マーク金井blog

カテゴリー: トーナメントから

2016年11月06日超私的な考察、アマチュアゴルファーがスコアが良くならない本当の理由とは!?

男子ツアーもいよいよ終盤戦に入ってきました。今週はHEIWA PGMチャンピオンシップ、そこから、VISA太平洋マスターズダンロップフェニックスカシオワールド、そして最終戦の日本シリーズへと続きます。賞金王争いも大詰めになってきましたし、シード権争いも熾烈になってきました。

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ツアー選手にとってシード権があるのとないのとは大違いです。シード権があれば試合に優先的に出場できますが、シード落ちしてしまうとQT(クオリファイングトーナメント)でいい結果を出さないと翌年試合に出る機会が激減します。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、ツアープロはスコアが悪ければ予選落ちして賞金を稼げないだけでなく、職場も失ってしまうのです。トーナメントプロには既得権益はありません。プロテストに合格しても、いいスコアを出し続けて結果を残さないと試合に出続けることはできないのです。

 

昨日もラウンド後にドライビングレンジでボールを打っている選手が数多くいました。アマチュアゴルファーはゴルフ前日やスタート前に練習する人が多いですが、ツアープロの場合は、スタート前よりもラウンド後にみっちりと練習しています。

 

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加えて、ラウンド後に練習時間が長いのがパッティングです。トーナメント会場に行くと分りますが、ツアープロはラウンド後のパッティング練習に時間をかなり割いています。30分ぐらいは当たり前。1時間、2時間と練習するツアープロも少なくありません。「パット イズ マネー」という格言そのままに、パッティングがスコアを最終的に決めることを、プロ達は嫌と言うほど経験しているからです。

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対して、アマチュアゴルファーはどうでしょう。

 

一生懸命練習しているゴルファーはたくさんいますが、プロと同じ時間配分で練習しているゴルファーはあまりいないと思います。練習場に頻繁に通うゴルファーの多くは、ラウンド前にボールをたくさん打つことはあっても、ラウンド直後にボールを打つことはありません。パットの練習にしても、スタート前の練習グリーンで入念にボールを転がす人は多いですが、ラウンド後に練習グリーンでパット練習をしている人はほとんどいません。ゴルフの練習を学校の勉強に例えるならば、、、

 

アマチュアの大半は予習ばかりで復習がほとんどありません。
対して、ツアープロは予習よりも復習に時間を費やしています。

 

プロゴルファーはゴルフが上手いからプロゴルファーになれているのですが、ツアープロであり続けるのには努力が不可欠です。彼らの練習を観ていると、これでもかってぐらい復習(ラウンド直後の練習)に時間を割いています。言い替えると、ゴルフは予習時間よりも復習時間を多くした方が、上手くなれるチャンスが広がるのです。

 

アマチュアゴルファーはプロと違って、ゴルフは遊びです。スコアが悪いからと言って収入が減るわけでもありませんし、職場を失うこともないでしょう。しかしながら、練習しても上手くならない、一生懸命練習してもスコアが良くならないと嘆く人を見ていると、復習に時間を割いている人、ラウンド後の練習グリーンでパッティング練習を入念にしていることはありません。上手くならない、スコアが良くならないと嘆いている人のほとんどは「マイペースな方法」で一生懸命練習」しています。

 

ゴルフに限りませんが、「努力が報われない」と嘆く人の多くは、努力のベクトル、努力の方法、努力するタイミングがズレているような気がします。練習の要領が悪いために、努力したことが「結果に結びつかない」のではないでしょうか。

 

 

上達に近道はありませんが、上達するための方法論はあると思います。ツアープロのスイングを真似ることは容易ではありませんが、ツアープロの練習スタイルをそっくりそのまま真似ることは、その気になればすぐに真似られるのです~。

 

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2016年10月31日超私的な提案、ユーティリティを選ぶ時にこだわるべきポイントとは!?

