マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフが上手い人と下手な人は何が違うのか?

2023年03月08日超私的な考察  ドライバーに比べてショートアイアンでミスが多い人の共通点とは!?

マーク金井のヤングタイマーシリーズ


 

月曜日は久しぶりに栃木県下のゴルフ場、皆川城カントリークラブで18ホールプレーしてきました。ここをプレーするのは2度目で、最初にプレーしたのは今から30年ぐらい前のこと。ある競技会の予選でプレーしました。

 

 

 

10番ホールからのスタートし、出だしでラッキーなバーディー。前半はノーボギーでプレーを終えました。後半のアウトは出だしでセカンドショットをオーバーし、2メートルのパーパットを外してボギー。3ボギー、1バーディーでトータル1オーバー。スタート前に3オーバーを目標にしてたので、今回は楽に目標をクリアです。

 

 

 

○ーーーーーーーー 35
122222122 16

△ーーー○ー△ー△ 38
22221 222 17

 

 

 

ボギーが3つありますが、いずれもグリーンを狙うクラブはショートアイアンではありません。1番は185ヤードをUTで打ってグリーン右奥に外し、7番は160ヤードをドライバーで打ってグリーン奥のラフ、9番はフェアウェイバンカーから160ヤードを7番で打ってサブグリーンにオンという感じでボギーオンからの2パットでボギーでした。

 

 

 

 

逆に、125ヤード以下(9番以下)の距離はすべてグリーンを捕らえるか、グリーンエッジにボールを運べ、そこから2パット(もくしくは1パット)です。グリーンを捕らえたショットはすべてピンまで10ヤード以内でした。

 

 

 

 

ショートアイアンの精度が高いことが好スコアにつながっているのですが、これには理由があります。

 

 

 

 

結論から先に言うと、ショートアイアンでは絶対にフルショットしてません。

 

 

 

 

パターでフルショットしないのと同じで、ショートアイアンを手にした時はパターを打つ時のような感覚で打ってます。

 

 

 

 

例えば、残り100ヤードならば迷わずPW。PWでフルショットするキャリーが110ヤード出ますが、110ヤードを打つ事はまずしません。ショートアイアンをフルショットするためのクラブではないと位置付けているからです。超私的にはコントロールショットをした方が、ヘッドの入射角が安定し、なおかつスピン量も安定します。結果、前後のミスが出づらいからです。

 

 

 

 

対して、アマチュアゴルファーのスイングを観察すると、ショートアイアンやウエッジを手にしていてもフルショットをする人が多く見受けられます。そして、ショートアイアンやウエッジでドライバーを打つかのようにフルスイングしている人ほど、ショートアイアンの精度が悪いように見受けられます。

 

 

 

 

また、ショートアインやウエッジでミスが多い人を見ていると、クラブが持つ最大飛距離を前提にしてクラブを選択し、ショットに臨んでいます。誤解を恐れず言えば、ショートアイアン、ウエッジというクラブを持った時も、「ボールを遠くへ飛ばさないと気がすまない」という感覚でスイングしているのです。

 

 

 

 

パターで最大飛距離を打つゴルファーはいません。

 

 

 

 

打つべき距離が決まっているのですから、そんなことをする必要がないからです。超私的には、パターと同じように、ウエッジやショートアイアンも最大飛距離を打つためのクラブではないと思っています。そう考えるようになってから、練習ではフルショットよりもコントロールショットの時間を増やすようになり、コースでもコントロールショットを多用しています。

 

 

 

 

どんなクラブを手にしても飛距離が出た方がスコアメイクのアドバンテージが取れるわけではありません。特に、ショートアイアンとウエッジはフルショットしない方が、距離感、方向性が安定してくるクラブだと思っています。

 

 

 

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2023年01月11日超私的な考察  100切りできないゴルファーが100が切れないのには訳がある!?

