マーク金井blog

2019年10月22日超私的な観戦記 今年の日本オープン、チャン・キムの勝因は一体どこにあったのか!?

一昨日の日曜日は9ホールの聖地である千葉市民ゴルフ場でプレーしてきました。いつものように担ぎセルフで、クラブは7本縛り。朝から暖かかったこともあり、この時期にも関わらず半ズボンでプレー。初心者でもプレーしやすい配慮がなされた癒やし系のコースということもあり、サクッと18ホール回ることができました。スタッツはこんな感じです、、、、

 

ーーーー○ー○ーー  34
222211122  15(ショット数19)

ーーーーーー△△◎  36
222222331  36(ショット数17)

 

 

今年の日本オープンが開催された古賀GC(福岡県)に比べたら、千葉市民ゴルフ場はこれでもかってぐらいの癒やし系のレイアウト。松林や深いバンカー、砲台グリーンはひとつもありません。針の穴を通すようなショットを打たなくても、アンフォースドエラーをしなけらばいいスコアが出ます。ですが、日曜日のプレーで心がけたことは、徹底的に危険なゾーンを避けること、そして徹底的にフェアウェイキープすること、そして徹底的にピンを狙わないでグリーン中央を狙ってプレーすること。千葉市民ゴルフ場古賀だと思い、これでもかってぐらいセーフティーにプレーしたのです。

 

そしてプレー後は、神田に戻って日本オープンの最終日とワールドカップラグビーをテレビ観戦。日本オープン塩見プロがずっとリードを保ってましたが、13番でバーディーの後に大波乱。誰もが塩見選手の優勝が濃厚だと思ったかと思いますが、終わってみれば、18番でバーディーを決めたチャン・キム選手が通算1オーバーで初の日本オープンのタイトルを手に入れました。2位には堀川未来夢選手が入り増したが、17番と18番のボギーがなんとももったいなかったです。チャン・キム選手、堀川選手、塩見選手の最終日のバックナインのスタッツはこんな感じです。

 

 

チャン・キム選手
ー△○○△△○ー○  34

堀川選手
ー○ーーーーー△△  36

塩見選手
ーーー○□+3ー+3△  43

 

 

塩見選手は13番でバーディーを取ってから途端にトラブルに巻込まれ、残り5ホールでダボ、トリプル、トリプル、ボギーと9オーバー。勝利が見えた途端、古賀の罠にはまってしまいました。その典型だったのが17番のティショットとセカンド。ティショットはいいショットでしたが、グリーンに直接キャリーしたために、ボールは奥の逆目っぽいラフ。そこからロブショットを試みたものの、ダルマ落としでグリーンに届かず、ボールは逆戻り。3打目はダルマ落としを嫌がってインパクトが強くなってグリーンオーバー。4打目でようやくグリーンに乗り、そこから2パットのトリプルです。コースの難易度が半端なく高いことによってミスの連鎖が生まれてしまったわけですが、そのなってしまった根底には「今のスコアを守りたい」「パーで上がりたい」という気持ちから、リスクが高いショットを選択していたと思います。

 

対して、堀川プロは非常に堅実なプレーでダボが絶対に出ないマネジメントをしてました。

 

 

17番では止らないグリーンに対してティショットをレイアップ。18番のセカンドでもフライヤーが絶対出ないショットを打ってます。ダボを打たないという意味では、非常にクレバーな戦略だったお思いますが、勝負の流れに影響したのがリーダーボードです。17番グリーンのわきにリーダーボードがあり、17番を終わった時点で塩見選手が大崩れしたのを知り。自分がいつのまにかトップに立っていることを知ってしまったのです。

 

 

 

 超私的なことを言わせてもらうと、リーダーボードが勝負のあやになった!!!!!

 

 

トップに立ったわけですから、その座から落ちたくはありません。そうなると手堅いプレーすると同時に守りに入る気持ちも芽生えます。結果、17番のパーパットは打ち切れずボギー、18番のセカンド、そして3打目は安全策を取って(オーバーを避けるため)、ショートしています。18番のパーパットは2~3mの距離でしたが、これが外れて、プレーオフの権利を逃しました。

 

 

 

対して、チャン・キム選手は最後まで守る立場ではなく追いかける立場。自分がスコアを伸さない限り、優勝には届きません。17番は持ち前のパワーを活かしてワンオン、そして18番ではティショットをフェアウェイキープ、セカンドをピン手前6mぐらいにちゃんと乗せ、それをきっちり打ってバーディーフィニッシュ。本人はこの時点でも自分がトップに立ったことを知らなかったと思います。なぜならチャン・キム選手が17番をプレーしてた時点では、グリーンわきのリーダーボードには塩見選手が崩れたことが反映されていなかったからです。

 

 

ゴルフに限らず、勝負事にはいろんな「あや」「流れ」「潮目」というのがありますが、今年の日本オープンに関して言えば、17番グリーンわきのリーダーボードが勝負の鍵を握っていたのではないかと超私的に思います~。

 

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カテゴリー 超私的な観戦記

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