マーク金井blog

2005年11月14日ゼクシオは4代目も軽かった!!

2000年に登場以来、大ヒットを続けているダンロップのゼクシオ。2年ごとにモデルチェンジされていますが、今日、4代目モデルのお披露目(記者発表)がありました。

プレゼンターは‥‥

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横峰さくらちゃん(写真がボケボケでスミマセン)

で、気になるドライバーはこれっ!!

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今回、高反発とルール適合モデルとが併売され、写真はルール適合モデルでヘッド体積は432CC(高反発は460CC)。ヘッド形状は従来モデル同様、三角形タイプですが、

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3代目に比べるとフェースがやや面長に見えました。また、ヘッドが大きくなったわりにはフェースは分厚くなくて、定規を当ててみると‥‥

フェース厚は54ミリほど。ヘッドの大きいこともあって視覚的にはかなりシャローフェース。そして、驚いたのがリアルロフト。アベレージ向けはリアルロフトが多めなのが常識ですが(大体+2~3度)、4代目ゼクシオの場合、表示9度に対してリアルが10度。個体差もありますが、アベレージ向けにしてはややハードなロフト設定。フェースの向きもカタログ値では3.5度フックフェースになってますが、実際に構えると1度ぐらいのフックフェース。フッカーでも「つかまり過ぎる」イメージは出ないでしょう。

ただし、シャフトは従来モデル同様、軽めで、軟らかめの設定。Sシャフトで‥‥

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シャフト重量は53グラム、総重量は296グラム

振動数は252cpm

実際に打ってみると‥‥ヘッドスピードが42~46m/sぐらいの人向けに感じましたが、それにしてはクラブ重量(シャフト重量)が少し軽い。ヘッドのスペックを考えると、クラブ(シャフト)重量はあと「10グラム欲しいなぁ~」というのがボクの正直な感想です。今回ゼクシオは「打ちやすい」を強くアピールしていることを考えると、ダンロップは「軽い=打ちやすい」と考えているのでしょう。

んじゃ。


2005年11月13日「叩けば分かる!!」ってか?

週末の大阪出張で見つけたのがこれっ!!

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肩叩きにも使うことができるので健康器具みたいですが‥‥

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(協力・ゴルフ○ィールズ T橋さん)

本来の使用目的はスイートスポット探知機なんだそうな。取っ手先端側がバネのように上下するのでボールでフェースをコンコン叩くと、弾きがいい部分と弾かない部分が手に伝わります。重心マーカーを使った時のように正確な位置をマーキングするのは難しいですが、弾きが最もいい場所(手に心地良い場所)、そこがスイートスポット。例えば、スイートスポット位置が「高いのか?低いのか?」などは簡単にチェックできます。

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(こんな感じでフェース面の色んな場所を叩きます)

で、これを発案、制作したのが‥‥

ゴルフギャレージ(大阪)の中井悦夫さん。「コンコン」とホテルのドアマンがノックするぐらいのソフトタッチではなく、強めに叩いた方が(借金取りがドアをガンガン叩くぐらい?)、スイートスポット位置を確認しやすいと教わりました。

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気になる値段は‥‥

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2100円(税込み)。バネの部分がすごく上手く作られているのが気に入り、衝動買いしちゃいました。

明日は4代目ゼクシオの記者発表。

んじゃ。


2005年11月11日五本指ソックスの○と×

一昨日、千葉の成田ゴルフ倶楽部で

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プレーした時に履いた靴下がこれっ!!

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競技会(ダイジェストエキスパート選手権)の商品でゴルフ靴をオーダーした時に、同社社長の星野さんから勧められ買っちゃいました。足指を1本づつ独立させて入れるのはかなり面倒臭いですが‥‥慣れるとそうでもないとのこと。あるゴルフ雑誌でこれと普通の靴下を履いて比較試打したところ‥‥5本指の方がドライバーの飛距離が数ヤード伸びたそうです。

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18ホールプレーして(歩きのラウンド)、ボクの率直の感想を申し上げると、印象に残ったのが、歩きやすいことと、普段よりも足の踏ん張りが利きました。靴の中で足指を1本づつ自由に動かせるからでしょう。「足裏+指」でアドレスした感じ。足の接地面積が増え、かつ足指がしっかり地面つかむ感じになるので安定感が増しました。

インパクトでの足の踏ん張りが良くなったので、履かないよりは履いた方が飛びには不利にはならないでしょう。コースの場合は落下後どれだけランが出るのかで距離が変わるので何ともいえませんが、あの片山プロも愛用していることを考えると(昔、そういう記事を読みました)、飛距離アップの効果も期待できるのではないでしょうか。

履いた当初は、正直「気持ち悪さ」が先に立ち、3ホールも持たないと思ってました。でも、1ホール目をホールアウトした直後ぐらいからは、妙に足先が動くのが心地良くなり、気が付いたら18ホール回り終えてました。

クラブでもそうですが、新しいモノは新車効果があって、最初は上手く行くのが当たり前。5本指ソックスをゴルフの必須アイテムにするかどうかは、2度目のラウンドで決めたいと思います。

んじゃ。


2005年11月10日取らぬ狸の皮算用 その3

前回のブログ「取らぬ狸の皮算用 その2」←こちらをクリック

アニカも使っているキャロウェイのFT-3。一度目のリシャフトはチップカット(先端を7ミリカット)して見事に失敗に終わりましたが、ヘッドが気に入っているので再リシャフト!!!

