ブログ更新をメールでお知らせ
ブログ更新のたびにメールでお知らせします。確認メールが飛ぶので、そこに書いてあるリンクを必ずクリックしてください。「MMT9」に協賛いただいています
ブログ内検索
カテゴリー
- GDOブログ アーカイブ
- MMT9
- YouTube
- アナライズからお知らせ
- イベント
- クラブセッティング
- コースマネジメント、ラウンドにて思う
- ゴルフが上手い人と下手な人は何が違うのか?
- ゴルフクラブ分析
- ゴルフの不都合な現実
- ゴルフの竪琴
- ゴルフは物理
- ゴルフボール
- ゴルフ業界情報
- ゴルフ雑誌から
- シャフト情報
- スイング、ゴルフ練習法
- スコア、ショット分析
- セイバーメトリクス
- チッパー(アプローチ専用ウエッジ)
- トーナメントから
- パター、パター練習法
- メディア(電子書籍)
- ライ角
- ルール、マナー
- レディースゴルファー
- 新製品情報
- 未分類
- 自転車シリーズ
- 計測器、分析法
- 諦めのゴルフ
- 買い物、デジモノ大好きマーク金井
- 超私的な〇〇
- 超私的なお作法
- 超私的なクラブオブ・ザ・イヤー
- 超私的なクラブ選び
- 超私的なゴルフクラブの謎
- 超私的なゴルフ場調査
- 超私的なご案内
- 超私的なヤングタイマー試打
- 超私的なランキング
- 超私的なロジゴル
- 超私的な上達論
- 超私的な予想
- 超私的な報告
- 超私的な提案
- 超私的な検証
- 超私的な理系のススメ
- 超私的な競技体験インプレ
- 超私的な総括
- 超私的な考察
- 超私的な衝動買い
- 超私的な観戦記
- 超私的な試打インプレッション
-
人気の記事
-
最近の投稿
-

日別アーカイブ: 2013年8月11日
2013年08月11日マーク金井がテーラーメイドのグローレを好んで使う理由とは??

買ってから打つのか? それとも打ってから買うのか?
試打ルームを完備するのが当たり前になったこともあり、ゴルフクラブは打ってから買うのが当たり前になりつつあります。練習場の試打会やゴルフショップで試打してからネットでポチッとする人もいるみたいですが、とにもかくにも打たないでゴルフクラブを買う人は少なくなりました。そして、最近はゴルフクラブだけでなく、アフターマーケット用のシャフトも試打できるお店、練習場が増えてきました。
もちろん、アナライズの神田スタジオにも試打シャフトを100本近くライアップしています。マーク金井は自他共に認めるシャフトおたく。新製品はもちろんのこと、少し古いモデルであっても評価の高いシャフトは継続的に試打できるようになっています。
さて、このシャフトの試打。
シャフトを試打するには当たり前ですが、ヘッドが必要不可欠です。当たり前ですがシャフトだけではボールを打てません。例えば、ドライバー用シャフトならばドライバーのヘッドを装着することでシャフトの性能をチェックできるわけです。
では、シャフトの試打ではどんなヘッドを装着すれば良いのでしょうか?
ここからはお店のポリシー、シャフトメーカーのポリシーによって異なってきますが、マーク金井がヘッド選びでこだわっているのは‥‥
重心位置(重心距離、重心深度、重心アングル)
ヘッド重量
リアルロフト
ヘッドの挙動
シャフトの接着寸
抽象的に言えば、シャフトの試打で求められるのはクセのないヘッド。具体的に言うと、
捕まりが平均的
ヘッド重量も平均的
リアルロフトも平均的
シャフトの接着寸も平均的
なヘッドを選んでいます。そして、もうひとつシャフト試打で求められるのはカチャカチャ式(シャフト脱着式)ドライバーであること。カチャカチャ式ならば同じヘッドで異なるシャフトを試せるからです。お店としてはヘッドをたくさん揃える必要がありません。ユーザー側は同じヘッドで異なるシャフトを試せるので、シャフトの性能を正確にジャッジできるメリットがあります。カチャカチャ式だ弾道調整できるのが魅力ですが、実はシャフト試打で本領を発揮するドライバーなんです。
アナライズではカチャカチャ式のドライバーが登場以降、いち早くカチャカチャ式でシャフト試打を実施しています。初代はニッケントの4DX。そして、テーラメイドのR11に切り換え、現在はグローレとR11がシャフト試打用のヘッドです。女性や一般男性用がグローレ、ヘッドスピードが速いアスリート用がR11と使い分けています。マーク金井がシャフトを試打する時も、ヘッドはグローレとR11を併用。テーラメイドにこだわるのは、シャフトの接着寸がちょうど良いこと。カートリッジの重量が重過ぎず、カチャカチャ式ではないドライバーと打ち比べても、シャフトのフィーリングがほとんど変らないからです。ちなみにグローレとR11のヘッドを比較してみると
グローレ(ニュートラル)
ヘッド重量 約196g(カートリッジ含む)
リアルロフト 約10.5度(表示9.5度)
フェース角 +1度
重心距離 40.5ミリ
重心深度 39ミリ
重心アングル 24.7度
R11
ヘッド重量 約204g
リアルロフト 約10度(表示9.5度)
フェース角 -2度
重心距離 39.6ミリ
重心深度 39.2ミリ
重心アングル 21.9度
R11はリアルロフトがやや少なめでオープンフェース。そして重心アングルが小さめです。このためヘッドスピードが速い人やフッカーには扱いやすいヘッドですが、ヘッドスピードが速くない人やスライサーには捕まりづらいヘッドです。対してグローレは重心距離がやや長いものの、重心アングルが大きめでフックフェース。R11に比べるとヘッドの挙動はニュートラルで捕まりもほどほどに良いです。グローレはヘッドの挙動にクセがないのでシャフト試打用としては理想的なヘッドなのです。
大事なことなので繰り返しますが、シャフトはシャフトだけでは性能を伺い知ることができません。どんなヘッドに装着するかで、シャフトの挙動は微妙に変ってきます。シャフトを試打する時は、装着されているヘッドの性能をちゃんと知っておくことも、極めて重要なポイントなのです。
(▼▼)b
竪琴の興味ある方は↑ノ写真をクリック