マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフボール

2017年08月29日超私的な考察 ゴルフ練習場が新たな顧客を集めるために取り組むべき事とは!?

 

8月最後の日曜日、生まれて初めてJR新川崎駅に行きました。目的地はゴルフ練習場のLINX新川崎。ここで日本初のLEDGOLFのイベントゲストとして参加してきました。

LEDGOLFとは、その名の通りに「LEDのキラキラな照明」×「ゴルフ練習場」を組み合わせた取り組みです。練習場のフェアウェイがLEDライトアップされ、打席にはスキー場のように音楽がガンガンかかっています。

 

LEDの照明によって普段見慣れた練習場の景色が、一瞬にして異空間に変わりました。演劇でもそうですが照明の威力は絶大です。テーマは「スペースワールド」だそうです。

 

マーク金井はトークショーと、最後に自ら発光するゴルフボール(LEDボール)を使ってのドライバーのデモンストレーション。後にも先にも打てるのは1球だけ。この1球だけという緊張感を存分に楽しむために手にしたのはアナライズオリジナル「バンパードライバー」です。DJのかけ声とともに放ったショットは狙い通りドロー弾道の放物線を描き奥のネットに突き刺さりました。真っ暗な空間に青く光ったボールが飛んでいく様は、なんとも幻想的で新鮮でした。

今回のイベントが開催されたLINX新川崎は立地も良く、こんな大がかりなイベントをしなくてもお客様はどんどんやってくるでしょう。にも関わらず、これまでの練習場の常識を覆すような大胆な貸し切りイベントを開催。ゴルフ練習場の新しいスタイルを我々に見せてくれ、そして体験させてくれました。

 

米国にはすでにエンターテインメント型ゴルフ練習場として「トップゴルフ」がありますが、日本では未だ「トップゴルフ」のようなスタイルの練習場はありません。そういう意味では、今回のLINX新川崎でのLEDGOLFは、エンターテインメント型練習場の第一歩を踏み出したと言えるでしょう。10年後の練習場はこんな風になっている可能性も大いにあります。

 

 

そこで今回のエントリーは、これからのゴルフ練習場が取り組んだらいいと思う事を、超私的に書いてみたいと思います。

 

現在の練習場のサービスをざっと挙げると、こんな感じです。

 

・ボールが打てる(時間制打放題が増えた)
・飛んでいくボールを目で追える(広い所の方がgood)
・オートティーアップ(ティの高さも変えられる)
・スイングチェックできる機器が設置されている
・空調がある(エアコン、ミスト、暖房)

 

マーク金井がゴルフを始めた44年前に比べると、かなりサービスが充実しています。ボールを打つことに関してはかなり快適になっていますが、本質的には44年前も現在も変わっていないことがあります。それは、ボールを打つ場所、ゴルフの練習をする場所を提供しているというスタンス。練習場だから当たり前といえば当たり前なんですが、昔も今も、訓練の場という感じです。

 

では、練習場は新たにどんなサービスを提供すれば新しい顧客を取り込めるのか?

 

 

ロードサイドにある回転寿司屋さんみたいな感じになるのがいいと思います。

 

 

回転寿司ポピュラーになる前は、お寿司を食べに行くというのは手軽ではありませんでした。お寿司というのは高級料理でしたし、お寿司屋さんは子供連れで行きづらい場所でもありました。それが回転寿司が普及したことで、お寿司を日常的に食べる人が劇的に増え、家族でお寿司を食べに行きやすくもなりました。

 

回転寿司は本格的な江戸前寿司とは違います。昔からあるネタもありますが、「これってお寿司と呼んでいいの?」と言いたくなるようなお寿司「もどき」もあったりします。しかしながら、小さい頃から回転寿司に行っていれば、その中の何割かは本格的なお寿司を食べたり、回らないお寿司屋さんに行く人も出てきます。回転寿司はお寿司を食べる分母を広げているのです。

ゴルフもしかり。

 

現在のゴルフ練習場の多くは、ゴルフ場に行く人が主たる顧客。お寿司に例えるならば、すでに高級寿司を食べている人ばかり。もしも練習場が新規顧客を獲得したいのであれば、ヒントは回転寿司。そうですゴルフ「もどき」を提供することであり、練習場で完結するようなサービスを提供することです。

