マーク金井blog

2005年12月14日毛糸の帽子が手放せない‥‥なんて??

昨日から日本で一番暖ったかい沖縄にいるにもかかわらず‥‥ゴルフしている最中に

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毛糸の帽子が手放せません(T_T)。
全国的に寒気が日本列島を被っているみたいですが、沖縄もこの冬一番の寒さ。日中の気温は10度強ほどあるみたいですが、全英オープン並に風がビュービュー吹いているので、

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体感気温は8度以下!!!

半ズボンで回る予定だったのが、どんよりネズミ色の空の下でブルブル震えながら本コース18ホール(コースレート73.5)+12ホール(沖縄特有のミドルコース)、回ってきました。スコアは悪コンディションの中、39(2バーディ、1トリプル、1ダボ)、41(1トリプル、2ボギー)と平凡でしたが、今回もなんとか踏ん張れたのはこのSWのおかげ!!

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ロフトを58度から56度に代え、バウンスも12度から14度に変更。SWはロフトが少ない方が距離感合わせやすいと言われてますが(ダルマ落としが出づらい)、ホントその通り。今まで苦手だった30~60ヤードで寄せワンの回数が増えましたし、グリーン回りからでも出球の高さが揃いやすい分だけ距離感が良くなり、いわゆる「上手く打ちすぎたよ~」というミスとおさらば。今日もスターホール、このSWでチップイン「バーディ」発進(^_^)v

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バウンスについては「硬い地面ではバウンスが弱い方がトップしづらい」から良いという意見もありますが、

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ボクは硬くてもハイバウンスの方が打ちやすい。絶対ダフらないのが分かるので、ソールの跳ね上がりを利用して球を上手く捕らえることができるからです。

明日は、午前中に藍ちゃんを観戦し、午後からミドルコースを1ラウンド。天気予報を見る限る東京、小倉だけじゃなく、ここ沖縄でも「マーク皿家」で1日過ごしそう‥‥

んじゃ


2005年12月13日少しデブになった‥‥ツアーベルベット

プロ、アマチュアを問わず人気が高いグリップといえば、誰に聞いても‥‥

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ゴルフプライドのツアーベルベットと答えるでしょう。さて、このツアーベルベットですが、最近、大いに気になるのが重量と太さ。M60を装着しているにもかかわわず「えっ、これってゴッパチじゃないの~?」(M58)と勘違いすることがしょっちゅう(汗;)

そんなわけで、重量を測ってみたら‥‥

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手持ちの大半はオーバー53グラム。以前は51~52グラムのものが多かったことを考えると、少し重くなっています。ちなみに、メーカー公称値はM60で52.2グラム。1グラムちょっと重いというのは公差の範囲と言えばそれまですが、重いだけでなく握ると太く感じてしまうのがすご~く気になります。

太さの好みは人それぞれですが、ボクにとってツアーベルベットが少し太くなったのはシリアスな問題。体感的には下巻きテープが一重から二重になったぐらいの差を感じてます。

もし、ゴルフプライドの方が読んでおられるなら‥‥カキコお願いします。


2005年12月11日アイアンの2007年問題‥‥

12月に入って一気に寒くなり、ホームコースもすっかり冬景色。

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林に打ち込むと落ち葉で

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ロストボールに悩まされる時期になってきました。春先、神田に試打スタジオを作ったこともあって‥‥あっという間に1年が立ちましたが、ゴルフだけはしっかりやってて(^^;)

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ハンデは何とか3(2.9)を維持。「タイトルと話の内容が全然違うじゃないか~」と突っ込まれそうですが、ハンデ証明書を見ていて思い浮かんだのがアイアンのロフト(数字)について。ご存じのように、ドライバーは上がりやすくするため(フックフェースになっているのも影響してますが)、表示ロフトよりもリアルロフトが多いのが当たり前。

来年モデルのドライバーもほぼ出そろいましたが、例えば表示10度ならばリアルロフトは11~13度ぐらい。ドライバーは「ロフトが多い方が飛ぶ」というのが常識になりつつあります。

ところが、アイアのロフトはドライバーとまったく逆のベクトル。ゼクシオは4代目になって「ロフトを1度立てる」ことを止めましたが、それでも5番で24度とストロングロフト。他社もアベレージ向け(主力モデル)は24度が普通になりつつありますが、そんな中、米国大手メーカーはついに06年モデルで、

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5番を23度!!!

もし、このアイアンが大ヒットしたらストロング化に歯止めはかからないかも? 2007年、ドライバーは高反発フェースが規制されますが、今の所、アイアンのストロングロフト化はルールで制限されません。

クラブ設計家の松尾好員さんから「アマチュアの場合、アイアンは29度前後がもっともキャリーが出る」と教わりましたが、ストロングロフト化されてくると、7番のロフトが30度前後になってくる。おまけに、ショップの試打クラブは7番が常識(5番だとちゃんと打てないから‥‥)。見方を変えれば、7番が試打クラブになったことで、ストロングロフト化に歯止めがかからないのかも知れません。

いったいアイアンはどんな方向に向かうんだろう‥‥

んじゃ。

 


2005年12月10日キャロウェイは「X」シリーズに力を入れはじめた!!