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11月3日(木)
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世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」で、なんと松山英樹選手が日本勢としては初めて優勝しました。3打差の単独首位から出た最終日を6バーディ、ノーボギーの「66」でプレー。後続に7打差をつける通算23アンダーで圧勝しました。これで米ツアーも3勝目となり、日本人の米ツアー最多勝利数に並びました。世界ランクもこれでジャンプアップ確実です。恐らく、6位ぐらいになるのではないでしょうか。

そして、国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンズ」では、3日目を終えて2位につけていた片山晋呉選手が鮮やかな逆転で優勝しました。これでツアー通算30勝。これは歴代6番目の勝利数です。40歳を越えた2013年から4年連続で勝利を挙げています。賞金ランキングも一気に上がって6位になっています。

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写真はGDOより転載、撮影は内田眞樹カメラマン GDOの記事は↑をクリック

 

さて、この片山プロのセッティング。男子ツアーでは珍しくアイアンは7番からしか入っていません。6番や5番アイアンの距離はロフトが多いユーティリティでカバーしています。マイナビABCが開催されたABCゴルフクラブは7217ヤードあるので、かなりの回数、ユーティリティでグリーンを狙っていたはずです。

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さて、このユーリティティ。アイアンよりもボールが楽に上がり、スピンも入りやすいのでグリーンの止まる球が打ちやすい。アイアンに比べると重心が深いので、球を左右に曲げやすくなっています。加えて、ミスにも強いので、アマチュアゴルファーにとってもメリットが大きいクラブです。

 

では、どんな風にユーティリティを選べば、ゴルフがやさしくなって、スコアアップできるのか? 

 

ユーティリティを選ぶ場合のポイントしては、

  • ロフト
  • ヘッド形状(ウッド型かアイアン型か)
  • フェースプログレッション(グースの度合い)
  • シャフト重量
  • シャフトの種類(スチールかカーボンか)
  • シャフトの硬さ
  • グリップの太さ、形状、握り心地

 

 

この7つのポイントを押さえることが大事です。まず、最初はロフト選びです。前述したようにユーティリティはアイアンの代替えクラブです。ですので、抜いたアイアンと同じ距離が出るぐらいのロフトのユーティリティを入れるのが基本です。例えば、

 

3番アイアンの代わりならば、ロフト18~20度
4番アイアンの代わりならば、ロフト21~23度
5番アイアンの代わりならば、ロフト24~26度
6番アイアンの代わりならば、ロフト30度前後

 

ぐらいが目安です。ロフトに幅があるのは、アイアンの場合、同じ番手でもモデルが異なるとロフトが異なるからです。距離を求めるならばロフトが少なめ、飛びすぎるのが嫌ならばロフトを多めにすると、イメージ通りの距離が打ちやすくなります。ちなみに、マーク金井は、3番の代わりに18度、4番の代わりに21度、5番の代わりに24度のユーティリティをバッグに入れ、アイアンは6番からにしています。

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ヘッド形状ですが、ボールの上がりやすさ、ミスに対する強さを求めるならばウッド型をお勧めします。対して、アイアンを同じようなヘッド形状が好きな人、自分のパワーでボールを高く上げられる人はアイアン型をお勧めします。ちなみに、片山プロがバッグに入れているのは、すべてウッド型のユーティリティです。

 

次に、フェースプログレッションというのは、シャフトとフェースの位置関係のことで、モデルによってフェースが前に出ているタイプと、モデルによってフェースが前に出ていないタイプ(アイアンで例えるとグースネック)とがあります。これは見た目の好みで選んでも構いませんが、フェースが前に出ているタイプはアドレス時にボールを左足寄りに置くゴルファーと相性が良く、フェースが前に出ていないタイプはボールを真ん中よりに置くゴルファーと相性が良いです。また、フェースプログレッションは捕まりにも影響があり、少しグースネックに見えるタイプの方が捕まりが良いです。

 

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ちなみに、マーク金井が設計したアナライズのマジックマリガンユーティリティは、ほんの少しだけグースに設計することでほどよい捕まりになっていますし、ハンドファーストな状態でインパクトを迎えられるようにしています。

 

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おーっと、水戸に移動する時間になってしまいました。この続きは、次回説明させていただきます~。

 

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2016年10月30日超私的な考察、ローリー・マキロイがドライバーにM2を選んだ理由とは!?

