マーク金井blog

2015年04月23日ゴルフクラブは値段が高い方が性能が本当に良いのか!?

この10日間、ライカ熱が収まりません。ラジオ本番中にライカで撮影してもらった写真に一目惚れしてしまい、「自分もライカで撮影すればいい写真が撮れるかも」なんて思ってしまったからです。3日前にライカのコンデジを購入したばかりだというのに、すでに、2台目、3台目のライカが欲しくなってウズウズしています。もちろんカメラだけではなく、ライカのレンズも欲しくてウズウズしています。

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その昔、デジタルに強いある先輩に「パソコンは3台買わないと自分に合ったものは見つからないぞ」と言われ、それを座右の銘にしたばかりにデジタル物を衝動買いしまくる日々を過ごしています。ライカも例外ではありません。ライカの本当の良さを知るためには、最低でも3台のライカを使い倒したくてウズウズしています(笑)。ちなみに、予算には限りがあるので、2台目からは中古のライカです。聞けば、ライカは中古も数多く出回っているとのこと。加えて、ライカは値落ちしずらいカメラなので、他のカメラよりも資産価値が高いそうです。

 

さて、このデジカメ。カメラ、レンズともそうですが、値段と性能が見事なほど連動しています。ライカは日本製カメラに比べれば、かなり割高感がありますが、ライカの中での性能はお値段と比例します。16万のライカと100万円のライカでは、明らかに100万円のライカの方が性能がアップします。理由は単純、デジカメの心臓部はセンサー。センサーは値段が高いほど高性能になるからです。レンズもしかり。値段が高い方がレンズは明るくなります、画像描写も美しくなります。色の好みは個人差がありますが、デジカメは「値段=性能」です。安いカメラでもいい写真を取れますが、同じ人間が、同じ被写体を撮った時は、ほぼほぼ値段が高いカメラで撮影した方がいい写真が撮れます。

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今、手元にある一番高いカメラはSONYのRX1です。これはセンサーがフルサイズ。他方、最初に購入したライカのD-LUXのセンサーはフルサイズよりもかなり小さいフォーサーズ。フイルムに例えるならば、RX1は35mm、D-LUXは35mの半分ぐらいです。結果、センサーの差(値段の差)が画質に出ます。RX1と同等のフルサイズセンサーをライカで求めるならば、フラッグシップのMが必要です。ちなみに、Mはレンズを組み合わせると新品で100万円近くします。中古でも80万前後。おいそれと手を出せません(笑)

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 では、ゴルフクラブはデジカメのように値段と性能は比例するのか?

 

デジカメほどではありませんが、ゴルフクラブも値段の幅がかなりあります。例えば、ドライバー。ゴルフショップで売られている主たる新製品だと、安いのは3万円台、高いのは10万円オーバーします。人気モデルだと実売4万円台~8万円台ぐらいでしょう。ちなみに、今流行の地クラブだと12万円前後のモデルが増えています。そこで、今回はゴルフクラブの値段と性能について超私的に検証してみたいと思います。

 

まず言えることは、デジカメ同様、ゴルフクラブも値段が高い方が、いい素材(コストがかかる素材)を使っている場合が多いです。ヘッドしかり、シャフトしかり、グリップしかり。高級クラブほど、コストダウンしないモノ作りがしやすくなるからです。特にシャフトとグリップはそうで、値段と素材、値段とクオリティが比例します。言い換えると、今どきのドライバーの場合、値頃感のあるモデルの多くは、高級モデルに比べるとシャフトやグリップがコストダウンされている場合が非常に多く見受けられます。

 

では、高級な素材は高性能につながるのか?

 

ここからがデジカメとゴルフクラブで大きく異なります。

いい素材、高級素材というのはフィーリング面においてはかなりアドバンテージがあります。

例えば、打感。
例えば、塗装の仕上がり。
例えば、インパクト音。
例えば、グリップの手触り。

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値段が高いクラブはフィーリング面では明らかにアドバンテージがあります。しかし、性能となるとデジカメのようには問屋が卸してくれません。理由は単純、ゴルフクラブはかなりというか、相当にルールでいろんな規制がかかっているからです。その典型が高反発規制。コストを掛けると肉薄で高反発フェースを作れますが、反発を上げすぎてしまうとルール違反になってしまいます。また、塗装が美しさや音というのは直接的には性能に影響を及ぼしません。なので、プロや上級者でもあまり値段にこだわらず、高級じゃないドライバーを使っている人が少なからずいるのです。ちなみに、安すぎるクラブの場合は、コストダウンの影響で、飛距離性能が少なからずダウンしている場合があります。

 

2015年モデルのドライバーをほぼほぼ試打しましたが、実売価格が4万以上のクラブだとヘッド性能が著しく良くないモデルはありません。ゴルファーとの相性もありますが、
値段の飛びの性能が比例しているとは言い切れないです。その証拠と言っては何ですが、
米国メーカーの場合、ツアープロが値段がやすいセカンドブランドのクラブを使っています。いくら契約しているとは言え、性能が悪かったら試合は使わないはずです。

 

ただし、シャフトについては高級なシャフトの方が高性能になっている可能性が高くなります。純正シャフトに比べるとアフターマーケット用のシャフトの方が総じて高額ですが、アフターマーケット用シャフトの方がいい素材を使っていることが多いです。かつ、シャフトの場合は素材を妥協しない方が、ゴルファーのパフォーマンスを引き出し、それが飛距離アップにつながる場合があります。もちろん、アフターマーケット用シャフトも万能ではありません。アフターマーケット用シャフトは万人向けではなく、対象ユーザーがハッキリしています。ターゲットを絞り込んでいるので、合う合わないがハッキリ出てきます。

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素材にコストを掛けたムジークのシャフト Dogatti FIVE

 

ゴルフクラブの場合、クラブの性能はどんな使い方をするかでガラッと変わります。この点も、値段と性能が比例しづらくなっています。そして、モデルによっては値段以上の価値がある高機能なクラブがあったり、見た目はカッコ良くても値段ほどの価値を感じないクラブもあったりします。デジカメに比べるとゴルフクラブは、ファジーな要素が多い製品(プロダクト)だからでしょう。

 

ゴルフクラブは道具であると同時に、所有欲を満たすためのモノでもあります。どこに価値観を見いだすかはかなり個人差があります。なので、デジカメに比べると、値段と性能は比例しづらいと思います~。

 

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