マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフ雑誌から

2017年11月26日超私的な考察 スコアが良くなるアイアンに求められる性能・機能とは!?

11月27日21時から 

YOUTUBE アナライズチャンネル
マーク金井ここだけの話 生配信します

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近々販売再開します(たぶん来週)

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ゴルフ雑誌「アルバ」(正式名称 アルバトロスビュー)は毎週第2、第4木曜日に発売されます。今週発売(11月22日)で30周年を迎えましたが、実は、マーク金井がゴルフ業界に携り始めたのも30年前のこと。アルバが発行された直後に、アルバ編集部に入りました。ちなみに、第1志望はゴルフダイジェスト社ですが、ものの見事に書類選考で落とされました(笑)。

 

ゴルフは14歳から初めているのでゴルフ歴は45年となりますが、ゴルフ業界歴はアルバと同じく30年。最初に手にしたアイアンはミズノで、その次がパワービルド、大学に入ってからはホンマピンのアイアンを使い、社会人になって数年はゴルフから離れ、29歳からゴルフ業界に入ってからは、ピンのアイアンを軸にいくつかのメーカーのアイアンを使って今に至っています。

 

この30年、最初はゴルフ雑誌の編集部員でした。30年後にゴルフクラブを自ら作るなんてこれっぽっちも思ってませんでしがが、気がついたら、ウエッジユーティリティ、FW練習器具シャフトパターチッパー、を自ら設計し、自ら販売しています。そして、今はウエッジで好評をいただいたmmシリーズのアイアンを設計し、一昨日、ファーストサンプルが仕上がりました。

 

さて、この新作mmアイアン。

 

 設計コンセプトは、コースに出た時、スコアが確実に良くなるアイアン!!!!!

 

 

スコアを良くするためにアイアンに求められることは

・グリーンに乗る確率を上げられる
・芯を外してもできるだけグリーンに近づけられる
・前後のミスが出づらい
・左右のミスが出づらい
・飛距離の階段(距離の打ち分け)を作りやすい

 

 

アイアンというと打感や手応えにこだわる人が少なくありませんが、スコアアップを第一に考えると「ナイスショットした時の手応え」よりも「ミスショットした時にクラブがミスを助けてくれる」ことです。mmアイアンのmmはマジックマリガンの略ですが、同時に、

 

 ミスがミスにならない!!!!

 

という意味でもあります。ミスがミスにならないためにアイアンを作るために必要なことをざっと上げると、

 

・ダフりのミスに強くするためハイバンス設計
・大型ヘッドで慣性モーメントを増大
・大型ヘッドで捕まりを良くするためにグースネックを採用
・地面と正しくコンタクトできるようにライ角調整が可能なこと
・飛距離の階段を作りやすくするために、ロフトピッチを一定すること

 

 

mmアイアンはこの5つの要素を満たすべく設計し、ようやくファーストサンプルが仕上がりました。mmアイアンは6番からpwまでの5本組みで、ロフトピッチは「5度」。そしてウエッジと同じく、ぞれぞれの番手のバックフェース部分にはロフト角が刻まれています。

 

6番 25度
7番 30度
8番 35度
9番 40度
PW 45度

 

ヘッド素材は軟鉄鍛造ではなく軟鉄鋳造です。軟鉄鋳造にこだわったのは鋳造の方が設計の自由度が高く、かつ個体差も少なくなるから。また、軟鉄鍛造ならばライ角を±4度ぐらいまでは調整可能だからです。ちなみにファーストサンプルでは、すでにライ角を4度調整してますが全然問題ありませんでした。

 

バンス角はこれからフィールドテストで微調整していきますが、ファーストサンプルでは6番アイアンでバンス角7度とかなり大きめです。番手が下がるごとに1度づつバンス角を増やしています。

 

 

今はCADを使ってコンピュータ画面上で設計するのが当たり前になっていますが、このmmアイアンはマーク金井がイメージした形状で銅マスターを作り、そこから金型を起こしています。数値にはこだわっていますが、数値ありきではなく見た目の形状と数値を一致させたいからです。このブログがアップされた数時間後には、実際にゴルフ場の天然芝の上でファーストサンプルをフィールドテストします~。

 

 

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YOUTUBEのアナライズチャンネル 11月18日に行われた マーク金井&上田栄民トークショーの模様を配信開始しました

https://youtu.be/DLidVdBQyOw

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2017年06月29日超私的な考察 なぜ今どきのツアープロはインパクトで左ひじが曲がるのか!?