昨日は朝イチの新幹線で東京に戻り、午後からは二木ゴルフ草加店主催のリンクスゴルフのイベントで越谷ゴルフリンクスに伺いました。13時からの1時間ほどでしたが、ノンストップでゴルフ芸人やってきました。パターにロフトが必要な理由、インパクトで手首を使う癖を矯正する方法、そして、スライスラインよりもフックラインの方が入りやすい理由などをレクチャーさせていただきました。

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そして、夜はテレビで日本シリーズ観戦。7回までは一進一退の展開でしたが、8回表、ツーアウトでランナー無しから、なんと満塁。そこから押し出し、タイムリー、そして、そしてレアードの満塁ホームラン。「野球はツーアウトから」という格言がありますが、日本ハムはそれをものの見事にやってのけ、2連敗から4連勝して日本シリーズを制しました。

 

ゴルフでも、ドラマティックなことが起ころうとしています。世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」では、3日目を終えて、松山英樹が13アンダーで2位に3打差をつけてトップに立っています。今まで、日本勢で世界ゴルフ選手権に勝った選手はひとりもいません。松山選手が勝てば日本人初の快挙になりますし、世界ランクもジャンプアップしてトップ5になる可能性が出てきます。

さて、この世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」ですが、出場選手の使用ドライバーに異変がありました。ローリー・マキロイをはじめナイキとクラブ契約している選手が、テーラーメイドM2ドライバーを使っているのです。ナイキ以外のクラブを使うことは十分予想できましたが、M2を使っているのには少し驚きました。

ご存じの人も多いと思いますが、テーラーメイドのドライバーのトップブランドは、

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です。トップブランド(最高級モデル)のM1があるのに、マキロイはわざとセカンドブランドであるM2をあえて選んで使っているのです。ちなみに、キャロウェイに契約しているツアープロも、セカンドブランドのXRシリーズを使っている選手が結構います。ちなみに、国内メーカーに契約しているツアープロの場合、トップブランド以外のドライバーを使っている選手は皆無です(国内メーカーはほとんどセカンドブランドのドライバー作っていません)。

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では、なぜマキロイはわざとセカンドブランドのM2を好んで使うのか?

 

M1M2もどちらもカーボンとチタンの複合ヘッドです。重心位置を比較すると、、、

 

M1(460)
ヘッド重量 204g前後
重心距離 37.4mm
重心深度 36.8mm
重心高  28.4mm
重心角  19度
慣性モーメント 4052gcm2

M2
ヘッド重量 200g前後
重心距離 39.4mm
重心深度 38.4mm
重心高  27.5mm
重心角  22度
慣性モーメント 4835gcm

(ゴルフクラシック2016年8月号、ならびにアナライズ調べ)

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スペックの違いで目立つのは、M2の方が重心距離が長くて深く、そして慣性モーメントが大きくなっています。アイアンに例えるならば、M1は操作性が高いマッスルバックで、M2はミスに強いキャビティアイアンという感じです。実際に打ち比べてみても、M1の方がミスにシビアな反面、球筋を打ち分けやすく仕上がっています。対して、M2はミスに強く、直進性の高い弾道が打ちやすく仕上がってます。

 

そして違いは捕まり。M1に比べるとM2の方が重心距離が少し長いですが、捕まりがいいです。重心角が大きいのが影響しているのでしょう。クラブの全体的なバランスはM1よりもM2の方に軍配が上がるでしょう。

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M1の最大のセールスポイントは豊富な調整機能です。ソールにはレール(溝)が縦と横に配され、これにより重心距離、重心深度が調整できます。重心位置を調整したい人には魅力的なセールスポイントですが、重心位置を調整する必要がない人にとっては、無用の長物です。

 