禁断予想しています! メーカーさんゴメンナサイ


歯が痛くなるまで放置したつけが回ってしまい、昨年12月から毎週のように歯医者さんに通っています。昨日も午後イチでお世話になり奥歯をサクッと2本処置していただきました。麻酔の注射は未だなれずですが、麻酔のおかげで治療中の痛みがないので毎週通うことができています。

 

 

 

説明するまでもありませんが、歯が痛くなるのには理由があります。虫歯でもなんでもなければ歯が痛くなることはありません。ただし、痛みがまったくなくても虫歯になっていることが少なからずあるので非常に厄介です。マーク金井の場合も、痛みがないのを都合良く解釈し、そのつけがものの見事に回ってきました。

 

 

 

 

さて、ゴルフで厄介なことと言えば、レベルアップが思う用に捗らないことでしょう。
50年前も現在も、アマチュアの多くは100切りが目標になっており、100が切れずに苦労している人が少なからずいます。ハンデが10~14ぐらいの人に関しては、シングルになりたくてもなれない人が非常に多いです。

 

 

 

 

100切りとシングル入りとではレベルの差はかなりありますが、実は、共通している勘違いがあります。

 

 

 

 

それは、、、、

 

 

 

 

 

 自分の実力を過信(過大評価)してプレーしている可能性が高いことです。

 

 

 

 

 

「ダンニング・クルーガー効果」というのをご存じの人もいるかと思いますが、簡単に言えば、「能力が高くない人ほど自己評価が高く、本物の実力を持つ人ほど自らの能力に疑いを持つ(自己評価が低い)」という心理的エラーのことです。

 

 

 

 

 

ゴルフに関して説明を加えると、100切りできない人も、シングルになれそうで慣れない人も、総じて難易度が高いショットを打ちたがり、ドライバーの飛距離を求める傾向にあります。

 

 

 

 

アプローチに関しては、パターで転がして寄せることよりも、SWでスピンを利かせたショットを打とうする傾向があります。別言すれば、プロの真似をしている場合が多々見受けられます。

 

 

 

 

加えて、スコアメイクに苦労している人ほど自分のゴルフに不寛容で、ナイスショットを求めることが多いように見受けられます。これまた、自分の実力を過大評価しているからによるものではないかと超私的に思っています。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

スコアメイクのコツは自分の実力を「低く見積る」こと。簡単そうに思えるかも知れませんが、これを簡単だと高をくくってしまう人ほど実行に移すのが難しいでしょう。

 

 

 

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2022年11月04日超私的な考察  ゴルフはフルショットしない方がスコアが良くなるって本当なのか!?

ピンG430気になりますね


先週開催された国内女子ツアー「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」は、2日目を終えてトップに立った金田久美子が逃げ切って11年ぶりにツアー優勝を手中に収めました。初優勝から11年ぶりのツアー2勝目というのは記録だそうです。

 

 

 

勝負どころとなったのは17番ホール。フェアウェイからのセカンドショットは残り160ヤードで軽い打ち下ろし。ここでピン手前に1メートルにつけるスーパーショットを放ち、バーディーパットを決めて優勝を手元にたぐり寄せました。

 

 

 

 

このショットを含め、金田選手はほぼすべてのショットでフルショットをしてません。最大限の飛距離を出すのではなく、距離を少し抑えたコントロールショット(ハーフショット)を打っていました。メディアの記事では、腰痛と足の捻挫の影響でフルショットを出来なかった頃に積極的に始めたそうです。

 

 

 

 

金田選手はコンディション的にフルショットできないことで、コントロールショット(ハーフショット)に磨きをかけたわけですが、超私的にはフィジカルに問題があってもなくても、ゴルフのスコアメイクに役立つのはフルショットよりもコントロールショットではないかと思っています。

 

 

 

何故かと言うと、フルショットしてボールを遠くに飛ばすことよりも、コントロールショットで距離を上手く調整できるようになった方が、距離感が良くなります。

 

 

 

 

距離感が良い方が、前後のミスを減らせますし、なによりもグリーンを確実に捕らえる確率が上がるからです。

 

 

 

 

そして、コントロールショットの最たるものがパッティング。

 

 

 

 

パターでフルショットを打つ人はまずいません。

 

 

 

 

パターを手にした時は誰しもが距離を打ち分けることをやっています。説明するまでもなく、主にグリーン上で使うパターは1本だけ。1本の道具(クラブ)で、任意の距離を打つことになるからです。

 

 

 

 