毎週火曜日と言えば週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発刊されます。どちらも毎週欠かさず読ませていただいてますが、表紙で目を引いたのが、、、

今平周吾も、スピースも・・・五角形スイング
ひじを曲げれば「球」真っ直ぐ!
週刊ゴルフダイジェスト7月11日号から引用)

 

なんとも刺激的な見出しです。説明するまでもありませんが、「ひじが曲がる」というのはゴルフにおいてはネガティブワードだからです。本来は良くないとされている動作にも関わらず、それを大々的に肯定(推奨)しているわけですから、、、、そそられてしまいました。

 

詳しい内容については週刊ゴルフダイジェストを読んで頂きたいのですが、記事を読んでみて気になったことがあります。五角形になるとインパクトゾーンでヘッドが真っ直ぐ動く時間が長くなると書かれています。確かにその通りで、登場しているプロのスイングを観察すると、フェースがスクエアな状態を長く保っています。しかしながら、五角形のスイングを正しくやるためのコツについては、意図的なのかどうか解りませんが説明がなされてません。なので、この記事だけを読んで五角形スイングを真似てしまうと、ボールが捕まらないスイングになるリスクがあります。

 

 では、インパクトゾーンでリストターンをしないプロ達はどんなことをしてボールを捕まえているのか?

 

その答えは登場しているプロ達のインパクト写真にあります。どのプロもインパクトゾーンではシャフトが逆にしなっています。シャフトをタイミング良く逆しなりさせることで、フェースがスクエアに戻っているのです。通常の左腕が伸びたスイングでもそうですが、五角形スイングの場合も、インパクトゾーンでは手元が減速し(特に左手)、その減速によってシャフトが逆にしなっています。このシャフトの逆しなりをタイミング良く発生させることができているから、リストターンをしない五角形スイングでもボールをちゃんと捕まえることができるのです。

 

この記事の中には、小柄だけれど300ヤード飛ばす今平周吾プロの連続写真が掲載されていますが、インパクトゾーンでは左ひじが曲がり、シャフトが逆しなりしています。この形というのは、今年の全米オープンを制したブルック・ケプカとまったく同じ形です。
正面から見ると左腕とクラブとで「逆S字」になっています。

 

(開始から20秒ぐらいをチェックして下さい↑)

五角形スイングをしているプロ、そして三角形でインパクトを迎えている松山英樹プロも、インパクトゾーンではハンドファーストになっています。アイアンだけでなくドライバーもハンドファーストになっていますが、共通しているのはシャフトの逆しなりを利用してフェースをスクエアに戻し、ボールを捕らえていることです。対して、アマチュアの多くは(特に、スライスを打っている人は)、このシャフトの逆しなりがほとんど発生していません。シャフトが上手く使えないから振り遅れてしまい、インパクトでフェースが開きやすくなっています。

記事では、今平プロはインパクトで手元が近くにあることを解説していますが、実は、この点も五角形スイングをしているプロの共通点です。ここからは超私的な解説ですが、松山英樹プロのように左腕が伸びたインパクトを作るよりも、五角形でインパクトを迎えた方が、インパクトでは手元を体の近くに持って来やすくなるのです。

 

 

何故かと言うと、五角形のインパクトの形を作っているプロは、ヘッドに発生する遠心力に負けないスイングになっているからです。五角形スイングをしているプロのインパクトを観察すると、左ひじが曲がっている(引けている)だけでなく、少し詰まった感じに見えます。詰まった感じとは窮屈な感じのことですが、実は、これが飛びと正確な方向性につながっているのです。詰まった感じ、窮屈な感じになるのにももちろん理由があり、
これが今どきのクラブを上手く使うコツにもなっています。

 

 

インパクトでひじが曲がるということは、ダウンスイング後半からインパクトにかけて手元を引き上げているから発生します。実は、この引き上げこそがヘッドを効率良く走らせることにつながるのです。このインパクト時の左手の引き上げるメカニズムについては、アナライズの「オンプレーンセミナー」で説明しています~。

 

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2016年12月23日超私的な書評、「あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉 SHINGO IZM」

昨日(12月22日)、片山晋呉プロとの共著、「あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉 SHINGO IZM」(マイナビ出版)が発刊しました。アナライズが一番近い大型書店、書泉ブックタワーのゴルフコーナーにもちゃんと陳列されてましたし、もちろんAmazonでも購入できます。ツアー通算30勝、5度の賞金王に輝いた片山晋呉プロを2年かけてみっちり取材し、上達に役立つ45の言葉をまとめて本にしました。