加えて、調整機能を豊富にするほどヘッドの基本設計に制限がかかります。調整機能を確保するためにはフリーウエートが必要です。結果、ヘッドを軽く作ることが最優先となりからです。M1もしかり。M1のヘッド重量は約204g。この内、フリーウエートは25gです。結果、ヘッドを約180gで作らなくてはなりません。対して、M2は可動式のフリーウエートは0g。結果、ヘッドを約200gで作れます。たかが20gと思うかもしれませんが、設計家にとって20gはかなり大きな数字です。この20gが設計家の腕の見せどころといってもいいでしょう。

 

マキロイM2を選択した理由は定かではありませんが、少なくともM1よりもM2の方が使い勝手が良かったから後者を選択しているはずです。

 

ちなみに、マーク金井もM2がエースドライバーです。M1も所有していますが、ほとんど使ってません。M2を使う理由は、弾道調整機能を必要としていないことと、M2の方がミスに強く、そして重心距離が自分のスイングにマッチしているからです~。

 

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2016年10月24日超私的な考察、アマチュアとプロのスイング、一体どこがどう違うのか!?

アナライズからのお知らせ

10月26~28日 アナライズは社員研修の為 スタジオの営業、商品の発送、メール電話での問い合わせをお休みさせていただきます

よろしくお願いします


先週の国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」は、最終日、大混戦の中、小平智選手が逆転で優勝しました。小平選手と言えばウエアはアドミラルゴルフ。マーク金井もアドミラルゴルフのウエアを着させてもらってますが、同社のウエアはフワッとした軟らかさではなく、ピシッとした直線が基調になっているのでデザインに力強さを感じます。加えて、黒の使い方が上手いのでシャープ感があります。

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写真はGDOより転載、撮影は中野義昌カメラマン、GDOの記事は写真をクリック

 

シャープ感と言えば、プロのスイングはシャープに見えます。鋭いからシャープに見えるのだと思いますが、無駄な動きがないからシャープに見えるだと思います。対して、アマチュアのスイングでシャープに見える人はそう多くはありません。初心者や中級者のスイングを観察すると無駄な動きが目立ちますし、動きも鋭くない人が圧倒的に多いです。

 

さて、このプロのゴルフスイングとアマチュアのゴルフスイング。違う点は数え上げたらたくさん出てくると思いますが、マーク金井が一番気になるポイント、それはインパクト直前の両手の形です。

 

プロのインパクト直前の形は、、、

  • 左手首がフラット(もしくはやや手の平側に曲がっている)
  • 右手首はやや甲側に折れている

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対して、多くのアマチュアのインパクト直前の形は、、、

  • 左手首が甲側に折れている
  • 右手首が伸びきっている

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ゴルフ用語的に言うと、プロはインパクトで手首をリリースしていません。力が溜まった状態になっています。そしてインパクト直後に手首をリリースしています。対して、アマチュアの多くは、インパクトのかなり手前で手首をリリースしています。いわゆるアーリーリリースの状態(力が抜けた状態)でインパクトを迎えています。だから、スイングがシャープに見えないのです。

 

スイングはクラブの進化によって変わりますが、このインパクト直前の手の形というのは、道具(クラブ)が変わっても正しい形は変わりません。プロは最新のゴルフクラブを使っていますが、アマチュアのようにアーリーリリースでボールを打ってないのが何よりもの証拠です。

 

では、なぜアマチュアの多くはプロのような手の形が作れないのか? アーリーリリースになってしまうのか?

 

アーリーリリースなる(なってしまう)理由、これは心理的な要因と技術的な要因があります。

 

心理的な要因とは、、、、

  • ボールを強く打ちたい
  • 振り遅れたくない
  • 早くヘッドをボールに到達させたい
  • 利き腕で強く叩きたい

 

技術的な要因は、、、、

  • 正しい右手、右腕の使い方を知らない
  • 正しい右手の形を知らない

アマチュアの多くは正しい動作、正しい形を知らないまま、そしてボールを遠くに飛ばしたいと思っているわけですから、ダウンスイングでのアーリーリリースはなってしかるべきとも言えます。少し哲学的ですが、人間は「自分がベストだと思うことを選択」する習性を持っているからです。

 

では、どうすればインパクト直前の正しい形をインプットできるのか?

