マーク金井blog

2023年07月05日ゴルフの上達に欠かせない「道具」の話  第13回「パターと同じである利点」

 

最近、プロにパッティング上達についてアドバイスをいただき、毎日、寸暇を惜しんで真面目に取り組んでいる。それをSNSで報告したら、誰かが“マークさんみたいですね”とコメントをくれたが、確かにマーク金井は毎夜、神田のスタジオでスポンジボールを打ったり、フレループを振ったりしている……。継続にかけては右に出る者なしだ。

 

 

 

「継続して課題に取り組むことには、目指す動きを覚えるという大切な意味があります。そして、定点カメラで動きを動画に収め客観的に見ることで、間違った動きにも気づくことができるのです」(マーク金井)

 

 

 

今更ながら、その言葉の意味を実感している、ここ数週間だ。そして何より継続の「結果」が目に見えてくると、ますます練習が楽しくなってくる。今日もまたやろう!と思えることにも気がついた。

 

 

 

前置きが長くなったが、今回はパッティング上達に一生懸命に取り組んでいるからこそ、気がつけたことについて書いてみたい。ラウンド中に最も多く使うクラブがパターであるのはご承知の通りだ。ドライバーを使わないホールはあっても、パッティングをしないホールは一つもない(奇跡のチップインがあった時は除き)。しかも、常に1パットで凌げる訳ではない。

 

 

それなのに何でパッティングの上達に対して関心を持ってこなかったのかな?というのが、恥ずかしながら最初の“気づき”である(笑)

 

 

 

そして、2点目。パッティング練習でこれまでにない、良い感覚が掴めてくると「R25ランニングウェッジ」(赤羽ウェッジ)でアプローチしてみたくなる、それも気づきである。なぜならば「R25」はパターのように構えて、使えることをコンセプトにしているからだ。

 

 

今、パッティング練習で取り組んでいることと同じことをすればいい。ここが一般的なウェッジやアイアンのようなカタチの“チッパー”とはまったく違うところ。パターと同じように打てばいい、グリーン周りでそう思えることが非常に大切で、他のクラブにはない大きな安心材料なのだ。パッティングに自信がついてくれば、「R25」でのアプローチも格段に良くなってくる。

 

 

 

これが今回、最もお伝えしたかった筆者の“気づき”である(笑)

 

 

 

少し言いにくい“気づき”も一つ。それはパッティングのコツが掴めていない状態「R25」を手にしても、いきなり寄せが決まるようになるわけがないということだ。パッティングはスコアの要だ。常に一生懸命に、継続して上達するように練習することで打数も減らせるし、「R25」のメリットももっと引き出せるようになる。

 

 

 

道具をとっかえひっかえしても夢のような効果は得られないだろう。たとえ、リッキー・ファウラーと同じモデルを手にしたとしても……。

 

 

 

パットに形なしと言われるから自己流でやってきたが、やはり一回くらいはちゃんと教わ
るべき。ゴルフを始めて30年以上経ち、ようやくそのことに気がついた。

 

 

(書き手/高梨祥明)


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