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片山プロと言えば、クラブセッティングが独特ですし、練習の仕方もオリジナリティに溢れています。クラブに対する造詣が深いことでも知られてますが、実は、プロ入り当初からそうだったわけではありません。「SHINGO IZM」の取材で教えてもらったのですが、プロ入り直後の予選会(現在のQT)に失敗し、最初の1年間はまったく試合に出ることができませんでした。その結果、大胆なスイング改造に踏み切り、道具に対しても新たな知識を積極的に得るようになったのです。

 

練習法もしかり。ゴルフが難しい理由はいくつかありますが、その最たるものは自分のスイングを自分で見ることができないこと。自己客観視ができないことが上達の妨げになっているのですが、片山プロは、そのことを誰よりも知っています。練習道具をたくさん使う理由について聞いたところ、、、

「僕はあまり練習したくない。だから工夫しているんです」(晋呉録14)と言い、

 

「気持ち良くやっていうちは何も変わらない。変えざるを得ない環境で練習する」
(晋呉録15)

 

とも。そして、ゴルフの難しさについては、

 

「ゴルフは思っていることと真逆が起こる」(晋呉録23)。

 

後書きでも書きましたが、マーク金井が片山プロと直接会って話をしたのは、2014年の9月。「ゴルフの竪琴」を使っていただくことがきっかけです。どうして「ゴルフの竪琴」に興味を持ったのかと聞いてみたら、「初心者の女性が竪琴で理に叶ったスイングをしていたから」と答えて下さりました。

ゴルフの竪琴がきっかけで片山プロと交流を持つようになったわけですが、取材をすればするほど片山プロのすごさが見えてきました。練習は実に泥臭くて、地味な練習をこれでもかっていうほど続けます。今シーズンの終盤戦に入ると、「大リーグ養成ギプス」をはめたような感じでボールを打っている姿は、「巨人の星」の星飛雄馬さながら。気持ちよくスイングするというのとはまったく別のベクトルで、とにかく理に叶ったスイングをを追求しています。

今だから言えますが、実は、「あなたのゴルフを上達に導く45(シンゴ)の言葉 SHINGO IZM」はオリンピックに合わせるか、ツアー30勝を記念して発売することを想定していました。予定通りツアー30勝に合わせて発刊できましたが、30勝目がなんと出版元であるマイナビの大会。まったくもって偶然ですが、これも片山プロならではだと思っています。

 

45の言葉は、ひとつひとつに上達のエッセンスが盛り込まれていますが、マーク金井が一番読み返すのは、、、

 

「ゴルフはボールを止めるゲーム」(晋呉録31)と
「パターは素人が作ったものがいい」(晋呉録05)です。

 

片山晋呉プロのスイングを真似ることは簡単ではありませんが、ゴルフに対する取り組み方を真似ることは、本人がその気になればすぐに真似ることができません。性別年齢関係ありませんし、ゴルフの腕前も関係ありません。

 

真似るは学ぶに通じます。

 

進化したクラブを使い、スイングを変化させる練習に取り組めば、ゴルフは必ず上手くなれますし、スコアも良くなります。練習しても上手くなれない、何年やってもスコアが良くならないと感じているならば、騙されたと思って手にとって読んでみて下さい。ゴルフ上達に本当に必要なことは「何なのか」がはっきり分ると思います~。

 

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ゴルフの竪琴!

販売再開!!!

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注文殺到しており、お届けに若干お時間いただいております


2016年11月25日超私的な考察、両手打ちと片手打ちは、どちらの方がスイングが良くなるのか!?