まずシャフトを抜いて、重心マーカーで重心位置を測ってみると‥‥

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ソール側では黒点が重心位置。「チタンフェース+カーボンボディ」のコンポジット構造でヘッド後方にウエートが40グラム以上入っているからでしょう。460CC級の中では深度はかなり深め。そして、キャロウェイらしくややヒール寄りに重心があるんですが‥‥ものすごく捕まるヘッドではありません。

ツアースペックということもあって、実際に打ってみるとインからあおっても引っかかりづらく仕上がってます。ちなみにFT-3はドロー、ニュートラル、フェードと3つの重心ポジションが選べますが、ツアースペックに関して言えば、ドローでも「ストレートに打って、ストレートから軽いフェード」になる感じに仕上がってます。

で、肝心のシャフトは1回目同様、三菱レーヨンの赤マナ73のS。今回は先端ノーカットで、長さは44.75インチ。現在エースのXドライブ405と同じシャフトで、同じ長さに仕上げました。ただし、写真でも分かるようにFT-3はネックがない形状。このためクラブ長さは同じでも、シャフト長はFT-3の方が長くなってしまいます。

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で、組み上げて振動数を測ってみると‥‥

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267cpm。もう1回測っても267cpm、3度目も267cpm。

他方、Xドライブ405の数値は264cpm。3cpmほどFT-3の方が数値が多く出てますが、実際ワッグルしてみてもFT-3の方が少し硬く感じます。

続いて、センターフレックス計で比較計測してみると‥‥

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FT-3が4.9でXドライブ405が4.91。シャフト中間部分の硬さはほとんど変わりません。
明けて翌日(11月9日)、成田ゴルフクラブの天然芝の練習場で打ってみたら‥‥

「パコーン」と複合ヘッドならではの控えめなインパクト音。それでいてボールは力強く飛び出して、240ヤード先にある土手にドスーン。最初の2発はやや右に出ましたが、3発目からはストレートで落ち際まで伸びのある弾道。チップカット前に比べると、シャフトは硬過ぎません。実際、コースで使ってみても明らかなミスショットは皆無。芯を食うとキャリーで250ヤード以上出ることも。このヘッド、音が悪い割には反発は高くて初速が出ます(米国製なのでルール適合フェース)

ただし、使っていて気になったのはシャフト先端側のフィーリング。接着寸はXドライブ405よりも7ミリ浅いのですが、シャフト先端がソール近くまで入っているのが影響しているのかも知れません。赤マナの魅力である先端側のしなり感が少し乏しいんです。このため、ヘッドが暴れないので弾道をコントロールしやすいのですが、反面、先端側が思ったほどしなってくれないのでアッパー軌道で打ちづらい‥‥

それと、先端側がクイッとしなり戻るのが心地良いと感じているボクには、このクイッとがないと、ナイスショットを打っても「ちょっと違うんだよなぁ~」となってしまいます。

ほんと、リシャフトは奥が深いっす。

おーっと、もう11時56分。

んじゃ。


2005年11月09日初めてのオーダーメイド靴

ダイジェスト主催の競技(龍ヶ崎CC)で運良く2位に入ったら、オーダーメイド靴の目録をいただき(定価5万2500円!!)

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昨日、製造元の星野企画(東京、湯島)さんへ行ってきました。ここの靴は「2万ヤードシューズ」と呼ばれ、独自のインソールと特別の木型で靴を作っているそうです。

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社長の星野さんが入念に採寸した結果、がこれっ!!

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長さが28セン~チ。それでいてが足囲(足幅)は26センチ前後。スゴク細長い足と診断され、「欧米人みたい」とのこと。欧米人のように脚が長いわけでもないのに‥‥ボクはこの足のおかげで(日本では靴を買うことができず)、米国出張した時には「運び屋」と間違えられるぐらい靴をまとめ買い。一度の出張で最高6足なんてことも!!!このときばかりは成田の税関でかなりドキドキしちゃいました(^_^;)

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色、デザインも自由に選べ、チョイスしたのはマホガニー。完成は3週間後。履き心地については靴が届き次第、じっくりレポートします。

んじゃ。