーン面が見えないことでさらに距離をジャッジしづらいホール。ボギー列車に乗った悪い流れの中で、手にしたのは7番アイアン。グリーンオーバーを嫌がってインパクトが緩んで大ダフリ。手前のバンカーのさらに手前までしかボールが飛ばず、そこからなんとか3打でカップインし、やっとこボギーでホールアウト。
5番 357ヤード パー4
軽く左にドッグレッグしており、左サイドはビシッと林が続くパー4。右サイドが広く見えるが、キャディさんによると左ギリギリがベストポジション。そのアドバイスを守るべく左サイドを狙ってティショットを打ちました。自分ではいい感じだと思って落下地点に言って見ると、ここもちょうどフェアウェイに段差があって、ボールは強いつま先下がり傾斜に止まってました。完全に悪い流れです。ピンまで残り125ヤード。9番アイアンで放ったセカンドショットはそこそこいい感じでグリーン奥のエッジに着弾。バーディパットはピンまで約10メートル。ファーストパットを1mショートし、パーパットを引っ掛けてボギー。またしても、ボギー列車から降りられず、、、、
6番 379ヤード パー4
真っ直ぐなパー4。鳴尾にしてはティショットが広々として降り、かつグリーン周りのバンカーもそれほど気になりません。気楽にプレーできそうなホールですが油断禁物。ティショットはフェアウェイ中央に着弾。ピンまでは約140ヤードなので8番アイアンを選択。
少し引っかけましたがピン左8メートルに2オン。ファーストパットは打ち損じて2メートもショート。マークしても入らないと思い、そのままセカンドパットを打ったらど真ん中からカップイン。6ホール目にしてようやくパーが取れました。
7番 469ヤード パー5
アウトで唯一のパー5。軽く左ドッグレッグで軽く打ち上げてますが、ここもフェアウェイは広々。ティショットはノープレッシャーで打っていけます。
ドライバーで打ったティショットはフェアウェイ左サイドに着弾。セカンドは7番アイアンでレイアップ、残り70ヤードの3打目はピン右2.5mにオン。バーディーパットはラインを読み切れず、思ったよりもフック傾斜が強くカップ左側を通過。パーでホールアウトしました。
8番 383ヤード パー4
左ドッグレッグで打ち上げのパー4。ここもフェアウェイが広くてティショットは神経を使わなくて打てます。右サイドの林の向こう側にもフェアウェイが見えてますが、そこはお隣に位置する山原とのことです。
ティショットはフェアウェイ中央に着弾。セカンドの残り距離は165ヤード。グリーン手前左側にはしだれた松が横たわり、右サイドにはバンカー。グリーンを捕らえるラインが非常にタイトでしたが、24度のUTでのコントロールショットが上手く行き、グリーン右サイドの浅いラフ。アプローチを1mに寄せて、なんとかパーでホールアウトできました。
9番 325ヤード パー4
打ち上げでティショットの落下地点、そしてグリーンがどこにあるのかまったく見当がつかないパー4。距離が短いですが、狙い所がわかりづらく、迷ったまま打ったらコスリ球で右サイドの土手を直撃。土手に当ったボールは跳ね返り、右のラフに止まりました。セカンドはピンまで140ヤード。7番アイアンで打ったセカンドは狙い通りのフェードでグリーン中央に着弾。グリーンが固くてボールが止まらず奥のエッジにまで。ピンまで12mのバーディパットはカップを70センチ通過。この70センチをするっと右に外し、3パットのボギーでホールアウト。コースをよく知らないことによるミス、そしてアイアンの精度を欠き、6ボギーの6オーバー、41ストローク(パー35)でした。
総評
鳴尾と言えば、「アリソンバンカー」と「小さな砲台グリーン」。加えて、芝目がきつい高麗芝のグリーン。距離はそれほど長くありませんが、ティショット、セカンドショットも精度の高いショットが打てないとスコアメイクが難しいホールばかりです。
インは総じて距離が短くホールがタイト。女性的なレイアウトで繊細なショットが求められます。対して、アウトとは総じてフェアウェイの幅が広く男性的なレイアウト。アウトとインでガラッと雰囲気が変わりますが、超私的にはアウトよりもインの方が鳴尾らしい感じがしました~。
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2019年06月06日超私的なゴルフ場調査 鳴尾ゴルフ倶楽部 中編
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プロ野球は一昨日(6月3日)より交流戦が始まりました。阪神タイガースは交流戦の勝率は高くありませんが(と言うよりはかなり勝率が悪いです)、初戦である千葉ロッテとの戦いでは11対3で大勝。メッセンジャーが勝ち投手になり、梅野がホームランを打ち、そして原口がグランドに戻ってきてヒットを打ちました。まだまだ始まったばかりですが、幸先良いスタートを切れました。昨日は惜しくも1点差で負けましたが、今年は交流戦も上手く戦ってくれるでしょう。
