マーク金井blog

カテゴリー: パター、パター練習法

2022年11月02日超私的な提案  ゴルフ初心者はパターの練習から始めた方がいい3つの理由とは!?

2003年発売!マーク金井現在も愛用中

 


ひょんな事からゴルフ未経験者(正確には練習場に一度行ったことがあるので、ほぼ未経験者)にスイングの手ほどきをすることになりました。手ほどきを受けるのは社会人2年目の若者で、球技の経験はほとんどありません。

 

 

 

 

神田のスタジオにはクラブ、そして練習器具のたぐいはこれでもかってありますが、まず最初に手にしてもらったのはスナッグゴルフローラーです。ローラーはパターと同じ形状で、ボールを転がすために作られたクラブです。

 

 

 

 

未経験者、初心者にパターから始めてもうらうのにはもちろん理由があります。ゴルフという競技を行う上で、どんなスキル(技術)が必要なのかを知ってもらうには、ドライバーやアイアンよりもパターの方が分りやすいし、実際に試せるからです。

 

 

 

 

では、初心者がパターから練習することにはどんなメリットがあるのか?

 

 

 

 

ひとつめの理由は、パターだと空振りするリスクが少ないことです。パターで数メートルの距離を転がすのに大きなスイングは必要ありません。振り幅が小さいので、初心者でもボールを捕らえる不安が少ないです。

 

 

 

 

 

ふたつめの理由は、パターだとすくい上げるようなスイングになりません。ボールを転がすのが目的であることを知っていれば、初心者でもヘッドをしゃくり上げるような動きにはならないです。箒で掃くようにとアドバイスするだけで、ヘッドを地面に足して低く長く動かしますし、それがそつなくできればボールを上手く転がせるようにもなってきます。

 

 

 

 そして3つめの理由は、パターなら初心者でも任意の距離を打つ感覚を養うことができるからです。

 

 

 

 

説明するまでもありませんが、パターは10メートルを打った直後に50センチを打ちます。1.5メートルの距離を合わせたり、1.7メートルの距離を合わせたりするスキル(技術)がもとられるクラブです。

 

 

 

 

ゴルフはボールを遠くに飛ばすことが大事ですが、それ以上に大事なのは距離をコントロールするスキル(技術)なのです。パッティングは他のどのクラブよりも任意の距離を打ち分けることが求められることを考えると、ゴルフを始めたたての頃に、「ゴルフとは目一杯ボールを飛ばす」のではなく、「任意の距離を正しく打ち分ける」ことであることを知っておいた方が、その後のスイング作りに有利に働くと思っています。

 

 

 

 

パターの練習で距離調節の大事さ(難しさ)を知り、それを土台にして次はアプローチに取り組んでいく。初心者はカップから遠い場所で使うクラブよりも、カップから近い場所で使うクラブから練習した方が、力んだり、変な癖がつきづらいです。そして何より、ゴルフで一番大事なことを学ぶことができるので、コースに出た時に今まで練習してきたことが役立つことを実感できます。

 

 

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2022年09月23日超私的な考察  この50年間、アマチュアのスコアが少しも良くなっていない理由とは!?

懐かしいシリーズがYou Tubeで復活


 

昨日は、明治ゴルフセンターの巨大な練習グリーンにてピンの新作パターの試打&撮影。ピンの2023年モデルは全部で10機種で、それぞれをロングパット、ショートパットをじっくりと打ち比べてきました。ヘッド形状を10機種も同時に出してくるのは大手メーカーのなせる技ですが、ユニークなのはヘッド形状によってフェースの素材が変わり、ヘッド形状によってシャフトの種類も異なっていることです。

 

 

 

 

パターの試打では距離感と方向性をチェックしましたが、試打してて改めて感じたのはアプローチとパッティングの重要性です。

 

 

 

 

ドライバーが完璧なショットでもスコアが良くなる保証はありませんが、アプローチとパッティングが良ければ確実にスコアが良くなります。パッティングにおいては10メートル以上のロングパットが2パット以内に、2メートル以内のショートパットが1発で入る確率が上がれば、それは即、スコアアップにつながってきます。

