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2020年01月15日超私的な考察 ゴルフスイングにおける「遠心力」とはどんな力なのか!?

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3連休の最終日、月曜日は神田のスタジオでセミナーを開催しました。前半はゴルフスイングに求められる「遠心力」がテーマで、後半は正しいスイング軌道に求められる「オンプレーン」をテーマにしたNEOオンプレーンセミナーを実施しました。後半のセミナーはカメラが入っていますので、近々、YouTubeで公開致します。

 

どちらのセミナーともゴルフスイングを構築する上で必要不可欠な動作についてレクチャーしていますが、遠心力セミナーで一番時間を割いて説明したのが、、、、

 

 

 遠心力とはいったいどんな力なのか?
 遠心力が働いた状態とはどんな状態なのか?
 実際に遠心力を感じた経験があるならば、その時に経験した感覚はどんなものか?

 

 

「遠心力」についてスマホでググってみると、

 

Wikipediaの冒頭はこんな感じです、、、、

 

遠心力は、慣性系に対して回転している回転座標軸径において作用する慣性力の一つである。慣性系において回転運動をしている物体には、何らかの力が向心力として働いている
(以上、Wikipediaから引用)

 

うーん、まったくもってイメージが分りません。遠心力というのは言葉で説明するとかなり難解ですが、感じることはできます。

 

 

昭和の時代の公園とかに置かれていた遊具のひとつに地球儀みたいな形でクルクル回るのがありました。これに乗ってグルグル回してもらうと自分は外に外に放り出されそうな力が働くことを感じ取れます。他では、ある程度スピードを出してクルマに乗っているとクルマも身体も外に外に放り出されそうな力が働きます。遊園地にある空中ブランコにのった時もしかりで、グルグル回りだすと乗っている人は外に外に放り出される力が働いているのを感じ取れます。

 

 

回転運動をしている外側に自分がいて、そして外に外に働いく力を感じた時、この感じた力が遠心力ではないかと思っていますが、超私的なことを付け加えると、遠心力とは、

 

 円の外に外に放り出されそうな力が働いているが、実際は外に放り出されない。外に放り出されそうな力を感じながらも、実際は外に放り出されないで回転して元の位置に戻っている。これが遠心力(向心力)正しく働いている状態ではないかと思っています。

 

ゴルフスイングで遠心力というと、円運動の外に放り出される力だと思っている人が少なからずいますが、外に放り出される力だけを意識すると、クラブヘッドは正しい円運動になりません。インサイド・アウトの軌道になってしまいます。加えて、外に放り出される(外に放り出す)のが円運動だと思ってしまうと、インパクトゾーンで体の回転が止りやすくなります。体の回転が止ると、チーピンや引っかけのミス、そしてアマチュアゴルファーが一番忌み嫌うシャンクも出やすくなるのです。

 

 

月曜日(1月13日)に開催した遠心力セミナーでは、遠心力を出すためにゴルファーがやるべき動作について詳しくレクチャーしています。遠心力を出すために必要なこと、それはヘッドを支配するのではなくグリップの動きを支配することです。

 

 

インパクトゾーンでグリップの動きを止めないで、グリップを丸く動かすことがヘッドを丸く動かすことにつながり、遠心力を正しく発生させることにつながるのです。そして、正しく遠心力が働くと、インパクトゾーンでヘッドが手元を追い越さないイメージでスイングしても、実際はインパクト直後にタイミング良くヘッドは手元を追い越すようになり、ヘッドスピードを効率良く上げていけます。

 

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カテゴリー スイング、ゴルフ練習法, 未分類, 超私的な考察

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