 

米国のトップゴルフのように、今回のLEDGOLFのように練習場を練習場の場としてでなく、楽しめる場にしてしまうことです。例えるならば、ボウリング場やバッティングセンターに近くして、そこに行けば遊びが完結する。ゴルフの魅力のひとつはボールを遠くに飛ばせること、そしてターゲットを狙うこと。この2つを初心者でも楽しめるサービスを提供していけば、ゴルフに対するハードルが下がりますし、それは新規顧客獲得にもつながります。

 

 

では、具体的にはどんなことから始めればいいのか?

 

 

回転寿司はロボットで寿司を作れるようになったことが大きいです。それまで難しいとされていた「寿司を握る」ということがオートメーションになっています。ゴルフに関して言えば、初心者は「ボールが上手く打てない」「ゴルフが難しい」というのがハードルの高さになっています。ならば、初心者にもやさしく打てるクラブ(道具)を提供すればいい。昨年、「バンパードライバー」を作りましたが、これは重心距離をほぼゼロに設計することで、初心者でも簡単にナイスショットが打てるクラブ。ルール不適合なので、いわば「ゴルフクラブもどき」ですが、初心者でも簡単にボールが打てるようになればゴルフに対するハードルを確実に下げられます。

 

昨日のLEDGOLFを体験して、「バンパードライバー」はこれからの練習場には欠かせないアイテム、初心者にゴルフを楽しんでもらえるアイテムなると確信しました。これからは、ゴルフ練習場に「バンパードライバー」をレンタルクラブとして置いてもらえるように、日本全国を行脚します~。

 

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2017年07月22日超私的なボール試打インプレ スリクソン「X]vsブリヂストン ツアーB「X」

 

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男子メジャー第3戦「全英オープン」が始まりました。場所はイングランド北西部のロイヤルバークデール。全英開催が2008年なので9年ぶりの開催となります。メジャー初優勝を狙う松山英樹は初日を2アンダー。二日目を終えてイーブンパーと絶好のポジションにいます。なんとかサンデーバックナインまで優勝争いに食い込んでもらい、日本中のゴルファーを寝不足にしてもらいたいものです。

全英オープンが開催されるリンクスに比べると、日本の河川敷コースは難易度はそれほど高くありません。ポットバンカーもありませんし、深いラフやブッシュもありません。でも左右にはワンペナもありますし、吹きさらしのホールが多いので風の影響をまともに受けます。ボールコントロールの難しさという意味では、リンクスと河川敷はちょびっとだけ似ていると勝手に思っています。そして、ボールコントロールしづらいコースなのでクラブやボールの性能評価にはうってつけです。ノープレッシャーで打つよりも、プレッシャーを感じながら打った方が、その道具の本当のパフォーマンスをチェックできると思っているからです。一昨日の木曜日も、目新しいボールを持ち込んで赤羽のインを薄暮プレーしてきました。

 

そこで今回のエントリーは最新ボールの超私的な比較試打です。試打したのは、スリクソン「X」とブリヂストンツアーBの「X」。どちらも先週、展示会で発表されたで出来たてほやほやの最新ボール。スリクソン「X」は新しいジャンルのボールとして登場し、ブリヂストンのツアーB「X」はツアーB330Xのリプレイスモデルです。

 

メーカー資料(セールスポイント)をひもとくと、、、、

 

スリクソン「X」
・ドライバー飛距離を徹底追求(ターゲットはドライバーを飛ばしたい人)
・待望の飛びすぎ「X」(ルール適合)
・打感はソフトではない(同社のボールの中で一番硬い)
・サーリンカバー(スピン性能は求めていない)

ブリヂストンツアーB「X」
・ツアーB330のテイストを残している
・打感は選べる(Xは硬め、XSは軟らかめ)
・ウレタンカバー(スピン性能が非常に高い)

スリクソンもツアーBもアスリートブランドですが、スリクソンは飛びに特化していることを考えると、スピン系ではなくてディスタンス系に属するボールと言えます。対して、ツアーB「X」の方はウレタンカバー採用のスピン系ボールです。同じ土俵(ジャンル)のボールではないことをあらかじめご理解の上、超私的な試打インプレを致します。

 

では、実際にコースで打ってみてどうだったのか?