 

 

 

 

 アプローチにおいても100ヤード以内から3打以内で上がれるようになってくれば、確実にボギーやパーで上がれる回数が増えてきます。

 

 

 

 

別言すれば、昔も今も、100が切れないアマチュアに共通しているのは、パッティングに難を抱えており、なおかつアプローチでも致命的なミスをしがち。ティショットもさることながら、100ヤード以内のショットでスコアを浪費している可能性が非常に高いのです。

 

 

 

 

では、どうすれば100ヤード以内のショット(アプローチ)でミスを減らし、とパッティングでの打数減らせるようになるのか?

 

 

 

 

 

練習量が必要なのは言うまでもありませんが、クリアすべきポイントが2つあります。

 

 

 

 

ひとつはフルショットよりもコントロールショット(距離調節)の練習を増やすこと。
PW、AW、SWを手にした時は、コントロールショットを入念に行うこと。フルショットで○○ヤード飛ばすのではなくて、任意の距離を打つ練習をしっかり行ってください。例えば、AWならば80ヤードを打ったり、60ヤードを打ったり、30ヤードを打つ練習を行う。パッティングにおいても、同じところから何度も打つよりも、いろんな距離から打つ練習をし、距離感を養うことです。

 

 

 

 

 もうひとつはインパクトでフェースにボールが乗る(乗った)感覚を養うこと。

 

 

 

 

 

フェースにボールが乗るというのは感覚的な表現ですが、プロ、アマチュアを問わず、アプローチ、パッティングが上手い人は、例外なく、インパクトでフェースにボールが乗っています。対して、アプローチやパッティングの距離感が悪い人は、ほぼ例外なくフェースにボールが乗っていません。

 

 

 

 

このフェースがボールに乗るという感覚がないままだと、練習をいくら重ねても、距離感と方向性の精度を磨くことが非常に難しくなってしまうからです。

 

 

 

 

ちなみに、フェースにボールが乗る感覚を養うのに一番役立つのはウエッジよりもチッパーなんです。

 

 

 

 

手前味噌ですが、R25を手にしてパターと同じ感覚でストロークしていただくと、「インパクトでフェースにボールが乗るって、これか!!」というのを体感できる人が多いですし、これが体感できるウエッジでもフェースにボールが乗っているか否かが自分でジャッジ(判断)できるようになってきます。

 

 

 

 

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2022年07月20日超私的な考察  全英オープンではなぜパターでアプローチをする選手が多いのか!?

憧れていませんか?


第150回目となった今年の全英オープン。ゴルフの聖地、セントアンドリュース・オールドコースでの開催でしたが、クラレットジャグを手中に収めたのはオーストラリア勢のC・スミスでした。

 

 

 

サンデーバックナインで6つのバーディを重ねて一気に抜け出しての逆転劇でしたが、テレビ観戦していて目に入ったのがパターを使ってのアプローチです。グリーンエッジはもとより、グリーンまで40ヤードぐらいあってもウエッジではなくてパターを手にする選手が目立ちましたが、これには理由があります。

 

 

 

フェアウェイが硬く締まっていてグリーン並に転がりが速く、加えてフェアウェイが凸凹しています。ウエッジだとファーストバウンスがどんな方向に跳ねてくるのか予想できないので、最初から転がすことを選択しているのです。オールドコースを攻略するのに一番最善で確実なのは、パターであるからどの選手も迷いなくパターを手にしてアプローチしているのです。

 

 

 

スミスも圧巻だったのが17番のパターでのアプローチ。グリーン手前のポットバンカーの脇をすり抜けるように転がし上げて3メートルに3オン。パーパットを見事に沈めて、最終ホールのバーディーにつなげています。

 

 

パターでのアプローチはテキサスウエッジとも呼ばれたりしてますが、超私的には日本のコースでもパターを使ったアプローチは大いにアリではないかと思っています。深いラフからは無理ですが、グリーンエッジや花道からのアプローチではパターが一番確実だからです。パターを使うなんて「かっこ悪い」と思っている人もいたりしますが、メジャーチャンピンオンがやっていることを「かっこ悪い」と思うのは、いかがなモノかと思います。

