マーク金井blog

2016年07月27日超私的な提案、100y以内の距離感を磨くために本当にやるべき事とは!?

毎週火曜日はGDO試打インプレッション更新日。今回はコブラの最新ドライバーをじっくりレポートしています。そして、火曜日の夜はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア日。ゲストはUSTマミヤの植木さんと、シャフトマイスターの浅谷さん。新しいアッタスパンチのこと、そしてクラブセッティングについてじっくり話を伺いました。加えて、ダブルゲストでキープペダリングのトンプソン智子さんにも出演いただき、今年の全英オープンについて、そしてニューカレドニアのゴルフの魅力について話を伺うことができました。

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ラジオは生放送で90分間。音楽をかけることはめったになく、最初から最後まで喋りっぱなしです。生放送は何が飛び出すか分らないのが面白いですが、同時に、アドリブ力が求められます。「こうすればこうなる」という考え方は一切通用しません。場面場面で正解が異なります。杓子定規な話をしているだけでは、ゲストとの話は盛り上がらないし、聴いているリスナーにも、生放送のライブ感は伝わりません。

 

実は、これはゴルフでも同じです。

 

日曜日に千葉市民ゴルフ場でラウンドセミナーを実施しましたが、ゴルフも場面場面で正解が異なります。その典型的なのが100y以内の距離感です。マーク金井は100y以内を得意にしていますが、それはマニュアルだけに頼らずにプレーしているからです。例えば、100yを打つ場合も、「こうすれば100y飛ぶ」なんていいう決まり事は持ってません。なんとなく、こんな風に打ったら100y飛ぶというのはありますが、あくまで何となくです。何故かと言うと、練習場で何発も続けて打つのと違って、コースで打つ場合はいつも1発勝負。加えて、コースでは、、、

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ボールのライ
 地面の硬さ
 傾斜
 芝の長さ
 風向き
 グリーンの硬さ
 そして、気分(テンション)

 

が異なるからです。例えば、こう打てば100y飛ぶという基準があっても、ラフからだとフライヤーで飛びすぎるのを差し引く必要があります。また、フェアウェイでも地面が固い時はボールが飛びやすく(インパクトでロフトが立ちやすくなるため)なるので、これまた差し引く必要があります。また、気分が高揚していて(テンションが高い)と、ボールは飛び過ぎたりします。

 

マーク金井はほとんど素振りしませんし、構えたらすぐに打ちます。しかし、打つ前には、以上ことを瞬間的にジャッジし、「この状況ならば、100yはこれぐらいで打とう」と決めています。マニュアル通りではなく、いわゆる勘をフルに働かせて、100yを打っているわけです。そして何より、しょっちゅうプレーしている赤羽GCはセカンドが130y以内のホールが多く、100y以内の距離を頻繁に打っているので経験量が豊富です。

 

では、どうすれば勘(距離感)を養えるのか?

 

勘(距離感)を養う一番の近道は実経験を積み重ねることです。

 

練習場の100yの看板めがけてボールを打つのも練習のひとつですが、これには問題が2つあります。ひとつは練習場のボールは普段プレーで使うボールと比べると距離が出ません。また、練習場の100yの看板までの距離は、実測100yよりも短いです。ボールが飛ばないのを見越して、看板までの距離も短くなっています。もうひとつは、コースに出た時は、同じ場所から2発続けて打つことはありません。なので、練習場で同じ場所から同じ距離を何発も打つことは、実践とかけ離れていると言わざるを得ないです。

 

では、どこで実経験を積み重ねればいいのか?

 

 コースで実際にプレーすることが、勘(距離感)を養うことにつながります。もしも、100y以内の距離感に問題を抱えているならば、、、

 

P(100y以内の距離感が悪い)
D(100y以内を打てるショートコースでプレー)
C(実際に打ってみて、距離感がオーバーするのかショートするのかチェック)
A(クラブを変えたり、打ち方を変えて距離をアジャストする)

 

距離感を養うには、ショートコースでプレーすることを強くお勧めします。実際にラウンドして、「この状況ならば、これぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」というのを実際に経験する。そして、プレーする時に大事なことは、打つ前に「このクラブでこれぐらい打てば、これぐらい飛ぶ」という想定をし、実際に打った時に、ショートしたのかオーバーしたのか、それともちょうど良かったのかをチェックする。これが次に100yを打つ時の距離感の目安となります。実際にコースでプレーし、トライアンドエラーを繰り返すことが経験値となり、それが勘(距離感)のベースになるのです。

 

ちなみに、普通のコースでプレーする時は、スタートホールでボールがどれぐらい飛ぶのかをチェックすることも大事です。そして何より、これから打つ距離が実際に何ヤードあるのかを知っておくこと。マーク金井は普段のプレーでスコアをつけることは滅多にありませんが、ボールとピンまでの距離は(特に150y以内)、必ずレーザー式距離計測器、ブッシュネルで距離を測っています。距離をちゃんと測っておくことで、自分が打ったショットが何ヤード飛んでいるのかが分りますし、イメージと実際に飛んだ距離をキャリブレーション(すり合わせ)できます。手前味噌ですが、ブッシュネルを使って距離を計測しながらプレーすることによって、距離感の精度は一気に高くなりました。

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練習場シングルという言葉がありますが、練習場とコースとではシチュエーションがまったく違います。練習場は何発でも続けてボールが打てますし、距離感の精度がそれほど高くなくてもダメージはありません。ボールを遠くに真っ直ぐ飛ばすことが、練習場では良しとされているからです。アプローチの練習をしている人もいますが、その場合も、1球づつ目標を変えている人は多くありません。30yの看板をひたすら狙っている人の方が多く見受けられます。

 

対してコースでは、いつでも1球勝負。セカンドショットやアプローチはボールのライは変わりますし、風の影響もあります。本番の前にリハーサルはできません。打つ前にできるのはライの確認と素振りぐらいです。そして、ナイスショットしても距離を間違えばスコアを崩すことになります。

 

100y以内の距離から確実にグリーンを捕らえることができれば、距離感のいいショットが打てれば、ドライバーや2打目のショットの精度が多少悪くても100は叩きません。90前後のスコアは楽に出ます。対して、ドライバーがプロ並みのショットを打てても、100yからグリーンに乗らないようなショットを打ってしまうと、スコアメイクは途端に難しくなってしまいます。練習しても上手くならない、100が中々切れないと悩む人を見ていると、ドライバーはそこそこ上手く、100y以内でミスをしている人の方が圧倒的に多いです~。

 

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