昨日は関東地方で初雪が降りました。11月に東京で初雪が降ったのは54年ぶりだそうで、積雪が観測されたのは初めてだそうです。アナライズがある神田ももちろん朝から雪が降り続き、今年初めてスノボウエアを着て街をうろちょろしました。一眼レフの中古レンズを断捨離するために出歩いたのですが、雪のおかげでカメラ店はガラガラ。おかげでじっくり中古レンズを物色することができました(笑)

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今週は週刊パーゴルフがお休みで、週刊ゴルフダイジェストだけが発売されています。そして、今週は週刊新潮を少しだけお手伝いしました。松山選手のドライバーについて電話取材を受けたのですが、記事を読むのはゴルファーだけではないことを考慮し、クラブを変えた理由をクルマの運転に例えながら説明させていただきました。クルマに例えたのは、担当の肩が大のクルマ好きだったからです。

 

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さて、今週の週刊ゴルフダイジェストをざっくり読ませていただきましたが、注目したのはこの企画です。

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松山英樹
強さの秘密
「片手打ち」の驚きの効果
週刊ゴルフダイジェスト 12月6日号より引用)

 

 

この企画では松山選手がやっている片手打ちについて多方面に解説がなされています。練習場でのウエッジ打ち、そしてパッティングにおける片手打ちについて写真入りでじっくりと説明がなされています。

 

さて、この片手打ち。ゴルフは本来両手にクラブを持ってクラブを振るからでしょう。片手打ちは難しいというイメージがありますし、実際、片手でアプローチショットしようとすれば上手くボールに当たらない人の方が圧倒的に多いと思います。

 

だからでしょう。難しい片手打ちができれば、両手に戻した時、スイングが劇的に良くなると思っている人が多いと思います。

 

しかしながら、片手で上手くクラブをコントロールできたからと言って、両手のスイング(ストローク)でクラブを上手くコントロールできる保証は100%ないのです。誤解を恐れずに言うと、ゴルフのスイングは両手よりも片手の方が動きがシンプルになり、動きさえつかんでしまえば、片手の方がスイングが良くなる場合が少なからずあるのです。

 

例えば、パッティング。パッティングは手でボールを転がすようにという風にも言われますが、手でボールを転がしてみて下さい。右利きの人ならば両手で転がした時と、右手だけで転がした時とで、大きな違いはないはずです。両手の方が右手だけよりも優位性を感じる人はそう多くないと思います。右手だけでもボールはスムーズに転がせるし、距離感、方向性もちゃんと出せるはずです。

 

これはパターを手にした時も同じです。右手だけでパターを持ってストロークしてみて下さい。芯に当てるのは難しいと思いますが、ストロークがことさらしづらく感じることはないはずです。片手でクラブを支えるだけのパワーがあれば、右手だけの方がストロークしやすいと感じる人もいるでしょう。何故かと言うと、パターに限らず、両手でクラブを握っていると、ストローク中に左右の手の運動量のバランスが求められるからです。パットにおいてはイップス(打てなくなる病気)がありますが、両手よりも片手でパターを持った方が、イップスになりづらいです。イップスに悩んでいる人の多くは、ストロークしている最中、どちらかの手が余計な動きをしたり、動かなくなってしまい、それが原因でパターをスムーズに動かせなくなっているからです。

 

今のゴルフクラブ、パターは両手で支えるのにちょうどいい重さで作られています。なので、片手でコントロールしようとすると、その重さに耐えきれず、いい動きがしづらくなっている可能性があるのです。テニスラケットのように片手で振り回すのにちょうどいい重さのパターが登場すれば、ひょっとしたら片手の方がスムーズにストロークできる可能性もあるのです。テニスが片手でラケットをコントロールできることを考えれば、それはゴルフクラブにも大いにあり得ると思います。

両手でクラブを持つとクラブを支えるのが楽になりますし、がっちり固定しやすくなります。ですが、この2つのことができる優位性と、スムーズにストロークできる因果関係は確立していないと思います。ボウリングの時のように、片手でスムーズに動かせるパターが登場すれば、ひょっとしたら片手打つゴルファーが増えるかもです。なので、今は、片手で振りやすいゴルフクラブ、片手でコントロールしやすいパターを密かに試作しています~。

 

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アナライズよりお知らせ

11月26日のセミナーまだ間に合います

11時開始(あと僅か)

マーク金井のインパクト解析セミナー 時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

13時開始(まだ間に合います)

シャフトセミナー時間は一時間半/ 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー開催決定!

10時開始~時間は2時間半です/料金:8000円ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。パターが楽しくなる!得意になる!お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

お待たせしました!先月から完売しております

ゴルフの竪琴

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11月末入荷予定です。しばらくお待ちください

アナライズの大ヒット商品

シャフトスタビライザー

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インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください

 


2016年11月16日超私的な考察、練習場のショットが「本番で打てない」と嘆く人の共通点とは!?