 

 

 

 

そして超私的にはパターの次にやさしいクラブはランニングウエッジ(チッパー)です。赤羽でスコアメイクに役立つクラブとしてR25を設計、開発しました。これはピン型がパターと同じ形状。ロフトが25度あるので少しキャリーが出てくれ、花道だけでなく、浅いラフからとかでも転がして寄せやすくなっています。

 

 

 

 

 

ゴルフはゴロふ。

 

 

 

 

ボールを高く上げてスピンを利かせて寄せるのに比べると、ランニングウエッジで転がして寄せるのは派手さはありません。しかしながら上げるよりも転がしに徹した方が、打ち損じのミスが出づらく、なおかつ方向性も安定してきます。

 

 

 

 

マーク金井はパー3でドライバーを使うことが多く、グリーン周りではR25を使うことが多いですが、これもまた転がして寄せるゴルフに徹したいからです。パターの感覚でドライバーを打ち、ボールを上げることよりも転がすゴルフの方がコースを攻略しやすいと思っているからです。

 

 

 

 

パターでフルショットしないのと同じく、ドライバーでもフルショットをしない。

 

 

 

 

これを心がけるようになってから、ドライバーの方向性が劇的に安定しただけでなく、転がすゴルフの方がプレーの奥行きが広がりました。ちなみにマーク金井はSWのアプローチは苦手にしてません。得意な方ですが、それでも転がしを積極的に選択するのはその方が寄せワン、チップインの確率が高くなるからです。

 

 

 

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2022年07月11日超私的な提案  パッティングのストロークがスムーズになる素振りとは!?

技術というよりもクラブの変化が大きいのかもしれません。


先週は火曜日から金曜日まで4連チャンで赤羽薄暮をプレーしました。4日目となる金曜日はPRGRの新製品RSドライバージャストと同社のアイアンを使ってのプレー。
グリーン周りではもちろん赤羽ウエッジ(R25)を多用しつつ、PRGRのSWもテストさせていただきました。

 

 

 

 

RSドライバーは3つのモデルをラインアップしてますが、すべてのモデルに共通しているのは乗り感が良いこと。インパクトでフェースにボールが乗る感触が手に伝わるので、弾道をコントロールしやすいのがgoodです。

 

 

 

赤羽薄暮4連チャンの翌日は、神田のスタジオにて「素振りセミナー」と「NEOパッティングセミナー」を実施。素振りセミナーではゴルフの竪琴とフレループを使い、NEOパッティングセミナーでは、パターにおけるロフトの重要性とスムーズなストロークを行うコツについてレクチャー致しました。

 

 

 

 

パッティングにおいて、再現性の高いインパクトと迎えるのコツは手元の動きを止めないこと。インパクトゾーンではグリップが動くことでヘッドが動かされるという感じになっていると、ややハンドファーストの状態で打てますし、なによりもインパクトで余計な動きが出づらくなります。

 

 

 

 

手元の動きをスムーズに動かす感覚を養うには、まずはエアー素振りがお勧めです。クラブを持たないで両手の平を合わせてアドレスしたら、それて手元を左右に動かす。説明するまでもありませんが、クラブがなければ手元を動かすことに専念できます。

 

 

 

 

次にお勧め素振りはクラブを逆さに持った状態での素振り。両手でヘッドを包み込みように持ったら、グリップエンド側をヘッドに見立ててストロークします。

 

 

 

この素振りのメリットは2つ。ひとつは、クラブの先端が軽い状態になっていると手元を止めて先端側(ヘッド側)を動かす動きになりづらいです。もうひとつは、手元側にヘッドがあると、先端よりも手元側がかなり重くなります。

 

 

 

手元側が重くなると、その重さを利用しやすい分だけインパクトゾーンで手元をスムーズに動かせるようになってくるのです。

 

 

 

 