対して、パター以外のクラブではフルショットが当たり前のアマチュアゴルファーが少なからずいます。ドライバーからアイアン、そしてウエッジに至っても、フルショットありきでプレーしている人が少なくありません。別言すれば、ドライバーやアイアンを手にした時、パターを手にした時のように距離調節(コントロールショット)を多用する人は少ないです。

 

 

 

 

フルショットを多用した方がスイングがシンプルになるという考え方もありますが、
超私的にはパターを手にした時にフルショットをしないことを考えると、パター以外のクラブもコントロールショットを多用した方がゴルフがシンプルになると思います。加えて、力を出し切ったスイング(フルショット)よりも、出力をコントロールするショットを多用した方が、距離をアジャストするスキル(技術)を養えるのではないかと思っています。

 

 

 

手前味噌ですが、短尺スチールドライバーでバントするようになってから(コントロールショット)、飛距離は落ちましたがフェアウェイキープの上がり、なおかつ、アイアン、そしてアプローチでのコントロールショットを精度が上がり、距離感のミスが劇的に減りました。

 

 

 

 

ゴルフは確率のゲームです。

 

 

 

 

パターを手にした時のように、距離調節を意識してドライバーを打つ。パターを手にした時のように、距離調節を意識してアイアンを打つ。パターでやっていることを他のクラブでも積極的にやった方が、距離感が良いショットを打てる確率が上がり、スコアメイクもしやすくなるのです。

 

 

 

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2022年02月28日超私的な考察  アプローチが苦手な人のスイングには○○がありません!!

アウトサイドインに悩む人、シャローイングに失敗した人、シャンクに悩む人 是非御覧ください


昨日はアナライズセミナーデー。前半はチッパーの使い方をレクチャーするチッパーセミナー。1時間の休憩を挟んだ後半にはアプローチの打ち方と距離感をレクチャーするアプローチ一セミナーを実施しました。

 

 

どちらのセミナーにも共通していることがあります。ショットの再現性を高める、距離感を磨くために必要なのは、、、

 

 

 

 

 

 インパクトでフェースにボールが乗ること!!!!!

 

 

 

 

ブリヂストンから新しく出たボール、ツアーBシリーズでは「乗り感」が進化したとアピールしていますが、この「乗り感」を味わうためには、インパクトでフェースにボールが乗っていることが必要不可欠です。フェースにボールが乗っていない打ち方では、インパクトが不安定になるのを避けられませんし、「乗り感」を味うこともできないのです。

 

 

 

 

別言すれば、アプローチでミスが多い人、距離感が悪い人の多くは、インパクトでフェースにボールがちゃんと乗ってません。フェースにボールが正しく乗っていないから、打つ度に出たとこ勝負になってしまい、ザックリ、トップが出やすかったり、距離感が不安定になってしまっているのです。

 

 

 

 

 

では、どんな練習をすればフェースにボールが正しく乗るようになるのか?

 

 

 

 

ポイントは2つあります。

 

 

 

 

 ひとつはフェースにボールを乗せようとしないこと。

 

 

 

 

逆説的ですが、フェースにボールを乗せようとするほどインパクトゾーンで手先が余計な動きをします。打ち込むのでもなく、すくい打つのでもなく、パッティングと同じような感じでヘッドが動くようになってくれば、フェースに乗せようとしなくても、勝手にフェースにボールが乗るようになってきます。

 

 

 

 

 そしてもうひとつのポイントとなるのは張力です。

 

 

アプローチを苦手にしている人のスイングを観察すると、インパクトゾーンで緩みが見えたり、力みが見えたりします。対して、プロ、アマチュアを問わず、アプローチが上手い人のスイングには緩みも力みも見えたりしません。何故かと言うと、アプローチのようなスイングスピードが遅いスイングでも、張力が働いた状態でクラブの動きをコントロールしているからです。

 

 

 

 

張力というのはスイング中に遠心力と向心力の釣り合いが取れている時に働きます。スイングスピードがゆっくりでも、この2つの力の釣り合いが取れていると張力が働き、緩み(力み)がないスイングをしているように見えますし、インパクトでフェースにボールが乗りやすくもなるのです。

 

 

 

 

ゴルフは物理です。

 

 

 

 