 

赤羽では1番から3番まではスリクソン「X」を使い、4番から6番まではツアーB「X」を使ってプレーしました。赤羽は毎週プレーしているのでボールの飛び方がどれぐらい違うのを知るのにはうってつけです。

 

スリクソン「X」
・打感は硬め、特にカバーの硬さを感じる

・ドライバーの飛距離  ○
 ドライバーのスピン量 ◎◎
・アイアンの飛距離   ◎◎
 アイアンのスピン量  △
・アプローチの距離感  △
 アプローチのスピン量 △
・パットの距離感    ○

 

ツアーB「X」
・打感は硬め、コアの硬さを感じる

・ドライバーの飛距離  ○
 ドライバーのスピン量 ◎
・アイアンの飛距離   ○
 アイアンのスピン量  ◎
・アプローチの距離感  ◎
 アプローチのスピン量 ◎
・パットの距離感    ○

 

どちらもルール適合ボールの中ではボール初速が出ます。そして、わずかですがスリクソン「X」の方が反発が高く感じました。ボールの反発よりも違いを感じたのがカバー材質です。スリクソン「X」はアイオノマーで硬い材質です。このため、アイアンやアプローチではインパクトでスリップする感じが手に伝わり、実際、ボールもフェース面上でスリップするため、打出し角が高くなります。そしてスピンがかかりません。超私的なことを言わせてもらうと、ドライバーを打った時よりも、アイアンを打った時の方が「飛び」を感じさせてくれるボールです。ドライバーに関しては、ボール初速が出るというよりは低スピン弾道で飛距離を稼げる感じがしました。

対して、ツアーB「X」はウレタンカバーが採用されているので、インパクトでボールがスリップする感触はありません。アイアン、アプローチはイメージ通りの打出し角でボールが飛び出しますし、スピンもしっかりかかります。ドライバーの飛距離性能に関してもスピン系ボールの中ではトップクラス。ドライバーに関してはスリクソン「X」に比べるとスピンが少し多い感じですが、スピン系ボールの中では低スピン弾道が打ちやすいボールです。

 

ゴルフは物理です。

 

クラブも進化していますが、それ以上にボールは昔に比べると劇的に進化しています。そして、ボールの性能は細分化されています。誰が打っても飛ぶクラブが存在しないように、誰が打っても飛んで止まるボールというのは存在しないのです~。

 

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ぜひご覧ください。ちなみに8月の打点コントロールセミナーは満席となりました

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2017年04月19日超私的な試打インプレ、テーラーメイド TP5x(ゴルフボール)

昨日は大雨が降った後、気温がグングン上昇しました。アナライズがある神田エリアも昼間は25度を上回り、半ズボンの方がちょうどいい感じになっています。ゴルフに行きたくてウズウズしながら原稿3本書き、そしてムフフな高反発ゴルフボールのプロモーション動画の撮影ミーティングをこなしてました。

 

さて、神田エリアにはゴルフショップがいくつもありますが、一番近いのは「つるやゴルフ神田駅前店」。アナライズから徒歩3分ぐらいということもあり、時間があれば顔を出しています。ゴルフショップに顔を出せば、どんなクラブがマークダウンされて安く売られているのか、どんな新製品が売れているのかを情報としてでなく、肌で感じ取れるからです。今、売れまくっているテーラーメイドの赤スパイダーは予想通りに品切れになってましたが、ホットリスト2017でシルバーを受賞した黒スパイダー(スパイダー ツアーブラック)は1本店頭在庫されてました。

2017年のホットリスト受賞クラブは66モデル。ちなみにエントリー総数は182モデルです。マーク金井は特別審査員を務めてますから、もちろん182モデル、すべてをじっくりと試打しています。

 

そして、じっくり試打と言えば、先週土曜日にテーラーメイドの新しいボール、TP5xをコース(飯能くすの樹CC)でじっくりと打ってきました。仕事柄、ボールのテストはしょっちゅうやってますが、自分の求める性能が得られないボールは3ホール以上使いません。自分のイメージと飛び方が違うボールを使うと、プレーに支障をきたすからです。対して、自分が求める性能が得られるボールは18ホールずっと使い続けます。