 

いくつか方法はありますが、手っ取り早いのは強制的に正しい形を作った状態でスイングすることです。例えば、ゴルフの竪琴を使う場合、こんな風に右手のポジションを変えてシャドースイングしてみるのです。

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 右手は握らないで、右手の甲をゴルフの竪琴にあてがう。こうすると、インパクトゾーンで右手首が甲側に折れた状態をキープできます。これは片山晋呉選手もスタート前のドリルでやってます。

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もうひとつは、強制的に右手首が甲側に折れた状態になる器具を使ってのシャドースイング。それがこれっ、、

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こちらはキャロッシーのプロトタイプ

 

これは新宿インドアゴルフスタジオの長井薫プロが考案した練習器具「キャロッシー」です。このキャロッシーを右手に装着すると、右手首は絶対に伸びません。甲側に折れたままの状態をキープします。

 

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こちらがキャロッシーの製品版です

 

ゴルフは物理です。

 

トップからインパクトまではコンマ5秒未満しかありませんが、アーリーリリースをしている限り、プロのスイングに近づけません。ヘッドスピードも上がりませんし、球も左右に曲がりやすくなります。本当の上達を望むならば、ボールをたくさん打つことよりも、アーリーリリースを矯正する練習をした方が、望んだ結果を手に入れやすくなるのです。

 

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セミナーのお知らせ。まだまだ参加者募集中です

10月30日(日)

マーク金井のインパクト解析セミナー 11時開始〜時間は1時間30分 / 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井が、貴方のインパクトを丸裸にします。参加資格はドタキャンしない方(汗)
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10月30日(日)
シャフトセミナー 13時開始〜時間は1時間30分 / 料金:3,000円 / 人数:6名限定
マーク金井がシャフトの使い方を伝授します
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4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
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2016年10月21日超私的な提案、たった10分でダウンスイングの軌道が劇的に良くなる方法とは!?

今売り切れております

ゴルフの竪琴!!!

数に限りがありますが、

本日12時から少量販売します

(売り切れたらゴメンナサイ)

↓クリック

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お急ぎ下さい!!!


国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」が開幕しました。初日を終えてトップに立ったのは谷原秀人選手。なんと、1イーグル7バーディの「62」という好スコアで回って9アンダーでホールアウトしています。7アンダーの2位に続くのは、韓国のイ・サンヒ選手とムン・キョンジュン選手。続く4位には、前週の「日本オープン」でローアマチュアに輝いた比嘉一貴選手(東北福祉大3年)が続いています。

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2014年の世界アマ(軽井沢72東)に続き、2度目の来日となったブライソン・デシャンボーは、背筋痛のために1ラウンド途中で棄権。ハーフターン後の1番ホールでティショットがOB。ダブルパーを叩いています。

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昨日も大会会場となる袖ケ浦CCに足を運びました。4時間ほどコースに滞在しましたが、2時間はコース観戦。残りの2時間は練習場で選手のスイングを観察してきました。練習場でツアープロのスイングをじっと見続けていると、いいスイングといいリズムが身体に染みこむのでしょう。自分も上手くなったような気になります。

 

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。

 

スライス、フック、引っかけ、チーピン等々、ゴルフには様々な悩みがありますが、上手くボールをコントロールできない人、ミスヒットが多い人、自分のイメージと違った方向にボールが飛んでしまう人のスイングを観察すると、共通した形(動き)があります。
それは、、、、

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ダウンスイングで左手が浮いて、右手が下がる。
ダウンスイングでヘッドがプレーンの下に位置してしまう。

 

これを解消するために役立つのが「ゴルフの竪琴」です。ゴルフの竪琴は両手が離れ、なおかつ「左手が下、右手が上」の状態でグリップします。ダウンスイングでこの状態がキープできていると、

