マーク金井blog

2014年12月01日少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?

先週の「カシオワールドオープン」は最終組のひとつ前からスタートした片山晋呉プロが、8バーディ、1ボギー「65」をマークして通算17アンダーとし、逆転で今季初勝利を飾りました。圧巻だったのは12番からの4連続バーディーと、18番のサードショット。2打目をレイアップして望んだ3打目。ウエッジで放たれたショットはピンの真上にキャリーし、バックスピンでカップ方向にスルスル戻りカップのフチに止まりました。テレビで観ていても、背筋がゾクゾクするようなショットにシビレました。2位には同郷で片山プロを師と仰ぐ冨山聡プロが入り、賞金ランクを一気に36位まで上げて賞金シード権を手に入れました。この大会は賞金王争いもさることながら、シード権のボーダー線上の選手にとっては事実上の最終戦。来年の運命を決める残酷な大会でもあります。

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写真はGDOより転載、GDOの記事は写真をクリック。撮影は内田眞樹カメラマン

次戦の国内メジャー最終戦は年間の優勝者など出場資格が限られています。矢野東プロ、横尾要プロ、上平栄道プロらが賞金シードを喪失しました。

 

片山プロと言えば数少ない永久シード選手であると同時に、練習器具マニアとしても有名な選手です。トーナメント会場には数多くの練習器具を持ち込み、それを駆使して練習しています。手前味噌ですが今年の日本オープンの週からは「ゴルフの竪琴」も練習器具として加わりました。もちろん今週のカシオでもスタート前後のドライビングレンジでは「ゴルフの竪琴」を欠かさず振ってもらってます。

 

もちろん練習器具を使って練習すればゴルフが上手くなるとは限りません。「ゴルフの竪琴」にしても所有しているだけでは上達できません。正しい使い方をしてこそ、正しい練習をしてこそスイングが良くなり、スコアも良くなります。そこで今回のエントリーは

 

少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?

 

ゴルフに限らず何事もたくさん練習(努力)しても結果が出ない人、あまり練習(努力)しなくても結果が出る人がいます。まずはその差はどこにあるのかを考える必要があるのですが、ゴルフの場合、多いのが‥‥

少ない練習で上手くなれる人=運動神経が高い
たくさん練習しても上手くなれない=運動神経が低い

とか

少ない練習で上手くなれる人=ゴルフの才能がある
たくさん練習しても上手くなれない=ゴルフの才能がない

 

と考えている人が少なくありません。そして中には練習しても結果が出ない状態が続くと、ゴルフ(スキルアップ)に対するモチベーションが低くなったり、ゴルフの上達をあきらめてしまう人もいます。対して少ない練習で上手くなっている人の場合は、スキルアップにつながる練習をしている人が多く、自分を客観的に見ることができる人も多いです。

 

 では、本当にゴルフは運動神経とか才能に左右されるのか?

 

もちろん運動神経とか才能は無いよりもあった方が有利なのは事実です。しかし、練習しても上手くなれない人には、共通した勘違いがあります。それは‥‥

 

たくさん練習(努力)すれば上手くなれる。
たくさんボールを打てば(努力)上手くなれる。

 

このパターンに入ってしまうと、実は、練習(努力)しても上手くならない可能性が高くなるのです。最近読んだ本、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」(林修著、青春出版社刊)にこんなことが書かれています。

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結果が出なければ「努力した」なんて言えません。
主観的に判断するのはやめましょう。

そして、

朝から晩まで働いているのに成果が上がらないなら、努力する場所を見直す必要があります。それには、努力を主観的に測るのをやめることが重要です。そうではなく、その努力からどういった結果が出たか。さらには、他者はどう評価したか。そういうふうに、自分の努力を「外から」見るようにすべきなのです。
(以上、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」から引用)

 

抽象的な表現ですが、これはゴルフ上達にも当てはまります。片山プロは練習器具をふんだんに使っていますが、それは練習のクオリティを高められるからです。ただがむしゃらにボールを打つことは絶対にやりません。やるべきテーマを決めて、それをクリアするために必要な練習器具を用いて練習。そして、結果を逐一フィードバックし、どうすればイメージ通りのスイング、イメージどおりのショットを打てるかを常日頃考えながら練習してます。現在、片山プロは「ゴルフの竪琴」を使って練習していますが、竪琴を使った方が効果的に自分のスキルアップにつながると思っているから、積極的に竪琴を使って入るのだと思います。

 

 では、アマチュアゴルファーはどんな練習をすれば上達できるのか?

 

大事なことなので繰り返します。努力(練習)を主観的に判断しないことです。自分がやりたい練習(努力)をするのではなく、スキルアップ、スコアアップに役立つ練習(努力)をした方が、練習(努力)が報われるのです。次回は具体的な練習法について説明したいと思います~。

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片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。

ゴルフの竪琴 

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よろしくお願いします。

ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね

12月7日

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カテゴリー ゴルフの竪琴, スイング、ゴルフ練習法, トーナメントから

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