アプローチはパワーを必要としないショットなので簡単だと思われがちですが、物理的には簡単なショットではありません。飛ばさないショットというのはスイングスピードが遅くなるので、張力を感じ取ることが難しくなりますし、張力をコントールするのにスキル(技術)が求められるからです。

 

 

 

 

身も蓋もないことを申し上げますが、フェースにボールが乗っていない人、そしてスイング中に張力が発生していない人の場合、ボールを山のようにたくさん打ったとしても、アプローチが上手くなるとは限らないし、距離感が良くなるとも限らないのです。

 

 

 

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2021年10月18日超私的な考察  ベストスコアを更新するためにまずやるべきこととは!?

マーク金井の新しいYou Tube動画が公開されました

長尺、短尺のメリット・デメリットについて誰も教えてくれないマーク金井的な解説をお楽しみ下さい。


土曜日に、初心者も手軽に誰もが楽しめる千葉市民ゴルフ場で18ホールプレーをやってきました。名前からも分るように千葉市民ゴルフ場は市営で、完全パブリックなゴルフ場。9ホールなので、18ホールをプレーする時は同じコースを同じティから2周することになります。

 

 

曇り空の中、気温もそこそこ高かったので半ズボンに着替え、ジュニアゴルファーが最新のプッシュカートを押しているのとは対照的に、いつものように担ぎセルフの7本プレーです。この日は2~4メートルのパットが決まったこともあって、18ホールでバーディーが8つ。ボギーは2つで、ひとつは3mのバーディパットを打ち過ぎての3パット、もうひとつはティショットを引っかけて寄せワンならずでした。

 

 

 

スタッツはこんな感じです。

 

 

ー○ー○△○○ーー  33
212231112  15

ーー○○ー○△ー○  33
221121211  13

 

 

 

バーディーがたくさん取れたのはパットが良かったこともありますが、良いスコアが出たのには理由があります。それは、距離の設定をこれでもかってぐらい短くしているからです。

 

 

千葉市民はブルーティーの距離が3055ヤード、ホワイトティーの距離が2702ヤードとなっていますが、マーク金井が使用したのは距離が短い方の白(ホワイト)ティの方です。

 

 

そうです難易度が低いレイアウトで、距離が短いからバーディーを量産できたわけです。千葉市民は癒やし系コースでなおかつ白ティだとドライバーが200ヤードも飛べば充分、180ヤードでもパープレーが楽に狙えるセッティングです。しかしながら、他のプレーヤーを見ていると、、、9割以上の男性プレーヤーは白ティではなく、青ティを使っています。コース側がティを自由に選べるように配慮していることもあるのでしょうが、、、、とにかく白ティでプレーする男性ゴルファーは非常に少ないです。

 

 

大事なことなので繰り返します。

 

 

 

難易度が低いコースで距離が短いから良いスコアが出たのです。別言すれば、良いスコアが出やすい条件でプレーしたから、良いスコアが出たのです。

 

 

 

これを良しとするか良しとしないかは意見が分かれると思いますが、簡単で距離が短いコースでいいスコアが出ない人(出せない人)は、難しくて距離が長いコースでいいスコアが出ることは絶対にありません。スキーに例えるならば、初心者ゲレンデで上手く滑ることができない人は、上級者ゲレンデは転倒の連続になるのと同じです。

 

 

ゴルフはコースとの戦いとよく言われますが、いいスコアを出すためにはコースと戦う前に自分との戦いをクリアしなくてはなりません。どんなコースでもいいからパー以上のスコアをずっと続けていくと息苦しくなり、同じことを続けるのが難しくなります。
パターマットで10回続けてカップインさせる練習では9発連続入った後にプレッシャーがかかりますが、パーを8つ続けた後の最終ホールのティショットやセカンド、そしてパーパットはそれ以上のプレッシャーがかかるのです。

 

 

難易度の低いコース、距離が短いホールをプレーすることを軽視するアマチュアゴルファーが少なからずいますが、ゴルフにおいても成功体験というのは上達に欠かせないことではないかと超私的に思っています。難易度が高いコース、距離が長いホールをプレーするのは、ベストスコアを更新、できればパープレーが出てからでももまったく遅くないです。

 

 

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