アナライズからのお知らせ

11/10からメールにて先行発売しております。プレーン君ですが、限定数を遥かに超えた注文をいただいております。今週よりも発送を開始する予定です。

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少々お時間をいただければと思います


昨日は仕事を早めに切り上げて埼玉スタジアムに行ってきました。目的はもちろんワールドカップ最終予選、サウジアラビア戦を観るためです。今年、埼スタで最終予選を観るのは2度目ですが、何度観てもハラハラドキドキします。サッカーは終了間際に点が入ることが多く、このサウジ戦でも後半40分を越えてから1点奪われました。日本は2点リードしていたのでなんとか勝ち点3を得ることができましたが、この試合を観る限りでは力の差はほとんどありません。前半、日本がPKで1点先に取ってたから良かったものの、あれが無ければ引き分けでもおかしくない試合でした。

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さて、火曜日は週刊ゴルフダイジェスト週刊パーゴルフが発売されます。埼スタに向かう道中に週刊パーゴルフを読んでましたが、マーク金井が注目したのが、この連載ページです。

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青木功
ゴルフたるもの 第184回。

 

【質問】 練習場ではある程度思いどおりのボールが出ますが、コースで力を発揮することができません(中略)。コースで力を発揮するためには、練習場ではどのような練習をすればいいのでしょうか。

 

 

青木プロの回答はお見事でした。

 

 【回答】練習場では思いどおりにボールが打てるのに、コースではそのボールが打てないだって!? そんなの当たり前だよ(以下、略)

 

青木プロの回答は今週発売のパーゴルフ(11月29日、12月6日号)を買って読んで下さい。青木プロならではの回答を読むだけでも元を取れると思います。では、マーク金井ならば、どんな回答をするを超私的に書いてみたいと思います。

 

練習場とコースの心理状態の違いを理解していないと、いつまでたっても練習場のショットがコースで打てないと悩み続けるでしょう。

 

では、練習場とコースとでは何がどう違うのか?

 

コース出たらゴルファーは、すべてのショットは1球しか打てません。失敗したからと言って打ち直すことはできないのです。少し難しく言えば、ゴルフの本質とは、、、

 

1回的!!!!!!

 

対して、練習場というのは打ち損じれば同じ場所から同じクラブですぐに次のボールを打つことができます。自分が打ったショットの取り換えがきくものです。ゴルフクラブでボールを打つという点では、練習場もコースも同じですが、心理的には練習場とコースとでは正反対。特に、打ち放題とかでたくさんボールを打っている人ほど、練習場とコースとで、心理状態が真逆になってくるのです。練習場でたくさんボールを打つほど、1球の重みが薄れますし、コースに出た時は練習場の反動で1球がとてつもなく重くなってしまうのです。

 

もしもコースで、同じ場所から何球も打ち直しができるならば、多くのアマチュアゴルファーは練習場とコースのショットが同じぐらいになると思います。加えて、すぐに打ち直せると思えば、1球目も気楽になります。気楽になれば、その分だけナイスショットが打てる確率も上がります。

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それともうひとつ練習場で多く見受けられるのは、メタ認知がちゃんとなされていないこと。メタ認知とは自己客観視のことですが、アマチュアの多くはナイスショットは強く記憶するのに対し、ミスショットには記憶から除外しています。例えば、100球打ってみて、その時の一番いいショットは鮮明に覚えていますが、その時の一番悪いショットはほとんど覚えていません。なので、「練習場で打てたショット=ナイスショットの記憶」とか、「自分の実力=ナイスショットの記憶」という、かなり自分に都合がいいことになっています。

 

練習場でボールを打つことは意味がないかというと、そんなことはありません。練習の仕方、そしてメタ認知がちゃんとできれば、練習場とコースのギャップを埋めることができます。練習場ではナイスショットではなく、どんなミスショットが出たかをちゃんと記憶(記録)して下さい。そして、コースに出た時は、「練習場で打った一番ひどいミスショットが出る」「練習場で打った一番ひどいミスショット=自分の実力」という風に思って下さい。

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コースでもメタ認識出来ない人が多いようです・・

 

これならば、「練習場で打てたショットがコースで打てない」なんていう勘違いは生じません。練習場もコースもほぼ同じぐらいのショットが打てます。

 

ゴルフに限りませんが、記憶というものはかなり自分に都合良く構築されています。それをちゃんと理解していないと、いつまでたっても同じような愚痴をこぼすことになるでしょう~。

 

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こちら入荷日がだいたいわかってきました

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11月のセミナースケジュール確定しました。お申込みはお早めに

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