マーク金井blog

2014年10月16日理想的なドローボールを打つ極意とは!?

一昨日から関西出張しているマーク金井ですが、新幹線で欠かせないのがiPhoneとゴルフ雑誌。今回は日本オープンに出場するアダム・スコットが表紙の週刊パーゴルフを旅の友とさせていただきました。週刊パーゴルフで最初にチェックするのは、もちろん漫画。「インパクト」、そして先週から連載が始まった「千里の旅、翔のの道」を読み、それから全ページをむさぼるように読みました。

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そして、昨日はというと貸し切りコンペの帰り道でiPhoneが大活躍。プロ野球のクライマックスシリーズの速報をiPhoneでこまめにチェックしました。セリーグの第一戦は阪神が4対1で勝利。藤浪がナイスピッチング、そしてゴメスが先制ホームラン。阪神にとっては理想的な展開です。苦手としている巨人のエース、内海投手から先取点を奪えたことが大きかったです。

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そして、そしてゴルフはいよいよ今日から日本オープンが開幕します。パーゴルフの表紙を飾ってるアダム・スコットを見たくて多数のギャラリーが来場することが予想されますが、マーク金井も明日金曜日、日本オープンの会場である千葉CC梅郷コースに行ってきます。アダム・スコットのスイング動画や連続写真は何度も観てますが、実際にスイングを見たことは一度もありません。どんなショットを打つのか今から大いに楽しみですが、ドライバーに関しては打つ前に分かっていることがひとつあります。

それは、理想的なドロー弾道のインパクトデータ。今週のソラトニワ(インターネットラジオ)「マーク金井の喋らずにいられない」のゲストに出演いただいたアジアジュニア協会代表理事の吉岡徹治さんが教えてくれたのですが、トッププレーヤーが打つドローボールは共通項があるとのこと。

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ヘッドの軌道は4度インサイドから
フェースの向きは2度オープン

世界レベルのジュニアゴルファー、ツアープロをトラックマンで数多く計測したところ、ドローを打つ選手の多くは、ヘッドの軌道は4度インサイドから、そしてインパクト時のフェース向きは2度オープンになっているそうです。トラックマンは本来、弾道計測器ですが、実はヘッドの挙動、フェース向きも計測できるように作られています。

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日本オープン会場にもトラックマンを持ち込んで練習するアダム・スコット

このデータで何が分かるかというと、理想的なドロー(フック)弾道のインパクトの正体が分かるだけでなく、ストレート弾道のインパクト、そしてフェード(スライス)弾道のインパクトの正体も分かります。まずドローの打ち方についてですが、

理想的なドローはヘッドに軌道に対して、フェースの向きがややクローズになっていることです。

4度インサイドから入って、フェース向きが4度オープンだと、これは右へのプッシュアウト
4度インサイドから入って、フェースの向きが2度オープンだと、理想的なドロー。
4度インサイドから入って、フェースの向きがスクエアだと、強いドロー(強いフック)。
4度インサイドから入って、フェースの向きが2度以上クローズだと、チーピン(引っかけ)。

ヘッド軌道とインパクト時のフェース向きが同じ数値だと、ボールはフェースの向きに対して真っ直ぐ飛び、サイドスピンもかかりません。軌道よりもフェースの向きが少しクローズだと、ボールにはドロー回転がかかります。そして、軌道よりもフェースの向きが強いクローズだと、ボールにはフック回転が強くかかります。

 

フェード(スライス)の場合もしかり。

4度アウトサイドから入って、フェース向きが4度クローズだと、これは左へ直線的に飛ぶ弾道。
4度アウトサイドから入って、フェースの向きが2度クローズだと、理想的なフェード
4度アウトサイドから入って、フェースの向きがスクエアだと、強いフェード(強いスライス)。
4度アウトサイドから入って、フェースの向きが2度以上オープンだと、コスリ球(どスライス)。

 

プロ、アマチュアを問わず、ボールがどんな風に飛ぶかはヘッドの軌道、そしてインパクト時のフェース向きで決まります。理想的なドローを打ちたいならばインパクトでフェースが少し開いているように心がけて下さい(ただし、ヘッド軌道よりはオープンにしない)、対して、理想的なフェードを打ちたいならばインパクトでフェースが少し閉じているよう心がけて下さい(ただし、ヘッド軌道よりはクローズにしない)。

 

クラブに関しては、フッカーと相性がいいのはオープンフェースのドライバー。オープンフェースの方がアドレスした時にインパクトをイメージしやすいし、インパクトでフェースが右を向いた状態を作りやすいからです。逆にスライサーと相性がいいのはフックフェースのドライバー。フックフェースの方がアドレスした時にインパクトをイメージしやすいし、インパクトでフェースが左を向いた状態をくりやすいからです。

ヘッドの軌道とフェースの向き。これを上手くコントロールできるようになることができれば、誰でもアダム・スコットのような理想的なドローを打てるようになるでしょう〜。

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