マーク金井blog

2014年11月24日1~2mのパッティングのショート癖を矯正する特効薬とは!?

今週は出歩き過ぎたので、昨日は久しぶりに神田から出歩かないことを決め込み、午後からは男子ツアーをテレビ観戦。テレビ放映が始まる前は、PCでダンロップフェニックスの公式サイトで動画配信を見てました。Twitterで教えてもらったのですが、なんとスタート前の練習で片山晋呉選手がゴルフの竪琴をしっかり振っています。数ある練習器具の中からゴルフの竪琴を使ってもらえる嬉しい限りです。ゴルフの竪琴はハンガーに似たような形状ですが、重さがしっかりあるので体幹をしっかり使る感覚を養えます。加えて、スイング作りに不可欠な「右手を上」にしてスイングを養うことができます。

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ダンロップフェニックスも生中継ではなく録画中継でしたが、いざ番組が始まるとそんなことを忘れるぐらい画面を見入ってしまいました。最終ホールまで4人のプレーヤー、松山英樹選手、岩田寛選手、J・スピース選手、B・ジョーンズ選手が優勝争いを演じ、72ホールを終えて、岩田選手と松山選手がともに15アンダーでホールアウト。プレーオフの末、松山選手が初のダンロップフェニックスのタイトルを手に入れました。松山選手16番を終えて13アンダーまでスコアを落とし、そこから17番、18番で連続バーディー。米ツアーで初優勝した時同様、終盤の強さが際立ってました。SNSで結果が分かっていても、ドラマティックな試合展開をじっくり観ることができました。

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写真はGDOより転載、GDOの記事は写真をクリック

さて、ダンロップフェニックスを見ていて感じたのですが、ツアープロでも惜しいパットには共通項があります。

 

それは、距離感。

 

ラインを読み違える場面もありましたが、象徴的なのはショートしてカップに届かないこと。象徴的だったのが最終日15番のJ・スピースのバーディーパット。完全にラインに乗って転がってましたがカップ直前でボールは止まりました。本人もショートしたことに対してかなり苛立ってましたが、他にもタッチ(距離感)が弱いことで、パットが決まらない場面が多々ありました。ゴルフには「ネバーアップ・ネバーイン(届かなければ入らない)」という格言がありますが、昔も今も届かないパットを打つと、いくらラインの読みが正確でもカップインは望めませんし、スコアも縮めることはできません。

 

そこで今回のエントリーはパッティング、特に入れ頃外し頃の短いパットのショート癖を矯正する練習法について書きたいと思います。強気にガンガン打てる人にとってはまったく役に立たたない話ですが、ショート癖を矯正したい人には瞬時とはいかないまでも、かなり役に立つ話です。

 

では、どんな練習をすればパットのショート癖を矯正できるのか?

 

パットがショートする時というのは、2つのパターンがあります。
 ひとつは距離感そのもの勘違い。
 もうひとつはインパクトが緩むことによって発生するミス。

 

入れ頃外し頃や、ショートパットに関しては距離感そのものが狂うことはまずありません。ショートする原因の90%以上はインパクトが緩むことによって発生してます。言い換えると、外してオーバーし過ぎるのが怖いから、タッチが弱くなる(インパクトが緩んでしまう)のです。特に、高速グリーンでプレーする機会が多くなると、インパクトが弱くても距離が届いてしまうために、余計に、タッチが弱くなる傾向が強くなり、それがショート癖につながってきます。

 

対して、高麗グリーンのように転がりが遅いグリーンでプレーするとタッチが強くなる傾向があります。強く打たないとカップに届かないのが分かるのと、少々強く打ってもカップを大オーバーしません。強く打つことに抵抗(恐怖)がなくなるので、ショートしづらくなるのです。

 

もう答えはお分かりでしょう。そうです、ショート癖の特効薬は遅いグリーンでプレーしたり、上りの遅いラインで入念に練習することです。拍子抜けするような答えかも知れませんが、試していただくと分かります。遅くてカップ際でブレーキがかかるようなグリーンでプレーすると、タッチが弱い人でも徐々にタッチが強くなります。理由は単純、最後の一転がりが期待できないのが分かれば、カップの向こう側まで打ちたくなる気持ちが強くなるからです。加えて、ガツンと強めに打ってもオーバーし過ぎません。これもまた、タッチが強くなるのを後押ししてくれます。

 

高速グリーンでのパットはスリリングで楽しいですが、高速グリーンに慣れすぎてしまうとタッチが弱くなってきます。高速グリーンは惰性でボールが転がる距離が長いために、インパクトが緩み気味でもカップに届くことがあるからです。

 

マーク金井は高麗グリーンの赤羽でしょっちゅうプレーするようになってから、高麗グリーンでも、ベントの高速グリーンでもインパクトが緩むミスがかなり減りました。もちろんインパクトが緩むミスがゼロになったわけではありませんが、高麗グリーンのおかげでしっかり打つ癖が付いたからです。

 

高速グリーンや下りのラインは触っただけでも勝手に転がります。この早さに慣れることも大事ですが、早さに慣れすぎてしまうとショートパットでインパクトが緩んでしまう悪癖が体に染みつく恐れもあるんです~。

 

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