 

 

結論から先に言うと、今回試打したTP5xはスタートホールから最終18番ホールの最終パットまでずっと使い続けました。そこで今回のエントリーは、超私的なTP5xの試打インプレッションです。

 

インターネットのホームページでTP5xの性能を調べてみると、、、、

 

 

・テーラーメイドが誇る新5層構造がさまざまなショットに対応、「高弾道・低スピン」のボールで飛距離アップを実現。
・特にアイアンショットにおける無駄なスピン量を抑えた「高弾道/ソフト」なTP5x。

 

 

TP5xには兄弟ボールとしてTP5があります。他の兄弟ボールと同じく主な違いは硬さで、TP5に比べると、TP5xの方が硬く作られているとメーカーは表記しています。もうひとつの違いはアイアンのスピン量で、TP5はアイアンでのスピン量が多め、TP5xの方がアイアンでは無駄なスピン量を抑えていると謳っています。

 

では、実際に打ってみてどうだったのか?

 

スタートホールは軽いアゲンスト風。ドライバーはキャロウェイのエピックスターです。出だしのティショットはほぼストレート弾道。アゲンスト風にも関わらず飛距離のロスが少なめでした。セカンドは残り155ヤード。アゲンスト風が吹いていたので迷わず7番アイアンで打ってみたら、風をものともせずピン奥に2オン。ピンの手前に乗ればいいと思って打ったにもかかわらず、ピンハイに付けることができました。メーカーの言うように1発目からアイアンで強い球が打てました。

続く2番はフォロー風のパー5。ドライバーで打ったティショットはイメージ通りの低スピン弾道。キャリーは250ヤードを楽に超え、落下後のランも出ました。2発ティショットを打って感じたのは、TP5xタイトリストのPRO V1xとかに比べるとxにしては硬さを感じません。キャロウェイのクロムソフトXよりは硬さを感じますが、ややソフトな手応えです。ここからは超私的な感想ですが、xカテゴリーにしてはコアのつぶれが大きめで、それがドライバーの低スピン弾道の打ちやすさ、そしてアイアンでスピンがやや減った強い弾道が打てるのだと思います。セカンドショットはいろんな距離から打ちましたが、打ち損じた時以外は、風向きに関係なくほぼイメージ通りの距離が打てました。

 

ただしコアが軟らかいと言っても、ディスタンス系ボールほどコアが軟らかいわけではありません。TP5xはウレタンカバーのスピン系のxカテゴリーの中でコアが軟らかく感じるボールです。コアの軟らかさだけで言えば、キャロウェイのクロムソフトブリヂストンのB330sの方がコアはソフトですし、当然インパクトの手応えも軟らかいです。

 

今週発売の週刊ゴルフダイジェスト(5月2日号)でもTP5の飛びの秘密についての記事がありましたが、超私的に感じたのは、コアが軟らかい割には初速もそこそこ出てくれ、スピン量はウレタンカバー系ボールの中ではトップクラスの低スピン性能があると感じました。実際18ホール使ってみても、ドライバーの飛びもさることながら、アイアンで打った時、フォローとアゲンストで飛距離の差が出づらく、それが距離感の精度を上げてくれました。説明するまでもありませんが、アイアンの距離感がつかみやすいボールを使った方が、パーオン率が上がりますし、バーディチャンスに付ける回数も増えてきます。

 今回は初めてプレーするコースでしたが、レーザー距離測定器ブッシュネルを使っています。なので、初めてのコースでもボールからピンまでの距離を正確に把握しているので、
アイアンショットでのボールの飛び方をシビアにチェックできています。

ボール選びというとドライバーの飛距離、アプローチでのスピンのかかりやすさも大事ですが、今回のTP5xはアイアンショットの距離の精度の高さに一目惚れしました。今年はこのTP5xがエースボールになりそうです~。

 

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2016年12月29日超私的なランキング 2016年のベストバイランキング~