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ヘッドがオンプレーンに沿って下りてきやすくなります。

 

両手の位置関係が正しくなれば「自転車に乗れたスイング」になり、アイアンならばダウンブロー軌道でボールを捕らえることが出来ますし、ドライバーならば、チーピン、引っかけ、右プッシュアウトのミスを劇的に減らせるのです。

 

ただし、注意してほしい点がひとつあります。

 

ゴルフの竪琴と違って、普通のゴルフクラブを握った時には、両手は極端に離れてません。アドレスで右手が上になっている状態にもなっていません。このため、ゴルファーの中には「竪琴を振った時にはいいスイングになるのに、普通のクラブに戻した時には悪いスイングに戻ってしまう」ケースが少なからずあるのです。

 

では、どんなイメージでスイングすれば、普通のクラブを振った時にもゴルフの竪琴の時のようなダウンスイングができるのか?

 

 ポイントとなるのは両手の運動方向を意識することです。

 

ダウンスイング前半では左右の手は同じ方向に動きます。ほとんどのゴルファーは無意識の内に同じ方向に動かしています。ただし、ダウンスイングの中盤から後半にかけては、左右の手の運動方向は変わってきます。

 

左手は身体に近づくように動く(引きの動き)
右手はボールの方向に動く(押しの動き)

 

ゴルフの竪琴を振っている時は、手の位置が極端に違うので「左手と右手は違う方向に動く」ことが無意識の内にできます。対して、ゴルフクラブを普通にグリップすると、この無意識に出来た動きが出来なくなってしまいやすい。結果、ゴルフクラブを振る時には、ダウンスイングで「左手は下、右手は上」の状態をキープできなくなっているのです。

 

では、どこをどう意識すれば、左右の手の運動方向が正しくなるのか?

 

 

左右の手の運動方向を理解するのに役立つのが、このドリルです。

 

ゴルフの竪琴を振る時、ハーフダウンの位置で止めます。そして、この位置で左右の手はじゃんけんの「パー」の状態にします。左右の手の平だけをあてがうのです。

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これで準備完了。まったく握らない状態から、ヘッドをボールがある位置に振り出すのです。

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手の平をあてがっているだけだと(グリップを握っていないと)、左右の手の平が同じ方向に動くと、クラブが置いてけぼりになります。手だけが動き、クラブはまった動きません。対して、左右の手の真ん中ぐらいに支点をイメージし、「左手の平を引き(左手を身体に引きつけ)、右手の平を押し出す(右手を前に動かす)ようにして下さい。左右の手が逆に動けば、クラブをまったく握っていなくてもクラブヘッドをボール方向に動かせるようになるはずです。

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このドリルはクラブでもできます。両手の間隔を少し空けてグリップしたら、ハーフダウンの位置で、両手の平だけをあてがい、その状態でインパクトの位置までヘッドを振り出すのです。

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実は、この左右の手の動きこそが、「左手を下、右手を上」に保つために必要な動作であり、クラブヘッドをプレーンに沿って動かす極意になるのです。

 

ツアープロは無意識にこれがちゃんとできていますが、調子が悪くなってくると、ツアープロでもダウンスイング後半部分で左右の手が同じ方向に動く時間が少し長くなり、それが原因でインサイドからクラブが下り過ぎて左へのミスが出やすくなっているのです。

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ダウンスイングで、この左右の手の運動方向というはクラブを正しく下ろすために必要不可欠なモーションです。もちろん、手先や腕、上体だけでクラブをコントロールするのは好ましくありません。下半身のリードによってダウンスイングし、下半身の動きに連動させながら、左右の手の運動方向を変えていく必要があります。

 

クラブを握らないで、手の平だけでクラブを支えながら、クラブヘッドをインパクトの位置に持って行く。このドリルをやると、ダウンスイングで右手を上にキープする感覚、そしてプレーンに沿ってヘッドを下ろす感覚を会得できるようになるでしょう~。

 

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