さて、今回も超私的なゴルフ場調査、鳴尾ゴルフ倶楽部編です。マーク金井は11番でティショットをロストしてしまい、2ホール終わって3オーバー。12番のパー3をワンオン2パットで上がり、3ホールで3オーバー。このままだとハーフ45叩くペースと相成りました。
鳴尾ではクラブ本数が9本。ドライバーは島田の軽量スチールが装着されたエピックフォージド。アイアンはmmアイアンでシャフトはコンポジットテクノと共同開発中のディセンディング仕様のカーボン(約85g)というセッティング。普段よりも2本多いですが、増やしたのは24度のUTと58度のロブウエッジです。
14番 454ヤード パー5
距離的には2オンも可能なパー5。ティグラウンドに上がると前方は右からのノリ面が大きく張り出し、ボールの落下地点がまったく見えません。初めてのプレーだとどこを狙って打てばいいのかさっぱり分らず、打ちづらいホールです。キャディさんから「フェアウェイは右から左に強く傾斜してます」とのアドバイスに従い、右サイドのノリ面を狙ってティショット。狙いよりも15ヤードほど右に飛び出しましたが、ノリ面のキックが利用でき、ボールは右サイドのラフに。残りは210ヤードほどでしたが、グリーン周りはハザードだらけ。セカンドは9番アイアンでレイアップしてフェアウェイ中央に着弾。
3打目は残り90ヤード弱。手にしたクラブはロフト45度のPW。ライが少し悪くハーフトップしてグリーンオーバーするのを怖がりすぎてダフり。バンスが効いたmmアイアンのおかげでピン手前12ヤードに3オン。ファーストパットが距離感がピタッと合い、カップ右フチに。これをタップインしてパーでホールアウトできました。
15番 163ヤード パー3
谷越えで打ち上げのパー3。「バンカーの鳴尾」を象徴するかのようなホールで、グリーンの回りにはなんと、8つのバンカーが取り囲んでいる。花道もあることにはありますが、その幅は3ヤードほど。グリーンにキャリーさせないとワンオンができない至難ホールです。7番アイアンでは絶対に届かないので、鳴尾のために持ち込んだ24度のUTでティショット。グリーン左サイドから強めのフェード(スライス)で狙ったら、イメージよりも少しフェードの度合いが強く、なんと3ヤードしかない花道に着弾。
花道からピンまで17ヤード。迷わずパターを手にして打ち、なんとまぐれであわやカップイン。ボールはカップ手前ギリギリに止まり、これをタップインしてパー。なんとか4ホール続けてパーが取れました。
16番 378ヤード パー4
セカンドから大きく打ち下ろすパー4。ここもティグランドからグリーンがまったく見えません。狙い所が分かりづらいですが何となく右サイドが危険なにおいがします。フェアウェイ左サイドを狙って打ち、狙い通りフェアウェイ左サイドに着弾。セカンド地点からは急激に打ち下ろし、グリーン右サイドにはアゴが高いアリソンバンカーが縦に2つ並んでいます。
ピンまで残り128ヤード。9番アイアンを手にし「絶対に右バンカーには入れない」と決めて打ち、狙い通りグリーン左サイドのラフに着弾。寄せワンが狙いやすい所にボールを運んだつもりが、これが大間違い。グリーンは強い受けグリーンで、なおつかつ左サイドから右サイドにかけて強い下り傾斜。54度のSWで打ったアプローチはまったく止まる気配がなく6mオーバー。これをなんとか2パットで沈めてボギーでホールアウト。
17番 372ヤード パー4
2打目が強い打ち上げのパー4。インコースの中ではフェアウェイが広々としており、ティからグリーンまで見渡せます。ティショットが打ちやすいホールですが、厄介だったのがセカンド。グリーン左サイドには申し訳程度のバンカーがあるだけで、鳴尾としては珍しくバンカーのプレッシャーがありません。ただし、打ち上げで吹き抜け、なおかつグリーンが硬くしまってます。直接キャリーしたらグリーンオーバー、ショートしたら傾斜でボールは逆戻り。セカンドはヤード刻みの距離感が求められます。残り135ヤードを8番アイアンで打ち、なんとかグリーン手前ギリギリのエッジに着弾。ピンまで10ヤードの距離をパターで打ち、80センチにつけてパーでホールアウトできました。
18番 431ヤード パー4
まっすぐで距離が長いパー4。フェアウェイの左サイドにはクロスバンカーがあり、ティショットの狙い目が狭く感じます。加えて左右の松林が巧みに張り出されており、ラフに打ち込むと松の枝がスタイミーになります。
ティショットは狙いよりもやや左に飛び出し、左のラフに着弾。セカンド地点の前方には松の枝が張りだし、グリーン方向はまったく狙えません。残りは185ヤード。19度のUTで右サイドから強いフックをかけて花道にレイアップ。ピンまで30ヤード弱のアプローチは2.5mに3オン。パーパットはカップの左サイドを通過し、ボギーでホールアウト。
ここで9ホール終了。
お昼は冷やし中華をいただきました。今回は18ホールプレーなので、まだまだ続きます~。
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