今年も残すところあとわずか。アナライズの神田スタジオも明日から1月4日までお休みさせていただきます(ネットショップは年中無休)。気がつけば12月29日という感じで、今年もあっという間の1年間でした。相変わらず、毎週のように新しいクラブ、新しいシャフトを試打しましたが、例年に比べるとゴルフ関連商品を衝動買いした数は少し減ったような気がします。

その代わりに、カメラやレンズ、そしてスノボ関連の衝動買いが増えました。今月に入っても中古ショップでレンズを3本、スノボ用のウエアを購入。マーク金井にとって衝動買いは、単なる買い物の域を超え、生きる活力なのかも知れません(笑)。

 そこで、今回のエントリーは超私的な「2016年ベストバイランキング」です。

 

まずはゴルフ部門。トップ5にランクインしたのは、、、

 

 

PXGアイアンはこれまで購入したアイアンの中でもっとも高額。1本でドライバー1本手に入るお値段ですが、デザインに一目惚れ。FBやInstagramで画像を見た瞬間に買わずにいられなくなりました。でも、値段が値段だけに打たないで買う勇気はありません。幸いなことに発売前に試打することができたのですが、打ったらますます欲しくなり、気がついたらオーダーしてました。

 

ネジがこれでもかってぐらい並ぶバックフェースのデザインに一目惚れしたのですが、打ってみると、「あれっ、どこかで打ったことがあるクラブ」という感じ。それも自分が使っているアイアン(PING)と非常に似ています。ソール幅は広めでフラット。加えてバンスが強めです。ダウンブローに打ちやすいし、ダフりのミスにも強い。それもそのはず、PXGを設計した人は元ピンのスタッフ。それを聞いて安心し、即座にオーダー。現在もエースアイアンのひとつとして愛用しています。バックフェースはマッスルバックっぽいですが、中空構造なのでミスにも強い点が気に入っています。

 

テーラーのM2も試打してすぐに買いました。先に出たM1も持っていますが、M2の方がヘッドの構造がシンプル。ヘッド重量も少し軽いので、45.5インチに仕上げるのにはピッタリです。タイガー・ウッズも使っているみたいですが、フェース中央にスイートスポットが位置しているので、見た目と芯の位置が一致し、扱いやすい点が気に入ってます。また、極端に重心距離が長くない(短いわけではない)、テーラーメイドのドライバーとしてはやや捕まってくれます(M1よりもやや捕まりがいい)。

シャフトはアッタスパンチスピーダーエボ3が打ってすぐに「欲しくなりました」。パンチはアッタス参上のリニューアルモデルで、切り返した時、手元が適度にしなってくれます。ヘッドがものすごく走るわけではありませんが、シャフトのしなり感が分かりやすい点が気に入りました。スピーダーエボ3もしなり感がナチュラル。シャフトのスピード感はスピーダーにしては控えめなのに、1発目からボール初速が67m/sを大きく上回りました。タイミングが取りやすいのでシャフトに遠慮しなくても振れます。自分のパワーを出し切れるシャフトです。

 

そして、そして今年一番、自分の中でセンセーショナルだったのはボールです。今まではナイキとブリヂストンのボールをメインに使っていたのですが、今年の中旬からは、プロギアのRSスピン(イエロー)がエースボール。プロギアが主催するミニツアー、RSカップの参加賞で始めて手にしたので、使ってみて驚きました。新しいボールをテストすることは多々ありますが、使っていて納得できないとプレーの途中で止めちゃいます。RSスピンも3ホールぐらいで止めるだろうなと思っていたら、、、、

最終ホールまでRSスピンでプレー。飛距離性能はもとより、インパクトの手応え、アイアンやアプローチのスピン量、そしてボール選びで一番大切にしているパターの打感、パッティングの距離感が最初からドンピシャでした。このRSスピンを使うようになってから、ツアープロとプレーする機会が何度かありましたが、一緒にプレーした片山晋呉プロからも、「プロギアの新しいボール、飛ぶよね~」とお墨付きをいただきました。

 

片山晋呉プロほどではありませんが、マーク金井も新しいモノ好きですし、作っているメーカーに対する先入観をできるだけ持たないようにしています。「○○だから○○だ」という先入観をなまじ持ってしまうと、その思い込みがフラシーボ効果となり、メリットだけでなくデメリット方向にも働いてしまうからです。