キャロウェイの新作発表ではパター意外に新製品がラインアップされました。ドライバーに関しては、「フルチタンのルール適合ドライバーが出るかも?」という期待は見事に裏切られ、06年モデルとして登場したのは、ERCホットツアーとX-18ドライバーのルール適合品。どちらも、基本的な構造は従来品(高反発バージョン)と同じですし、打った感じもほとんど変わりませんでした。

そして、もうひとつの新製品がこれっ!!

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昨年までXシリーズはアイアンとドライバーだけでしたが、新たにFWが加わりました。素材はステンレス‥‥ってことはキャロFWの大定番「ビッグバーサ(スチールヘッド)」とバッティングするんじゃないの? と思っていたら‥‥BBはフェードアウトして廃盤になるとのこと。

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このXシリーズがBBに取って代わって主力FWになるんだそうな。BB同様、+シリーズもラインアップされており、今回からツアーの名前が。ヘッドの大きさはノーマルの4Wと同じで、ロフトは13度と15度の2本立て。ソール刻印が青がノーマルで、黒がツアー。

従来のBBFWと比較すると、

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(左がツアー、右がノーマル。どちらも15度)

ノーマルスペックはBBよりも一回りぐらい大きくなって、ツアーはBBのノーマルと同じぐらいでした。比べると、ツアーの3W(13&15度)はかなり小ぶりです。

練習場で試打した感じだと重心位置はBBよりは少し低め。スチールヘッド+ほどではありませんが、市販FWの中では低スピン弾道が打ちやすい。ツアーは地面からだとボールが浮きづらいですが、ティショットで打てばバカッ飛び弾道。7Wも低スピン弾道が打ちやすく220ヤード近く飛びました。

そして、もうひとつの特徴はシャフトのラインアップ。純正カーボン、軽量スチール(NS950)以外に、グラファイトデザインの新製品PT-6、三菱レーヨンの青マナ63、赤マナ63、そしてフジクラのランバックス(60グラム台前半の方)が選べます。全部打ちましたが、個人的にはランバックスとPT-6が VERY GOOD!!。でも、実際に使うんだったらどちらも、ちょっと重量が足りません(ドライバーのシャフトが70グラム前後なもので)。FW用ならば、もう10グラム重いランバックス(7V05)とPT-7の装着品をリクエストしたい!!!

ちなみに、キャロウェイ傘下のベン・ホーガンもほぼフルモデルチェンジで、新製品は軟鉄鍛造アイアンとユーティリティ。軟鉄アイアンの方は5番で29度とロフトが寝ているので飛ぶアイアンではありませんが、芯を食った時の手応えは体中がゾクゾクするぐらい心地良かったです。

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ユーティリティはフェースの弾きが良くて低スピン弾道。1番でロフト17度でしたが、芯を食ったら3Wよりも飛びそうな放物線弾道。シャフト重量がカーボン仕様でも90グラムちょっとと重めで、アスリート系ゴルファーにちょうどいいスペック。この重量帯は他社製品にないことを考えると‥‥かなり魅力的なクラブじゃないですか。

んじゃ。


2005年12月09日大は小を兼ねる!?

記者発表ではプレス向けのノベルティが配られますが、昨日のキャロウェイの記者発表で

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配られたのがお饅頭‥‥

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3つ入っているのには理由があって、オデッセイの新製品パター「トライボール」にはフェース後方に丸いディスクが3つ並んでいます。

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で、実物を見るとデカイのなんの!! 2ボールと比較すると丸いディスクが1つ増えたことなんて微々たるもの。フェース長は5インチ(13センチ前後)もあって、奥行きは4.99インチ(こっちも13センチ前後)。460CCで「デカイよこれ」と言われるナイキのサスクワッチと、比較しても巨大。ピンのDOC17同様、パターの常識を打ち破る大きさ。

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構造的には黒い部分がアルミで軽量に作られ、外側のリングが重めの素材を採用。周辺に重量を多く配することでヘッド慣性モーメントを大きくしようと設計されています。

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フェースは従来のホワイトスチールの2ボール同様、ウレタン素材のインサートに削り出しのステンレスプレートの組み合わせ。実際に打ってみると、アルミボディなためにホワイトスチールに比べるとインパクトの手応えは希薄な感じ。カポーンという音で、アルミヘッドのフューチュラと似ている感じがしました。

「こんなにデカいなら、先に行ってくれ~」

現物を見ないでネットで買ったら‥‥こんな台詞が出てしまうかも‥‥