ゴルフはヘッドでボールを打ちますが、ストローク中にヘッドの意識が強くなりすぎると、、、、インパクトゾーンで手元の動きが止りやすくなって、ヘッドだけを動かしてしまいやすくなります。実は、このヘッドだけを動かすというストロークというのが、パッティングにおいてはもっとも避けるべき動きなんです。

 

 

 

 

パットに形なしというセオリーがありますが、再現性の高いパットを打つにはいくつかのロジックがあると超私的に思っています。そのひとつとして、手元が一定の速度で動きつづけた状態でインパクトを迎えることではないかと思っています。

 

 

 

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2022年07月06日超私的な考察  今使っているパターのロフト角はご存じですか!?

数字に踊らされていませんか?


 

昨日は雨の合間をぬって赤羽ゴルフ倶楽部にて薄暮9ホール。雨が大量に降るという予報も影響したのでしょう。来場者が非常に少なくてコースは貸し切り状態。午後3時38分に10番ホールをティオフし、午後4時48分に18番をホールアウト。

 

 

 

お一人様でスタートする予定だったのですが、ティグラウンドに上がった時に見覚えのあるデカトロンのキャディバッグを担ぐゴルファーが1番ティに。声をかけてツーサムでインコースを回ってきたのですが、両者のクラブセッティングは実に似ていました。

 

 

 

 ドライバーに装着されるシャフトは二人とも短尺スチール。そして担ぎセルフで7本縛り。加えて、パターのロフト角はどちらも9度だったのです。

 

 

 

さて、このパターのロフト角。

 

 

 

ルールでは10度以下と定められていますが、ルール上限に作られたパターはほとんど出回ってません。手前味噌ですが、9度をラインアップしているのはアナライズのハイロフトパターぐらいだけです。加えて、クラブヘッドにロフト角が刻まれたパターというのもほとんどなく、アナライズのハイロフトパターぐらいだけでしょう。

 

 

 

ドライバーやウエッジ、FWやUTにはロフト角が刻まれているのが普通ですが、なぜかパターにはロフト角が明記されていません。皆さんがお使いのパターも恐らく、ロフト角が刻まれてないはずです。だからでしょう、ドライバーやウエッジのロフト角は知っていても、自分が使っているパターのロフト角を存じている人も少ないです。

 

 

 

 では、なぜパターにはロフト角が刻まれていないのか?

 

 

 

 

ドライバーやウエッジと比べて、パターのロフト角を気にする人が非常に少ないからメーカー側も明記する必要がないと思っているのかも知れません。加えて、パターの場合、ロフト角のバリエーションが何種類もないから、わざわざ明記する必要がないと思っているかも知れないです。

 

 

 

 

対して、マーク金井が設計したハイロフトパターは、ロフト角を3種類ラインアップ。同じヘッド形状でロフト角が5度、7度、9度を作っています。ロフト角をマルチで作ったのにはもちろん意味があり、グリーンの状態、芝の種類、そして打ち方によって適正ロフト角が異なるからです。

 

 

 

 

パターはボールを転がすための道具(クラブ)だから、ロフト角はいらない(ロフト角は少ない)方が良いという考え方もあります。もちろん、それで上手く打てているのでしたらその考え方を否定する気は毛頭ありませんが、ロフト角が少ないパターはハンドファーストの状態でインパクトしづらくなります。

 

 

 

 

加えて、グリーン上ではボールはその重さで芝に沈んでいます。芝に沈んだボールをスムーズに転がすためには、打ち出し直後にほんの少しキャリーを出した方が良いという考え方もありますし、なによりもロフト角があった方がインパクトでフェースにボールが乗る状態を作りやすくなり、距離感をコントロールしやすくなるのです。

 

 

パターこそロフト角が重要ですし、自分にちょうどいいロフト角のパターを使った方が3パットを減らせ、1パットを増やせるようになってくると超私的に思っています。

 

 

昨日からゴルフダイジェストのゴルフポケットにてハイロフトパター3本セットを限定販売しています。ロフト角が多いパターの効用に興味ある方は、ご覧いただけますと幸いです。

 

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