 

ちなみに今年購入して手に負えなかったのは、キャロウェイイのXR16サブゼロドライバー。石川遼プロがながく使っていたこともあって衝動買いしたのですが、これでもかってぐらい、ヘッドもシャフトもハードでした。ヘッドはとにかく左のミスが出づらいために、ボールが捕まりません。インサイドからあおって打って、ようやくストレートから軽いドロー。重心が極端に浅くて低いためにマーク金井のヘッドスピードでは、ボールが上がり切りませんでした。実際に試した結果、サブゼロが日本で未発売な理由も分りました。

 

ゴルフは物理ですが、同時にゴルフクラブ、ゴルフボールには相性があります。今回のベストバイの結果は、あくまでマーク金井の超私的なランキングです~。

 

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1月8日日曜日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

プレーン君ついに販売開始

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2016年12月01日超私的な考察、軟らかいボールと硬いボール、どちらの方がスピンが少ないのか!?

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いよいよ今日から12月。師走ということで今月は走る人が増えるかどうか分りませんが、マーク金井はゴルフ場でプレーしている時はまず走りません。昨日も赤羽で薄暮ゴルフをしてきましたが、早足で歩くことを心がけています。走るよりも速く歩いた方がプレーのリズムが良くなるからです。

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それと最近プレーで心がけているのが、「ノーマークプレー」。ゴルフボールに泥がついている時、同伴者のパットの邪魔になる時を除けば、グリーン上に止まったボールをマークしてピックアップすることを止めました。ボールのラインを打つ方向に合わせることを止めたら、ボールをマークする必要がありません。そして何より、ボールをマークするのを止めたら、それだけで「プレー時間が短縮」できます。ちなみに、マークをやってた時も止めた時も、パット数は変わりません。マークしても3パットする時はするし、マークしなくても1パットする時はします。マークしてもしなくても結果が同じならば、余計なことをしない方が時間短縮になるだけメリットがあると思っています。

 

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マークすることに関しては無頓着になりましたが、ことボールに関してはかなり頓着しています。理由は単純、どんなボールを使うかで、スコアが結構変わるからです。今年はRSカップの出場が縁でPRGRのRSスピンを使っていますが、これを使う理由は飛びと止りのバランスが良いからです。飛びに関しては初速が出やすいボール、スピンに関しては自分がイメージした分だけ止まるボールを好んで使います。飛ぶけど止まらないボール、止まるけど飛ばないボールというのは、苦手です。スコアメイクしづらいからです。

 

 では、この30年でボールはどんな風に変わったのか?

 

30年前は糸巻きバラタボール全盛。ダンロップのロイヤルマックスフライの人気が高く(1986年誕生)、それに続くのがブリヂストンのADレクスターB2ザ・レクスター。当時の記憶を遡ってみると、ツーピースボールは耐久性がいい反面、スピンがかかりづらいという理由から使うプロはほとんどいませんでした。米ツアーではタイトリストの糸巻きバラタボールの使用率が圧倒的に高かったです。バラタとはカバー素材のことで、非常に軟らかい天然素材でした。軟らかいが故に、トップするとボールがパクッと割れてしまいます。

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さて、この糸巻きバラタボールはとにかくスピン性能が高かったです。プロのみならず、アマチュアでもクリーンに上手く打つと、グリーンでギュギュッとバックスピンがかかって戻ります。反面、ドライバーやアイアンのフルショットではスピンが多く入りやすく、吹き上がるような弾道になりやすかったです。フルショットに関して言えば、昔のボールは今のボールよりも500~1000回転ぐらいスピン量が多かったような気がします。

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ボールが劇的に変わってきたのは、1990年代半ばぐらいからです。当時はジャンボ尾崎プロが全盛で、ブリヂストンのレイグランデWFというツーピースボール(正確にはソリッドボール)を使ってました。これでツアーを勝ちまくったことで、ツアープロの間でもツーピースボールを使う選手が一気に増えてきました。レイグランデはいくつか種類が出てましたが、マーク金井は筋肉ツーピースという相性がついた・レイグランデ ミラクルディスタンス・MD432を結構長く使ってました。

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このボールは打感がソフトで低スピン弾道が打てるのが気に入ってました。スピン性能はそれほど高くなかったですが、低スピンで風に強い球が打てるボール。当時のドライバーは、今ほど低重心では無かったので、ボールでスピンを減らしたかったのです。

 

そして2000年以降になってくると、糸巻きボールを使うツアープロはほとんどいなくなり(ロイヤルマックスフライも1999年で生産終了)、ツーピースボール(ソリッドボール)がスタンダードになりました。ツーピースボールが出始めた頃は、「グリーンで止まりづらい」「球を左右に曲げづらい」などとも言われましたが、糸巻きバラタボールよりも低スピン弾道が打ちやすく(飛びの性能が高いこともあって)、糸巻きバラタに戻るプロはもういません(というかボールメーカーも糸巻きバラタを作ってません)。

 

マーク金井は新しいモノ好きなので、糸巻きバラタからツーピースへの切り替えがかなり早かったです。1990年のはじめぐらいからツーピースを使ってましたが、こだわったのがスピン量。とにかく吹け上がらないボールを探して使ってましたが、スピンが少ないボールには共通点があります。

 

  • それは、ドライバーを打った時に打感がソフトなこと。
     
  • それは、ドライバーを打った時にコアのつぶれが大きいこと。

 

当時は物理的な根拠は知りませんでした。感覚だけでボールを選んでいたのですが、ボールメーカーに取材をした時、「基本的に、ボールは軟らかい方がスピンが少ない」ということを教わりました。ボールにどれぐらいのスピンが掛かるかを調べる数式があるのですが、その中の大きな要素として、

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ブリヂストンゴルフのWEBサイト、ゴルフボールテクノロジーより転載

インパクト時のボール半径

 

という項目があります。軟らかいボールはインパクトでつぶれる度合いが大きくなりますが、つぶれる度合いが大きいほどインパクト時のボール半径が小さくなります。対して硬いボールはインパクトでつぶれる度合いが小さくなりますが、つぶれる度合いが小さいほどインパクト時のボール半径が大きくなります。

 

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ブリヂストンゴルフのWEBサイト、ゴルフボールテクノロジーより転載

 

スピン量を調べる数式の上では、ボール半径が小さいほどスピンがかかりづらく、ボール半径が大きいほどスピンがかかりやすくなるそうです。市販のルール適合ゴルフボールは、ほぼすべて同じサイズですが、インパクトでコアがつぶれる度合いが変わってくると、ボール半径も変わってきます。かつて、女性用ボールとか超軟らかいボールが飛ぶと評判になったことがありますが、これらはインパクトでボールがつぶれる度合いが大きいことにより、低スピン弾道が打ちやすくなって飛距離が伸びているのです。

 

ボールは軟らかい方が「スピンがかかりやすい」イメージが出ますし、実際、軟らかいボールの方がスピンが掛かると思っているアマチュアゴルファーが少なからずいます。しかしながら、ドライバーやアイアンのフルショット、インパクト時の衝突エネルギーが大きいショットにおいては、軟らかいボール(コアがつぶれやすいボール)の方がスピンがが少なくなるのです。具体的に言うと、ディスタンス系のボールは飛びに特化しているという位置づけで売られてますが、ディスタンス系が飛ぶのはコアが軟らかいために、低ピン弾道が打ちやすいボール。スピンが減ることによって、飛距離が伸びるという定義付けで作られています。

 

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ボールの打感には個人差がありますが、ボールのつぶれ具合というのはフェースにショットマーカーを貼って打つと違いが簡単に分ります。スピン系はインパクトでボールがつぶれづらい分だけボールの跡が小さめです。対して、ディスタンス系はインパクトでボールがつぶれる度合いが大きい分だけボールの跡が大きくなります。弾道計測器でボールのつぶれ度合いとスピン量を調べると、ほとんどケースでボールがつぶれる度合いが大きいボール(打感がソフトなボール)の方が、ドライバーもアイアンもスピンが減ります~。
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12月10日(土)中越豪 パッティングセミナー

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